ヤクザ・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 07:28 UTC 版)
「CUFFS 〜傷だらけの地図〜」の記事における「ヤクザ・その他」の解説
大崎建也(コマシのケンヤ) 通称コマケン。街でナンパした人妻を騙してホテルに連れ込み、アダルトビデオに出演させる男優。背後に強力なヤクザがついている。龍二の居所がわかったと涼子を騙してホテルに連れ込んだところを、乗り込んで来た憂作によってぶちのめされた。 九鬼健一 王塚組の元若頭補佐。龍二の射殺が原因で王塚組を破門され、九鬼組を独立させ組長になった。王塚組に戻るための金を工面するため、組員を使って琢郎のラーメン屋を幾度も襲撃させた。最後は事務所に単身で乗り込んできた憂作と死闘を繰り広げ、二階から転落して頭蓋骨骨折の重傷を負った。 竹田 王塚組内竹田組組長。九鬼組の弔い合戦として王塚組の組長を襲撃しようと画策していた。しかし、その直前に憂作と翔二、さらに小倉正哉からまでも事務所に乗り込まれ、襲撃計画は失意のうちに終わった。 小倉正哉(人斬りマサヤ) 王塚組内小倉会会長。王塚組次期組長No.1候補。常に日本刀を所持しており、刀を抜いた時は誰かの血を見ない限り、納めることはないという。そこから由来したあだ名が人斬りマサヤ。一人で対立する組に乗り込み、全員斬った等、非常に多くの伝説を残しているため、その実力は歴代のCUFFSキャラクターの中でもトップクラスのはずであるが、それをお目にかかれるシーンはほとんどなかった。ただし、BCMの岩田兄弟の指や、秀人の腕を情け容赦なしにあっさり斬り落とした。妻である涼子を助けるためにヤクザ事務所に乗り込んだ憂作の度胸に惚れ込み、組に入れようと画策するが、最後は岸川秀人に対する情を憂作が出してしまったために見限ってしまう。門倉女子高の川村かすみの叔父にあたる。 ハルオの愛人、つまり同性愛者でもあり、ゲイと勘違いされることがあるが正確にはバイである。 広峰 銃の密売人をしている男。翔二の前では「伊東」という偽名を使っていた。憂作(転生前の龍二)とは因縁があり、顔に消えない傷をつけられていた。刃物の使い手でもあり、背中や帽子の裏にナイフを隠しているほど。涼子を盾に憂作と翔二と一戦を交えるが敗北。最後は翔二によって警察に引き渡された。 政王 広峰のボディーガードをしているスキンヘッドの大男。生まれつき感情を持っておらず、口数も極端に少ない。広峰に対する恐怖心で恭順している。憂作との戦いで敗れた。 福山順介 憂作の隣の家に住む小学生。しつこく姉に付きまとう櫛渕高校の哲也達を引き離すため、屋上から飛び降りる条件をのんで実行したり、憂作の家から現金を盗んで手切れ金に使おうとしたが「奴らの言いなりになってるだけじゃねぇか!」と憂作に一喝された事で目が覚め、哲也達に立ち向かうべく強引に憂作の弟子になり、格闘の基礎を習得する。哲也との最後の戦いでは苦戦したとは言え、哲也を倒すことができた。また小倉正哉の恫喝に屈しそうになった憂作に、自分が言われた言葉をぶつける事で憂作を奮い立たせた。 福山里美 順介の姉で中学生。哲也とは付き合っていたようだが、徐々に援助交際を執拗に勧められるようになっていた。 椎名サトル 小倉正哉(人斬りマサヤ)の甥にあたるヤクザ。哲也達を利用して管理売春で金稼ぎをしていた。そのことを憂作に「女を喰い物にする」と揶揄されたことで、小倉正哉に管理売春がバレてしまい、組から事実上の破門にされた。最後は憂作に倒され、それ以降登場しない。作中では明示されていないが、門倉女子高の川村かすみとは、いとこ同士であることが分かる。 龍太郎 大阪のチンピラ。奈保子と駆け落ちして長い間大阪で一緒だったが、奈保子が東京の実家に逃げ帰ったため、連れ戻そうと東京にやって来た。非常に口が上手く、言葉巧みに多くの女性を手玉に取っていたようである。始めは、琢郎に奈保子を自分の元に戻るように話を持ちかけ、琢郎も生前の龍二と涼子の件から、了承しようとしたが、憂作から奈保子の本心を聞かされた琢郎が、数日待つように言うと、本性を露わにした。空手、拳法、ボクシングを習得しているので、憂作の右腕を一瞬で折るなど格闘センスにも長けている。奈保子を取り戻そうと、憂作たちを追跡し博多に向かう、新幹線の中で無関係の乗客を金属バットで無差別に暴行した。新幹線内で憂作と最後のバトルを行い、新大阪駅で待ち構えていた警察官に取り押さえられた。その際に奈保子に助けを求めたが「あなたの言葉は、もう私に届かない」と言われて失意に崩れた。 双葉千春 人を付け回すことに関しては他の追随を許さないイカレたストーカー。金と女(笠原)、マフィアのコートを報酬に世良に協力する。カウボーイハットに上半身裸、迷彩ズボンにブーツのいでたちで大型バイクを乗り回す。憂作と二度対戦し、1度目はアッパーを受け体操金メダル級の吹っ飛びダウンを喫する。2度目の対戦では奇襲により憂作を倒し笠原をボート小屋に監禁するが、思わぬ敵の襲撃を受け磔刑にされる。 泣かし屋 ハンニバル厳に雇われた、金を貰って相手を泣かすテキサス、レオ、ピエロットの3人組。かつてヤクザの息子を痛めつけたことで命を狙われ、テキサスはフランケンシュタイン、レオは鉄仮面、ピエロットはピエロの仮面で素顔を隠している。レオのみ素顔が明らかになる。包丁、剪定ハサミ、長剣などを武器に憂作、琴子と4回対戦、琴子を捕らえるなどするが、最後は3人とも憂作に敗れる。その後ヤクザに捕まったらしく行方不明。 大沢先生 非認可ながらも優秀な外科医で、人斬りマサヤに切り落とされたヒデの腕を接合させた。名前のみの登場。 加藤 男死利祭へ向けて神戸港を出発する直前に堀田と会話をした男。会話の内容から察するに、クラッキーの販売網がある程度広がったところで堀田をヤクザの組に入れる話だったらしいが、堀田が男死利祭を優先させたため、保留になった模様。3ページ分のみの登場だったため詳細は不明のまま。
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