北海道に移転後の日本ハム主催試合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:06 UTC 版)
「札幌市円山球場」の記事における「北海道に移転後の日本ハム主催試合」の解説
2000年(平成12年)を最後に円山でのプロ野球一軍公式戦の開催はなくなったが、2004年(平成16年)10月、北海道日本ハムファイターズ監督のトレイ・ヒルマンが高校野球の公式戦を視察に来た折、円山球場が翌年開場70周年を迎える事を関係者から聞き付け「私たちも何かお手伝いしたい」と、球場と球団フロントに公式戦の開催を強く要望。これが実って2005年(平成17年)5月28日、開場70周年記念試合としてセ・パ交流戦・北海道日本ハムファイターズ対ヤクルトスワローズ5回戦が開催された。実に5年ぶりの円山球場での公式戦、しかもフランチャイズのファイターズと、地元(北海道留萌市)出身の若松勉が監督として指揮を執るスワローズとの対戦カードとあって、当日は22,526人の観衆が詰め掛けた。日本ハム球団もかつて使用していた青い縦縞のユニフォームを復刻し、試合前練習用のウェアとして使用するなど粋な計らいを用意。試合は13-5でヤクルトが大勝した。 円山での公式戦はファンからも概ね好評で、球団はその後も円山で定期的に公式戦を開催すべく検討を進めた結果、2007年(平成19年)5月26日に公式戦を1試合開催することを決めた。カードは前回と同じセ・パ交流戦の対東京ヤクルトスワローズ戦。試合はかつてヤクルトに在籍していた稲葉篤紀の決勝タイムリーなどで6-4と日本ハムが勝利した。 2009年(平成21年)6月10日(水曜日)に開催された対横浜ベイスターズ3回戦は、セ・パ交流戦では初の平日デーゲームとなった。日本ハムは多くの動員数が見込める札幌ドームでの試合を週末に集中して開催したい意向を持っており、また主婦層や未就学児など普段ナイトゲームを観戦できない客層の開拓を狙って、敢えて平日に開催した。当日は強風に見舞われたが、それでも観客数は10,977人を記録するなどスタンドは盛況を見せた。試合は5-3で日本ハムが勝利した。 2013年(平成25年)8月25日にイースタン・リーグ公式戦・対横浜DeNAベイスターズ戦が開催され、試合は7-10でDeNAが勝利した。
※この「北海道に移転後の日本ハム主催試合」の解説は、「札幌市円山球場」の解説の一部です。
「北海道に移転後の日本ハム主催試合」を含む「札幌市円山球場」の記事については、「札幌市円山球場」の概要を参照ください。
- 北海道に移転後の日本ハム主催試合のページへのリンク