球団との確執とは? わかりやすく解説

球団との確執

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:02 UTC 版)

野茂英雄」の記事における「球団との確執」の解説

1994年契約更改では複数年契約と、団野村代理人とした代理人交渉制度希望したが、球団は肩を故障してシーズン後半を棒に振ったことを理由拒否この際球団は「君はもう近鉄の顔ではない」と告げたとされている。球団社長マスコミに「年俸をもっとよこせ、ということでしょう」と述べ要求はあくまで「年俸吊り上げのための口実」であり、「次の更改ではサインするでしょう」と楽観視していた。これに対し野茂は「お金問題じゃないんです」と反論したが、この一連の動きに対してマスコミ近鉄意見同調し次第孤立していった。更に球団フロントに対しては後に確執表面化することになる球団OB投手出身鈴木啓示前任監督である仰木彬時代から不満があったことを語っている。 開幕投手であるにも関わらず球団関係者本社人間が来るので車を動かすよう要求された(藤井寺球場には選手専用駐車場無かった)。 観客動員増えることで収入増え優勝したその分年俸上げなくてはいけなくなるため、契約更改の席で「熾烈な優勝争いをして2位に終わるのが一番」と言われた。 4年連続最多勝シーズンオフ現状維持年俸提示された。 球団野茂近鉄プレーする意思表明しない限りトレード自由契約ではなく任意引退」として扱おうとした。自由契約ならない限り他球団でのプレー出来ないためであるが、これがメジャーリーグへの挑戦決意する1つ目の理由となった代理人団野村は、野茂当初からメジャー移籍模索しており、近鉄球団から任意引退引き出したのは作戦であったと後に明かしている。

※この「球団との確執」の解説は、「野茂英雄」の解説の一部です。
「球団との確執」を含む「野茂英雄」の記事については、「野茂英雄」の概要を参照ください。

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