中国寄合会(中国地方)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 08:39 UTC 版)
「うちのトコでは」の記事における「中国寄合会(中国地方)」の解説
鳥取県 9歳。身長124cm。旧名は「因幡(因州)」「伯耆」。 中国地方の良心。コツコツ働く健気なタイプ。大人しく消極的で気弱で決して自己主張はしない。他の人から一歩引いた人物。見た目に反して精神年齢は結構高い。極度に驚くと頭が割れてウサギ(因幡の白兎)が飛び出す。カレー好き。島根や但馬、沖縄とは仲が良い。一方で愛知には何かと心配されており、千葉からは二十世紀梨繋がりで弟扱いされている。 沖縄へ新年会で訪れた際は、穏やかで明るい気候下だったためか、但馬と同様ハイテンションな性格に変わっていた。 島根県 20歳。身長170cm。旧名は「出雲」「石見」「隠岐」。 中国地方の「影の総帥」。大人しく無口で、穏やかで、勤勉者。ほとんど無表情で、島根の喜怒哀楽が分かるのは岡山以外の中国勢のみである。お人よしで騙されやすい性格で、後で怒り出すタイプだが、実は各都道府県でもトップクラスに怖い存在で、怒ると長い髪がヤマタノオロチのように変化する。 得意技は縁結び。他に呪いと祟りも得意だが、常識人のため脅すだけで実行する事はない。よその地域の客には愛想良くするが身内への応対は雑。「受け継いでいく宝」によると、岡山と福岡は客、広島と山口は身内である。国譲りには納得していない。意外と酒豪である(人口当たりの酒屋数が日本一)。「受け継いでいく宝」では主人公。 1巻の初版では全キャラが登場するはずのカバー裏に島根だけがいなかったため、2巻以降は島根がカバー裏にメイン扱いで描かれるのが恒例となっている。 岡山県 18歳。身長170cm。旧名は「備前」「備中」「美作」。 中国地方の(危ない)戦略家。いつもメガネをかけて学生服を着ている(学生服生産量日本一)。人当たりが良く打算的な性格。ポーカーフェイスでソツなく抜け目ないが、センスが微妙で時々やる事が間抜け。表立ってキレる事はないが、執念深いタイプ。広島はライバルだが、広島は特に相手にしていない。いったん暴走すると周囲がヒく程の(的外れな)行動力を見せつけ、香川に大慌てで修正される。香川とは現在において瀬戸大橋や宇高航路などを共有するため兄妹のように仲良しだが、受験関連ではライバルが増加するために仲が悪い。行動力がある上に通勤圏内であり、さらに放送が共有されているため、頻繁に香川まで遊びにやってくる。自県に特定の企業の出店がない事に関しては、香川側に出店されていれば、不便だとは全く感じていない。広島が中国地方のリーダーとしてイニシアチブをとり、これに逆らえないと感じると香川と組んで四国の中に入ろうとしたり、播磨に家出しようとしたりする。基本的に広島と香川、播磨には方言、それ以外には標準語(敬語)で話す(まれに他のキャラにも方言で喋ることもある)。「夢の架け橋」・「受け継いでいく宝」・「地方病とのたたかい」では主要サブキャラとして登場している。 広島県 23歳。身長173cm。旧名は「安芸(芸州)」「備後」。 中国地方の親分。熱血漢だがクール、新し物好きだが保守的で常識人で世話好きの親分肌。熱しやすく冷めやすい性格で、頭が良い割りに後先考えずに行動するタイプ。負けず嫌いで売られた喧嘩は「常に高価買取中」。広島東洋カープの大ファンで、全ての地元局でカープの優勝パレードの中継をしたり、カープの試合終了を駅の業務連絡に取り入れたり、好きな選手が黒田博樹だったりとカープ愛が強い。故にカープの試合が無い冬は元気がなくなる(カープロス)。「お好み焼き=広島のもの」であるため関西風のお好み焼きを否定しており、「広島風お好み焼き」「広島焼き」「モダン焼き」という言葉も認めていない。運転は荒いが上手い。中国地方全体を自分の庭だと思っている(瀬戸内地方や中四国地方も自分の庭だと思う事もある)。故に山口が九州に加わるのは勿論、仲良く接する事も「関西風」が付くものを食べる事も認めていない(福岡が中国地方に加わるのは認めている)。愛媛を気に入り可愛がっているため、愛媛の頼みは断れない。本人は意識していないが方言が怖い上、誤解されやすい。奈良と同様鹿の扱いに慣れているが、鹿入りの料理は、奈良と違い食べられる。岡山同様に「夢の架け橋」・「受け継いでいく宝」・「地方病とのたたかい」では主要サブキャラとして登場している。 山口県 20歳。身長168cm。旧名は「長門(長州)」「周防」。 中国地方の戦闘(実戦)部隊。理屈っぽく議論好きだが、理屈が通らない怪談話などは苦手である。墓場での肝試しは「墓場ということは供養されている。故に化けて出るはずが無い」と平気。努力家で徹底的なリアリストで「目的のためなら手段を問わない」ある意味自己中心的。理想主義で結束力や組織力は高い。吉田松陰を「松陰先生」と呼ぶなど薩長土肥の一県であることを誇りに持っているため、日本という国の礎になれば自分はどういう扱いでも構わないと考えている。広島や福岡とは仲が良い。ときどき島根に(島根の勘違いで)脅される。自身の県の位置は「福岡の隣」としていたが、広島に怒られてからは「本州の西の端」と表現するようになった。 サイト内収録の「朝敵伊予松山藩征伐日誌」ではサブキャラでありながらも主人公に近いポジションを獲得している。
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