トラブルの連続
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/17 06:41 UTC 版)
「マクラーレン・MP4-19」の記事における「トラブルの連続」の解説
マクラーレンは「タイトル争いで勝つために革新的なマシンを開発した」と豪語したが、その革新さが裏目に出た格好となり、トラブルが続出した。当初、モノコックがドライバーにとって窮屈であったため、モノコック自体を改良すると今度は想定したマシンバランスに支障をきたしてしまった。しかもメルセデス・ベンツの1GP1エンジンのルール対応が遅れ、完走さえままならなかった。このような状態ではまともな成績は期待できない有様だった。 キミ・ライコネンは開幕3戦をすべてマシントラブルによるリタイヤで終えた。とくにエンジン関連がひどく、第3戦バーレーンGPでは後方から大きな炎を吹き出しながらリタイヤした。チーム全体で第7戦まででの14回の出走で入賞3回リタイヤ8回と大不振だった。このような状態ではタイトル争いも早々にあきらめなければならず、ライコネンはバーレーンGP時点でタイトル争いを諦めたと述べている。
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