球団フロント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 23:55 UTC 版)
岡田三郎 エンゼルスのオーナー企業であるオリンピック建設の社長。 広岡の監督就任前までは選手達をひたすら甘やかすだけであったが、それがチームを駄目にしていることを広岡に何度も指摘され、彼自身の意識も変わることとなる。 野球に関しては広岡に窘められることが多いが、実業家としての手腕は一流で、独自の情報網と裏社会にも通ずるような組織を要してチームの危機を救う活躍も見せる。 副社長 オリンピック建設経理担当の副社長。姓名とも作中に出ていない。社長の岡田とは大学時代からのつきあい。 エンゼルスについては岡田に散々厭みを言うほど否定的でいたが、チームが強くなり観客動員が増えると何も言わなくなった。 オリンピック建設にはこの副社長の他、もう一人副社長がおり、独創的な岡田と現実的な彼ら二人の組み合わせが、オリンピック建設を繁栄させている。 佐々木 球団社長。岡田や選手のキレ具合にすぐおろおろしてしまう素振りを見せる、割と弱気な人物。 西尾藤子 オリンピック建設の社長秘書。名の読みは「とうこ」。広岡のファンであることを本人の前で明言している。岡田にお尻を触られるなど、しばしセクハラを受けているが、大人の態度で許容している(ちなみに当時セクハラという言葉は浸透していない)。 酒寄 エンゼルスの一軍総務。選手の契約更改を担当。広岡の意をある程度酌んでいたようで、冷徹な年俸査定を淡々と進めた。
※この「球団フロント」の解説は、「監督 (小説)」の解説の一部です。
「球団フロント」を含む「監督 (小説)」の記事については、「監督 (小説)」の概要を参照ください。
- 球団フロントのページへのリンク