予測されている主な事象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:09 UTC 版)
「南関東直下地震」の記事における「予測されている主な事象」の解説
仮設住宅の建設費(最大3兆円)、維持費。 水門破壊によるゼロメートル地帯への浸水。 持病の悪化、寒さ暑さ、感染症の流行、エコノミークラス症候群、水分や食物の欠乏、アスベストの飛散などの関連した病気による被害。 長周期地震動による高層建築物へのダメージ。 建物の崩壊による死亡・負傷の一部。 エレベーターの停止に伴う閉じ込め。 高層ビルの高層階にいる多くの人が大怪我、又は孤立する。 高層ビルから看板や割れたガラスが路上に大量に落下する。 繁華街や住宅街での治安の悪化。 東京証券取引所、商品取引所、東京工業品取引所、為替・手形決済システム、銀行間取引システムの取引停止・株価暴落、通貨下落、倒産などの金融市場への影響。 輸出の減少による外貨獲得不足、経常収支赤字、諸外国へのODAや国連分担金などの不足、日本が供給する部品に頼る世界産業の不振、有効需要の喪失による全世界的不況、世界情勢の不安定化。 消費者心理の変化による需要の衰退(阪神・淡路大震災時に例あり)。 インターネットの通信交換所(ハブ、IX、ISP、DCなど)の被災による損害。 サプライチェーンの分断による被害。 人が集まる場所でのデマやパニック。 余震の発生や大量の降雨による二次災害の発生。 行政・情報の麻痺による首都機能の停止。 電気・水などのライフラインが止まる。 東京湾沿岸全域に津波や液状化現象などの被害が出る。 地盤の変形でレールが曲がり、電車が脱線する。また正面衝突。 電車進入時に多くの人が駅の線路に落下する。 深層崩壊。 地下鉄の軟弱な地盤を走る区間におけるトンネルの崩壊。 地下鉄駅の天井が崩落し、道路が陥没する。 揺れで車が横転し、大規模な衝突事故が各所で起きる。道路、特に高速道路における衝突・横転・火災事故。 火災地の密集による火災旋風(炎の竜巻)の発生。(関東大震災で死亡例あり。) 東京湾炎上による発送電停止、航路閉鎖と有毒ガス、火災、通信網破壊。 各地(住宅地を含む)に散在するガスタンク、石油タンクなどによる火災と有毒ガス。 避難者が炎に囲まれて脱出できない場合。
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