ワールドカップへの道程とは? わかりやすく解説

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ワールドカップへの道程

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:34 UTC 版)

アジアサッカー連盟」の記事における「ワールドカップへの道程」の解説

FIFAワールドカップ大会及び各大陸予選も、FIFA主催であるが、現在では各大陸予選運営に関しては、各地域連盟任されている。ところが、以前アジア予選では違っていた。例えば、1994年アメリカ大会アジア予選では、FIFAW杯組織委員会検討決定したが、AFC単なるオブザーバーとして会議出席したけだったアジア予選大会運営FIFAが総責任者FIFA副会長のコロスコフ(ロシア)を就任させるなど人を送り込んでFIFA直接行いAFCはその下働き徹したそれまで予選ではその予選地域連盟審判起用されていたが、アメリカ大会アジア最終予選審判は、全13名ともヨーロッパ人指名され、さらにW杯五輪経験があるトップクラス審判はわずか2名であった現在のアジア予選では、AFC検討決定したものを、FIFAW杯組織委員会承認している。AFC予選では、AFC所属審判起用されている(2003年から国際Aマッチデー制度始まり予選が同じ日に世界中で行われるようになったため、現在では以前のように地域連盟予選審判はその地域連盟審判務めようになった)。 もともとAFC加盟国地理的範囲極めて広大であったことに加え出場国数が漸増してきたこと、しばしば政情不安や国家間紛争起きたこともあり、予選の方式大会ごとに変更されてきており、ホーム・アンド・アウェー方式以外にも集中開催方式(1国で集中開催)やダブルセントラル方式開催期間2つ分け2国で開催)が用いられ時期もある。 FIFAワールドカップ・アジア予選の方式出場枠のかっこ内は開催国枠大会参加チーム出場枠1次予選2次予選3次予選最終予選地区プレーオフ大陸プレーオフ1986年メキシコ大会予選 27チーム 2 H&A - H&A - 1990年イタリア大会予選 26チーム 2 H&A・WC - C - 1994年アメリカ大会予選 30チーム 2 WC - C - 1998年フランス大会予選 36チーム 3.5 H&AC・WC - H&A C H&A 2002年日韓大会予選 40チーム 2.5(+2) H&AC・WC - H&A 2006年ドイツ大会予選 39チーム 4.5 H&A - H&A 2010年南アフリカ大会予選 43チーム 4.5 H&A 2014年ブラジル大会予選 43チーム 4.5 H&A 2018年ロシア大会予選 46チーム 4.5 H&A - H&A 2022年カタール大会予選 46チーム 4.5(+1) H&A - H&A 1998年アジア予選以降は、最終予選直接出場出来の他にも、大陸プレーオフホーム・アンド・アウェー方式)に勝利した上で出場できる与えれている。 大陸プレーオフAFCからの出場チーム対戦結果1998年以降アジア予選AFCからの出場チーム対戦相手対戦結果第1戦第2戦合計1998 イランオーストラリア (オセアニア予選1位) 1 - 1 (H) 2 - 2 (A) 3 - 3 (a) 2002 イラン アイルランド○ (ヨーロッパ予選各組2位チームのうち成績最上位) 0 - 2 (A) 1 - 0 (H) 1 - 2 2006 バーレーン トリニダード・トバゴ○ (北中米カリブ海予選4位) 1 - 1 (A) 0 - 1 (H) 1 - 2 2010 バーレーン ニュージーランド○ (オセアニア予選1位) 0 - 0 (H) 0 - 1 (A) 0 - 1 2014 ヨルダン ウルグアイ○ (南米予選5位) 0 - 5 (H) 0 - 0 (A) 0 - 5 2018 オーストラリアホンジュラス (北中米カリブ海予選4位) 0 - 0 (A) 3 - 1 (H) 3 - 1 2022 未定 ペルー(南米予選5位) - 凡例:○が勝者(H)AFCチームホームゲーム(A)AFCチームアウェーゲーム2022年カタール大会予選に関しては、アジアは4か国の出場枠開催国枠であるカタール加え、1か国のプレーオフがあり(いわゆる4.5)、以下の予選方式採用している。 予選には46チーム参加2019年4月FIFAランキングを基にシード順位決定FIFAランキング下位12チーム1次予選から参加上位34チーム1次予選免除され2次予選から参加する2022 FIFAワールドカップ・アジア予選#出場チーム参照)。1次予選2次予選AFCアジアカップ2023 1次予選2次予選共有する1次予選AFCアジアカップ2023 1次予選兼ね12チームが6カード分かれそれぞれホーム・アンド・アウェーで2試合行い勝者6チーム2022 ワールドカップアジア2次予選並びにAFCアジアカップ2023 2次予選進出2次予選AFCアジアカップ2023 2次予選兼ね40チーム1次予選突破の6チーム+1予選のみ免除34チーム)が8つグループ分かれグループH北朝鮮予選中に出場辞退したため4チーム、他の7グループは5チーム)、1次予選同様それぞれホーム・アンド・アウェーで2試合行い、各組1位のチームと、各組2位チームのうち成績上位4チーム合計12チーム)はワールドカップ最終予選進出するとともにアジアカップ2023への出場獲得。ただし、本大会開催国として既に出場獲得しているカタールグループ1位または各組2位のうち成績上位4チーム入った場合その分繰り上がりとなり、各組2位チーム成績第5位のチームが代わってワールドカップ最終予選進出する。各組2位のうち成績下位3チームおよび各組3位・4位、各組5位チームのうち成績上位3チーム (計22チーム)はAFCアジアカップ2023予選3次予選進出。各組5位チームのうち成績下位4チームAFCアジアカップ2023予選プレーオフ進出する最終予選12チームを6チームずつ2つグループ分け、各組でホーム・アンド・アウェー総当たり方式リーグ戦を行う。各組上位2チームが本大会出場獲得。 また最終予選各グループ3位チーム中立地(カタール)で1試合勝負プレーオフ行い、この勝者アジア5位国として南米予選5位チームとの大陸プレーオフ出場。これも勝てば大会出場獲得

※この「ワールドカップへの道程」の解説は、「アジアサッカー連盟」の解説の一部です。
「ワールドカップへの道程」を含む「アジアサッカー連盟」の記事については、「アジアサッカー連盟」の概要を参照ください。

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