スリー・オブ・ア・カインド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 02:45 UTC 版)
「ポーカー・ハンドの一覧」の記事における「スリー・オブ・ア・カインド」の解説
上の勝ち上の勝ち スリー・オブ・ア・カインドの例 スリー・オブ・ア・カインドは、2♦ 2♠ 2♣ K♠ 6♥ のように、同じ数字の札3枚と数字の違う2枚の札から構成される役である。残りの2枚が同じ数の場合はフルハウスという上位の役になる。日本ではスリーカード、新大陸ではトリップス(trips)・セット(set)とも呼ばれる。テキサス・ホールデムなどのフロップ・ポーカーにおいて「セット」と呼ばれるのは、手札2枚と場札1枚で同じ数字が3枚そろう場合に限られる。 スリー・オブ・ア・カインドの強弱は、3枚そろっている札の強弱で決まる。たとえば、Q♠ Q♥ Q♦ 7♠ 4♣ は J♠ J♣ J♦ A♦ K♣ よりも強い。もし3枚のカードが同じ場合、残った2枚を強い順に比較する。たとえば、4♦ 4♣ 4♠ 9♦ 2♣ は 4♦ 4♣ 4♠ 8♣ 7♦ よりも強い。これらも同じ数だった場合は引き分けである。 スリー・オブ・ア・カインドには54912通りの組み合わせがある。ランダムに選んだ5枚のカードでこの役ができる確率は以下の通りである。 C 13 1 C 4 3 ⋅ C 12 2 C 4 1 C 4 1 C 52 5 = 13 ⋅ 4 ⋅ 66 ⋅ 4 ⋅ 4 2,598,960 = 54,912 2,598,960 ≈ 2.1 % {\displaystyle {\frac {C_{13}^{1}C_{4}^{3}\cdot C_{12}^{2}C_{4}^{1}C_{4}^{1}}{C_{52}^{5}}}={\frac {13\cdot 4\cdot 66\cdot 4\cdot 4}{2{,}598{,}960}}={\frac {54{,}912}{2{,}598{,}960}}\approx 2.1\%}
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