選手、エクスポズ、マーリンズGM補佐時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 06:17 UTC 版)
「フランク・レン」の記事における「選手、エクスポズ、マーリンズGM補佐時代」の解説
1977年にモントリオール・エクスポズ(現:ワシントン・ナショナルズ)に外野手として入団。俊足の外野手として期待されたが、打撃が不振でAA級止まりで1987年に現役を引退した。 引退後、エクスポズにスカウトとしてフロント入り。1988年に31歳の若さで就任し、後にフロリダ・マーリンズ、デトロイト・タイガースでGMを務めるデーブ・ドンブロウスキーの元でGM補佐に就任。育成部長、スカウト部長を経験していないレンにとっては意外な大抜擢だった。その後、1993年に新規参入したチームマーリンズの初代GMにドンブロウスキー、GM補佐にレンと当時球団フロント陣としては異例の若手2人体制で注目される。拡張ドラフトでは常に他球団の主力を多く集め、西武ライオンズで主砲だったオレステス・デストラーデを獲得。常に主力を狙う視線はニューヨーク・ヤンキース並みと評されるなど新球団なのに金は大丈夫かと心配される声もあったが、新設年度はナショナルリーグ東部地区で7チーム中6位だった。 1994年は予算を縮小を余儀なくされ主力を補強できず地区が再編されて5チームになったリーグはストライキもあって最下位に終わった。 翌年からは順位を上げていき、オーナーのウェイン・ハイゼンガー(英語版)(レンタルビデオチェーン経営)が「金のことは考えるな」の大号令のもと、徹底的な補強路線にシフト。弱小球団はもちろん、強豪チームからもトレード、FAで主力を補強し補強市場を荒らす好補強につながり、1997年のワールドシリーズを制覇した。
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