ソナタイ短調とは? わかりやすく解説

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ソナタイ短調

英語表記/番号出版情報
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata K.36 L.245
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.54  L.241
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.109  L.138
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.110 L.469
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.148 L.64
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.149 L.93
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.175 L.429
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.188 L.239
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.217 L.42
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.218 L.392
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.265 L.S.32
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.341 L.140
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.382 L.S.33
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.383 L.134
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.532 L.223
バッハ:ソナタ イ短調Sonate a-Moll BWV 965作曲年: 1710?年  出版年1866年  初版出版地/出版社Peters 
メトネル:ソナタ イ短調Sonata for piano a moll Op.30作曲年: 1914-15年  出版年1917年  初版出版地/出版社: Édition russe 

スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調

英語表記/番号出版情報
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata K.3 L.378

作品解説

2011年9月 執筆者: 丸山 瑶子

ソナタ K1. - K.30について
 スカルラッティ鍵盤のためのソナタのうち、概ね推定される作曲年代基づいて番号付けされたカークパトリック番号K. 1から30まではEssercizi per Gravicembaloとして出版され騎士階級下賜され返礼として、ポルトガル王ジョアン5世献呈された。(なおこの曲集は一般的にチェンバロのための練習曲集訳され、またスカルラッティ鍵盤楽器のための作品は主にチェンバロ用と推定されているが、研究の現状では、チェンバロ以外の鍵盤楽器が完全に想定外であるかははっきりしていない。)これは生前唯一作曲家自身出版した曲集で、その序文作曲家自身による真正な文書資料としての価値を持つ。
 序文では、曲集が演奏技法修練目的としていることが示唆され、彼が音楽教師として仕えたマリア・バルバラの日々練習用という実用的な目的書かれたと推測できる作曲年代に関しては、Esserciziはかなり前に書かれソナタ推敲したものとして、多く研究者早期作曲年代主張しているが、結論未だに出ていない。
 全30曲の配列発展的学習を可能とするもので、後の作品になるほど長く難しくなるよう並べられている。形式2部形式基本とする。また作品冒頭両手の短い模倣となるのはスカルラッティソナタ典型的で、多く場合模倣となるのは作品残り部分の主要素材と見たところ関連が薄いと思われる音形である。
 なお序文には曲集全体音楽的内容触れた言葉もあるが、その解釈については、序文謙遜建前入りやすい文章であることも手伝って繰り返し議論されている。

K.3について [Presto] イ短調

 演奏技法上は、広範な音域亘る音階分散和音引渡し模倣練習主眼にあるのだろう。また作品全体は、半音階シンコペーションといった、基本となる調性リズム不安定にする要素特徴とする。


スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調

英語表記/番号出版情報
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata K.7 L.379

作品解説

2011年9月 執筆者: 丸山 瑶子

ソナタ K1. - K.30について
 スカルラッティ鍵盤のためのソナタのうち、概ね推定される作曲年代基づいて番号付けされたカークパトリック番号K. 1から30まではEssercizi per Gravicembaloとして出版され騎士階級下賜され返礼として、ポルトガル王ジョアン5世献呈された。(なおこの曲集は一般的にチェンバロのための練習曲集訳され、またスカルラッティ鍵盤楽器のための作品は主にチェンバロ用と推定されているが、研究の現状では、チェンバロ以外の鍵盤楽器が完全に想定外であるかははっきりしていない。)これは生前唯一作曲家自身出版した曲集で、その序文作曲家自身による真正な文書資料としての価値を持つ。
 序文では、曲集が演奏技法修練目的としていることが示唆され、彼が音楽教師として仕えたマリア・バルバラの日々練習用という実用的な目的書かれたと推測できる作曲年代に関しては、Esserciziはかなり前に書かれソナタ推敲したものとして、多く研究者早期作曲年代主張しているが、結論未だに出ていない。
 全30曲の配列発展的学習を可能とするもので、後の作品になるほど長く難しくなるよう並べられている。形式2部形式基本とする。また作品冒頭両手の短い模倣となるのはスカルラッティソナタ典型的で、多く場合模倣となるのは作品残り部分の主要素材と見たところ関連が薄いと思われる音形である。
 なお序文には曲集全体音楽的内容触れた言葉もあるが、その解釈については、序文謙遜建前入りやすい文章であることも手伝って繰り返し議論されている。

K.7について [Presto] イ短調

 前半では途中まで両手模倣書法3度ないし6度の平行が中心となっている。作品比較長く左手幅広い跳躍や、装飾豊かな声部進行による両手模倣や平行には難易度の少し高い演奏技術求められる後半では平行が無くなる代わりに一様な16分音符の上上声トリル付き動機繰返すという、新しい2小節単位ゼクエンツ現れる


スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調

英語表記/番号出版情報
スカルラッティ, ドメニコ:ソナタ イ短調Sonata  K.61  L.136

作品解説

2012年2月 執筆者: 丸山 瑶子

K. 61 ギルバート校訂譜では速度記号なし2/4 a-moll 3:20

 555曲のソナタ中で唯一の変奏曲主題12変奏から成り分散和音リズム変奏などによって主題変奏されていく(第12変奏コーダ。これは楽節構造及び旋律両者ともに主題からの逸脱大きいが、終止旋律線に主題と対応がある)。形式に関して注目すべきは、当初の主題楽段が6+6=12小節であるのに対し第5変奏以降、各変奏の楽段が5+5=10小節短縮する点である。こうした楽段構造そのもの変更を含むものの、各半楽節終止における動機が、部分的ではあれ、大きな変更なしに全曲通して保たれるため、全体統一変奏同士対応関係強く感じられる。なお第7変奏以降の各楽節頭の低音に、主題特徴的な付点リズムが、休符挟んだ4分音符8分音符の形で繰返されるその結果楽節冒頭低音基本リズム違いによって、ちょうど中央作品全体二分されている。



「ソナタ イ短調」の例文・使い方・用例・文例

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