入信及び洗脳の経緯とは? わかりやすく解説

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入信及び洗脳の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 06:25 UTC 版)

土谷正実」の記事における「入信及び洗脳の経緯」の解説

1989年2月同乗していた車が交通事故起こして鞭打ち症患い医師勧め水戸市内のヨーガ教室通いはじめる。同年4月22日友人から麻原彰晃説法会に誘われた。説法遅刻して聞き損ねたが、科学に詳しい村井秀夫関心抱いて村井勧め従い同日世田谷道場訪れた。「ここなら本格的なヨーガ修行ができる」と、宗教団体との認識持たず入信深夜から開催された「超能力セミナー」に参加したところ、日頃徹夜して研究に励むなど意思強さ体力には自信があったのに修行について行けず、か弱そうな女性信徒楽々こなしているのを見て驚いた蓮華座組みダルドリー・シッディ座禅ジャンプ)を体験した教団指導通りヨーガ練習すると、中学生のときから患っていた椎間板ヘルニア快癒したうえ神秘体験をするようになった8月水戸支部長岐部哲也指導による激し修行後、頭頂肉髻にっけい)ができた。図書館調べたところ肉髻仏教経典にも記載があったので、それまでの「オウムヨーガ教室」という見方改め初め麻原彰晃著作読んでみたところ大い感銘受けたこの頃オウム入信電話母親報告。「オウムには、1日20時間自分好きな研究ができるところがある。がんもエイズ治る」と話した母親は、2リットル塩水を鼻から入れて口から出したり、麻紐を鼻から口に通したりする修行をしていると聞き、心配で脱会するように説得したが叶わず、「他人絶対勧誘しないこと」、「毎月実家帰ること」、「修士はとること」と約束を交わす。 9月入り岐部から出家促される母親との縁を絶てずに断った11月坂本堤弁護士一家行方不明事件知りオウム関与疑ったが「国家権力陰謀だ」と言われ以降1995年逮捕されるまで長期渡って信じ続ける。大学院仲間プライドの高さや妬み嫌悪感を抱く一方で、「オウム水戸道場の人たちは優しく純情なので行くとホッとする」とのめり込んでいく。 1990年4月博士課程進学したが、6月から研究室に通わなくなった教団雑誌マハーヤーナ掲載信徒宗教体験読み自分体験低レベルであると思って、より次元の高い宗教体験求め修行専念し始めた両親知らせず引っ越し実家に帰らなくなる。世田谷道場水戸支部通い詰め高額オウム教購入セミナー参加費支払いにより教団への借金がかさむ。「1日1食、睡眠3時間」の教義実行しながら車を運転して交通事故頻発し、その処理のためにアルバイト先の学習塾生徒の親からお金借りるようになる学習塾家庭教師警備会社豆腐屋と朝から晩までアルバイト明け暮れて得た50万円近いバイト代を全額教団注ぎ込み正常な思考能力徐々に失って行った1990年10月、シークレットヨーガ(個人面談)で初め麻原対面。「尊師が空であり、海であり、太陽である」と感じ尊敬対象実父から麻原彰晃へとうつっていった。1991年1月5日富士山総本部道場での「狂気の集中修行」に参加厳し修行バテてしまい、周り出家信者寝食制限を受けながら成就目指し修行している姿を見て自分には厳し出家生活は到底無理だ」と考えていた。

※この「入信及び洗脳の経緯」の解説は、「土谷正実」の解説の一部です。
「入信及び洗脳の経緯」を含む「土谷正実」の記事については、「土谷正実」の概要を参照ください。

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