トラブル・その他
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「さいたま市大宮公園サッカー場」の記事における「トラブル・その他」の解説
第66回全国高等学校サッカー選手権大会準々決勝(1988年1月6日開催)の帝京高等学校(東京都)対東海大学第一高等学校(静岡県)戦の試合 は、当時積雪のために除雪作業を行ったうえ、スタンドが定員オーバーの超満員となり、ゴール裏のピッチにも観客を入れて試合が行われた。試合は0-0の同点からのPK戦の末、3-2で東海大一が勝利している。 1994年10月26日のJリーグ2ndステージ、 浦和レッズ対名古屋グランパスエイトの試合(1-1からのPK合戦4-3で浦和の勝利)、当時電球形式だった電光スコアボードが故障し、スコアが表示できないトラブルが起きた。そこで間に合わせとして、本来のスコア表示部分に紙に手書きしたスコアとチーム名を表記してしのいだ。 1999年7月3日のJ2リーグ戦、大宮アルディージャ対モンテディオ山形の試合後半途中、4基の照明灯が突然全て消えて真っ暗になり(この日は18時開始のナイトゲーム)、数十分間試合が中断した。 2008年6月27日、プロ野球公式戦埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズが隣接する県営大宮球場で開催され、この試合で西武のクレイグ・ブラゼルが放ったホームランが特大で、当サッカー場のピッチに打球が到達した。 2008年7月27日の大宮アルディージャ対清水エスパルス戦は、試合開始前にスタジアムに激しい雷雨が襲来し、主催者側は選手並びに観客の安全確保上の問題から全観客をコンコースなどに避難させた上、キックオフを1時間30分見合わせ、19時30分に試合が開始された。なお、試合は0-0の引き分けだった。ちなみに当日、テレ玉が生中継(18時~20時)を行っていたが、上記の状況により、中継開始~試合開始までの間、雷雨が轟く中、選手、観客のいないピッチ、スタンドが映されたまま、実況と解説がJリーグ、チーム状況、トークなどで場を繋いだ。また、1時間半遅れた影響により、試合途中の20時をもって中継も終了したが、後日(7月30日)、19時~21時に試合部分が中継録画で放送された。 2008年8月16日の大宮アルディージャ対ガンバ大阪戦は、試合は2-0で大宮が勝ったがその直後に激しい雨が降り、大会本部や選手の控え室や記者会見場や駐車場などが床上浸水した他、その影響で監督との記者会見が途中で打ちきりになった(なお、試合前にも激しい雨に見舞われており、試合中は小降りこそあったものの、幸いにも雨に見舞われる事はなかった)。 2008年8月28日の大宮アルディージャ対横浜F・マリノス戦の試合前、豪雨のため入場者を避難させ、会場への入場も一時規制された。試合前には回復したため試合は予定通り行われたが、試合途中からは再び激しい雨に見舞われ、後半途中、一時、4基の照明全てで下部の電球が消え、暗くなるトラブルも発生した(全ての電球が消えた完全な消灯ではなく、下部半分が落ちた状態で、視界に問題はなかったため、試合は中断される事なく続行された)。 2008年9月21日の大宮アルディージャ対浦和レッズのさいたまダービーでも試合前から雨が降り、試合開始時には雨脚が強くなってきたが、試合は予定通り行われた。しかし、前半13分、激しい雨と雷に見舞われ、19時10分の再開まで約1時間中断した。この時も観客を避難させた。バックスタンドの観客はピッチに降りてメイン下部へ誘導された。 2010年11月に行われた全国高校サッカー選手権埼玉県予選準決勝の際に、近隣住民から応援の音に対する苦情が寄せられたため、主催者が対応を協議し、鳴り物応援の禁止を通達した。 2013年5月6日の大宮アルディージャ対サンフレッチェ広島戦で、後半39分、ヘディングシュートした大宮の富山貴光と抑えようとした広島のGK増田卓也の頭同士が激突。両者とも後頭部を強く打って動けず、富山が担架、増田が救急車で病院に搬送される事態に至った。この時、両軍のサポーターが両者を称える拍手と声援を送ったこと、またこの裏となる同7月31日のエディオンスタジアム広島で両選手があいさつし、サポーターがその回復祝いをしたことを称え、この年のJリーグの優秀サポーター賞「チェアマン特別賞」を受賞した。
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