ワールドカップの年と韓国シリーズとは? わかりやすく解説

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ワールドカップの年と韓国シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:19 UTC 版)

LGツインズ」の記事における「ワールドカップの年と韓国シリーズ」の解説

このチームLG買収され90年からFIFAワールドカップの年には必ず韓国シリーズ進出するというジンクスがあった。また、前身MBC青龍時代ワールドカップの年はシリーズまでは行かなくとも、必ずAクラスには入っていて、比較的に相性見せていた。 1990年MBCからLG買収された同球団だが、それまで低迷続きMBCとしての最後の年である89年シーズン最後に4連勝してロッテ0.5ゲーム差抜いて辛うじて最下位免れた90年白仁天監督迎えたものの、6位であった戦力大きな補強見当たらず、当然としてシーズン前評判決し高くなかったLGとして迎えた初めてのシーズンである90年開幕戦落として、ほぼ2ヶ月間は最下位低迷した。 しかし、同年6月の上旬から8連勝をあげてからは、文炳(ムン・ビョングォン)、金兌源キム・テウォン)などの若手投手台頭それまで抑えだった金龍洙先発だった鄭三欽配置転換功を奏し勢い乗ったまま、シーズンの終わりまで上位維持レギュラーシーズン最終戦OBベアース戦でこの年新人王金東洙(キム・ドンス)のサヨナラホームランペナントレースを1位で通過1983年以来7年ぶりの韓国シリーズ進出確定した韓国シリーズでは、ポストシーズンでビングレ、ヘテ連破してあがってきた三星ライオンズを4勝0敗のストレート初優勝決めたその後初め経験する優勝後遺症モチベーション低下主力選手故障などが重なって1991年1992年はふたたび定位置Bクラス復帰1993年再び戦力回復夏場までシーズン1位の座を巡ってヘテ・タイガース熾烈なペナントレース繰り広げたものの9月から失速結局シーズンを4位で終え準プレイオフでは3位OBベアーズ退いたものの、プレイオフ三星ライオンズ敗退した。そこで、チームシーズン終わってチームの顔で「ミスターLG」とまで呼ばれた中心打者金尚勲ヘテ韓大化交換する大型トレード敢行した。 こういう経緯もあって次のワールドカップの年である94年シーズン開幕前の評判高くなくダークホース程度評判であった。しかし、この年メジャーリーグ式の選手自律性尊重投手分業システム主張してきた李廣監督野球定着。それに柳志炫金宰炫、徐溶彬の3人の新人1,2,3番座ってそろって新人王級の活躍見せると、その3人をトレード入った4番韓大化勝負強いバッティングホーム帰す攻撃パターン、それに主軸投手たちの復調もあって、シーズン序盤から首位走りこの年シーズンを1位で通過4年ぶりのシリーズ進出決めると、またプレイオフハンファ・イーグルスを3勝0敗で下してあがったシリーズ初出場太平洋ドルフィンズを4勝0敗で下して2度目優勝を飾る。 その次のワールドカップの年の98年は、前の年韓国シリーズ進出したにもかかわらずペナントレースを僅か貯金1という成績3位通過ポストシーズン準プレイオフから始めるはめになった。ここでシーズン4位のOBベアースを下してプレイオフでは2位三星ライオンズ破りワールドカップ年のシリーズ進出決めた。しかし、この年圧倒的な戦力誇っていた現代ユニコーズの前に2勝4敗で敗退したその後3年間は不振続き、特に01年はシーズン始めから35試合で9勝26敗という球団史最悪スタートを切り、前の年から采配能力疑われ李光殷監督5月途中で解任し、Bクラスチームの再建実績があった金星根ヘッドコーチ監督昇格させ、6位でシーズン終わった2002年前評判芳しくなく、前半戦Bクラス低迷していた。しかし、チームオールスター明けから快進撃開始シーズンが終わると前年チャンピオン斗山ベアース抜き、4位で準プレイオフ進出確保。そこから、準プレイオフでは現代ユニコーンズを2勝0敗で撃破プレイオフでは名門再建掲げシーズン前から大量戦力補強行ってシーズン2位通過した起亜タイガース最終戦持ち込む熱闘の末に3勝2敗で制圧、またこの年韓国シリーズ進出決めた。しかし、この年シリーズでは圧倒的な戦力差を克服できず三星ライオンズ前に2勝4敗で敗退、同球団初の韓国シリーズ優勝献上したその後金星根監督新しく就任した球団社長との軋轢解任されチームは、その後3年連続6位という成績監督交代を巡る球団フロント失政重なって低迷していた。 そんな中迎えた次のワールドカップの年の2006年は、前の年も例に倣って、このチームがまた前年不振振り払ってまた奇跡的な巻き返し見せられる注目されたが、2006年シーズン開幕から最下位低迷し6月には李順喆監督シーズン途中ながら成績不振責任取り辞任韓国シリーズ進出どころか球団史初めての最下位沈み、このジンクス途切れた前年2005年まで韓国プロ野球では発足以来年間通じて最下位経験していない球団三星ライオンズ、とLGツインズ2球団だけだった)。

※この「ワールドカップの年と韓国シリーズ」の解説は、「LGツインズ」の解説の一部です。
「ワールドカップの年と韓国シリーズ」を含む「LGツインズ」の記事については、「LGツインズ」の概要を参照ください。

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