チーム創設から1970年代までとは? わかりやすく解説

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チーム創設から1970年代まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 01:55 UTC 版)

カンザスシティ・チーフス」の記事における「チーム創設から1970年代まで」の解説

1960年石油王ラマー・ハントによってテキサス州ダラスアメリカン・フットボール・リーグ (AFL) のフランチャイズとしてダラス・テキサンズとして創設されたが、NFLはそれに対抗してダラス・カウボーイズをエクスパンションチームとした。初代ヘッドコーチとしてハント当初バド・ウィルキンソン、トム・ランドリーカウボーイズ初代ヘッドコーチ就任)に声をかけたが断られマイアミ大学アシスタントコーチをしていたハンク・ストラム初代ヘッドコーチとした。コットン・ボウル本拠地として3シーズン平均入場者数は、AFLベスト24,500であった最初の2シーズン1414敗だったチームは、リーグ創設3年目11勝3敗の成績残してAFLチャンピオンシップゲームヒューストン・オイラーズ対戦、ダブルオーバータイムの末に20-17勝利した。この試合時間7754秒に渡り未だにプロフットボール史上最長試合時間となっている。 AFLチャンピオンとなったものの、創設し3年間の成績が9勝28敗3分にすぎないダラス・カウボーイズの方がメディアから注目され続け1963年ハントは、チームジョージア州アトランタフロリダ州マイアミ移転させよう考えた。そこへカンザスシティ市長チーム誘致名乗りをあげ、カンザスシティ・ミュニシパル・スタジアム拡張約束などを行ったため、ハント1963年5月22日チームカンザスシティ移転し同年5月26日チーム愛称チーフス酋長)に変更した。この時新し愛称ファンから募集したところ4,866件の応募があり、1,000件以上の愛称寄せられ、ミュールズやロイヤルズの方が票を集めたが、カンザスシティ市長ニックネームでもあった チーフス48票を集めて選ばれた。チーフスAFLで最もプレーオフ出場した強豪であり(プレーオフ出場回数オークランド・レイダースタイ)、3回優勝したのはチーフスのみであったハントNFLコミッショナーのピート・ロゼールとAFLNFL統合について話し合い、両リーグ統合、両リーグチャンピオン同士が争うAFL-NFLチャンピオンシップゲームスーパーボウル)を実施することを合意した1966年シーズンチームAFLチャンピオンとなって第1回スーパーボウル出場しグリーンベイ・パッカーズ対戦した。この試合フレッド・ウィリアムソンタックル相手WRのボイド・ダウラーが退場したが、代わりのマックス・マギーのタッチダウンパスキャッチ、チーフスパスインターセプトされるなど大差敗れた3年後チーム第4回スーパーボウル出場しミネソタ・バイキングス対戦し優勝果たしMVPにはQBレン・ドーソン選ばれた。 1971年12月25日マイアミ・ドルフィンズとのプレーオフはダブルオーバータイムまでもつれた末、24-27で敗れた。この試合は、8240秒とNFL史上最長試合となっている。 その後チームは、同地区オークランド・レイダースサンディエゴ・チャージャーズデンバー・ブロンコスの影に隠れ目立った活躍見せなかった。

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チーム創設から1970年代まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 14:40 UTC 版)

ダラス・カウボーイズ」の記事における「チーム創設から1970年代まで」の解説

1960年AFLアメリカン・フットボール・リーグ)のダラス・テキサンズカンザスシティ・チーフス前身)に対抗する形でクリント・マーチンソン、ベドフォード・ウィンによって創立された。チーム名当時テキサス州数千人が活躍していたカウボーイにちなん付けられた。初代ゼネラルマネージャーにはテックス・シュラムが、初代ヘッドコーチにはトム・ランドリー起用された。選手エクスパンションドラフト集められ本拠地コットン・ボウルとなった1960年シーズンは1分11敗と未勝利終わり翌年NFLドラフト1巡目全体13番目でDTのボブ・リリーを指名した1960年QBのドン・メレディス、1961年RBのドン・パーキンス、LBのチャック・ハウリー、DTのボブ・リリー、1963年LBのリー・ロイ・ジョーダン、1964年CBのメル・レンフロ、1965年WRボブ・ヘイズ加入するなど徐々に戦力整えていった。1966年10勝3敗1分の成績で初のプレーオフ進出果たしプロボウルに8人の選手送り込んだ1966年1967年2年連続NFLチャンピオンシップグリーンベイ・パッカーズ対戦した劇的な決着2年とも敗れたアメリカプロスポーツ史上最も気温の低い厳しい条件行われた1967年NFLチャンピオンシップゲームアイスボウルとも呼ばれている。1966年シーズンその後8シーズン連続となるプレーオフ出場記録始まりとなった(後に1975年から1983年まで9シーズン連続プレーオフ出場記録作った。)。 1968年シーズン終了と共にメレディスパーキンス引退した1967年OTのレイフィールド・ライト、1969年QBロジャー・ストーバックTEマイク・ディトカRBのカルビン・ヒル(グラント・ヒル父親)、1970年CBのハーブ・アダリー、Sのクリフ・ハリス、チャーリー・ウォータース加入した1970年シーズンQBのクレイグ・モートンに率いられチーム第5回スーパーボウル出場した終盤モートンミス続き残り5秒でボルチモア・コルツキッカージム・オブライエンフィールドゴール決まり13-16で敗れた。この試合でチャック・ハウリーはスーパーボウル史上唯一敗戦チームからMVP選ばれ選手となっている。 1971年第6週から本拠地テキサス・スタジアム移したチーム最後の7試合連勝し第6回スーパーボウルマイアミ・ドルフィンズ24-3破りスーパーボウル制覇果たした1970年代活躍カウボーイズ人気地元ダラスだけでなくアメリカ中に広がっていった。チームにはDEハーベイ・マーティン、エド・トゥートール・ジョーンズ、WRのドリュー・ピアソン、DTランディ・ホワイトRBのトニー・ドーセットらが加わった第10回スーパーボウル第13回スーパーボウルではピッツバーグ・スティーラーズ敗れた第12回スーパーボウルデンバー・ブロンコス破り優勝1970年代NFL最多勝をあげたチームであった

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