入信・出家の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 17:13 UTC 版)
1988年2月、書店で手に取った麻原彰晃の著書『マハーヤーナ・スートラ』をその日のうちに読破し感銘を受ける。「何よりも興味を持ったのは、著者自身がそこに書かれていることの体験者だということ。経験できないものは、どんなに素晴らしいことが書かれていても意味がない」「父親が公務員ということもあり、育った家庭環境から、宗教への偏見があったような気がする」、横山はそれまで宗教に対して、良い印象を持っていなかったが麻原の著書を読んでその偏見がひっくり返った。翌日にはオウム本を大量に購入し、「本屋でオウムの本を見た。俺にはあれだ」と、『マハーヤーナ・スートラ』を読んでから僅か1週間後に世田谷区赤堤の東京本部へ行き入信する。1989年2月には、会社の同僚に「真理を追究することに、自己の生きる価値があると感じたから」「私は(教団内で)偉くなりたい。それには土・日だけの修行では足りない」と語り、25歳で退職した。 1989年5月15日、オウム真理教に出家。家族には「人類を救うために」と話したが、納得してもらえなかったことから「話し合っても仕方ない」と、親子の縁を切った。
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