スリー・スカル関係者
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「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」の記事における「スリー・スカル関係者」の解説
黒須 参差(くろす さんさ) 声 - 櫻井浩美 ツクヨミ街の頭領。重護からは最初に使った「ばた子」という仮名で呼ばれていたが、7巻において正体を明かした。GREAT7の一角だが、劇中より5年前に島を乗っ取ろうとしたところを一鶴に感づかれ、中立であった狛以外のGREAT7に袋叩きにされた挙句、ツクヨミ街に拘束される。その際街から出ることを禁じられるが、本人は気にすることなく、よく街を抜け出しては狛の家に押しかけている。時折ふざけた言動を取るが、裏の業界のトップに相応しい戦略眼の持ち主。極めて洞察力が高く、その人心把握能力は七々々をして「本人以上にその人間について見抜く」と言わしめている。また、コレクション「クローツの魔眼」を、半径500メートル以内の人間の複数の視界を盗めるほどに使いこなし、さらに読唇術によって盗んだ視界から見た言動を把握することで、高い情報収集能力を持つ。だが、その代償に左目は隻眼となり、クローツの魔眼無しではほとんど見ることができない。 『ゲーム』2回戦の際にコレクションを使用した鉄之進の手引きで乱入して彼に入れ替わり参戦する。他の参加者に格の差を見せつけて圧倒し続けるが、彼女を止めるべく咲希に憑依して参戦した七々々の妨害でペースが崩れ、さらにチームメイトの重護から「七々々は参差が撤退するまで帰らない」ことと「七々々と参差の存在が自分の計画に邪魔」と主張されたことで、その場を撤退した。 辻深 鉄之進(つじみ てつのしん) このページの項目名には、環境により表示が異なる文字があります。公式の表記では「.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}辻」の「 辶 」(しんにょう)の点が二つです。 声 - 細谷佳正 通称「鉄」。武器は刀。スリー・スカルの一員であり、参差への忠誠心は高い。 かつては第五高等部に所属する学生で、「正義のために、正しいことを成すために」という理想を持ち、阿澄達と親しい関係だったが、生徒会長戦で彼女にかけられた事実無根の罪を信じて彼女から離れた。後に事実を知り、彼女を陥れて生徒会長になった人物に暴力事件を起こして退学した。以降は「正しさという肩書は無意味であり、正義など存在しない」という考えを持つようになった。本人は高校に戻るつもりは無かったが、3巻で参差の命令を受けて咲希の護衛のために七重島第三高等部に復学し、重護と同じクラスになる。咲希と会い、面倒を見るうちに彼女に惹かれ始めていた。咲希が行方不明になった際には彼女を探すために奔走し、彼女を取り戻すためにレプラコーン主催の『ゲーム』に参加する。 基本的に参差やスリー・スカルの方針を優先するスタンスをとっており、それ以外の人間には必要がない限り無愛想に接する。ただし、重護とは度々接する機会を持っていたため、多少は気を許せる関係を築いている。『ゲーム』では、重護の家柄について聞いたうえで、咲希を連れ戻すために限定的ながら協力関係を結んだ。 吉野 咲希(よしの さき) 声 - 久野美咲 通称「ゆん」(見た目だけで参差が命名)。駿河へのプレゼントを買う資金を得るために、戦場の依頼を受け《遺跡》の調査をするが、途中でトラップよって致命傷を負う。しかし、謎の存在ネガカナと契約しレプラコーンの一員となったことで一命を取り留め、それらに関わる記憶を無くしていた所をスリー・スカルに拾われる。当初は状況を理解できず錯乱していたが、スリー・スカルの面々と接して落ち着きを取り戻して復学する。以降は参差の言動に大分感化されつつも、普通に学生生活を送っていた。だが、一心にレプラコーンの一員であることを見抜かれて一連の記憶を取り戻し、彼を刺して行方をくらました。この出来事が契約違反とみなされ、契約で与えた恩恵を取りあげられないための最後の救済措置として、レプラコーンの『ゲーム』の主催者【M】を名乗ってゲームを仕切りながら自身も参加者として参戦し、優勝することを課せられ、役割を果たすために行動していた。しかし、次第に自分の力量では優勝は不可能だとネガカナに判断されたことで、ネガカナに幽霊の七々々を憑依された末に、ネガカナに見限られて契約を解除されかけ、致命傷が再び開いて命の危機に陥るが、幽霊の七々々がネガカナを説得したことで契約を結び直され、そのことで咲希は一鶴春秋の《魔法使いの杖》で一命を取り留めた。その後、意識を取り戻すがレプラコーンとして活動していた間の記憶を失っていた。その後、冒険部を引退した唯我一心の跡を継いで、四代目の冒険部部長に就任した。 神流 キラ(かんな キラ) スリー・スカル一の殺し屋。ただし、本人曰く人を殺した経験は無いらしい。「ルーシー」と名付けているエレキベースのような武器を使用する。口癖は「- っす」。一心とは以前から面識があるらしく、彼に言い寄っている。最終巻の後半で、レプラコーンになっていない《挑戦者》の一人として重護のチームに加わり、《真実》遺跡の攻略に貢献した。
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