ショートトラックスピードスケートとは? わかりやすく解説

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ショートトラックスピードスケート

歴史と沿革


ショートトラックスピードスケートはアイススケート競技一つで、室内スケートリンク行われるのが特徴です。ヨーロッパ北米においては1930年代頃からスポーツとして普及していたようですが、日本では第二次世界大戦後昭和20年代後半競技として大会開催されるようになりました

オリンピックには1988年カルガリー大会で公開競技として初め登場し、続く1992年アルベールビル大会から正式種目として採用されました。日本代表は、カルガリー大会で初参以降アルベールビルリレハンメル1994年)、長野1998年)、ソルトレークシティ2002年)、トリノ2006年)、バンクーバー2010年)と連続して参加してます。特に長野大会で男子500m西谷岳文選手金メダル植松仁選手銅メダル獲得しそれまであまり耳慣れないスポーツだったショートトラック競技広く認知され大会となりました

近年日本スケート連盟は小、中学生(9~13歳対象ノービス大会数多く主催し将来オリンピック選手育成にも取り組んでます。


競技会


競技種目


競技方法

ショートトラックレースは、タイム競うスピードスケートとは異なり順位による勝ち抜き行われます短距離は4名、長距離は6~8名の選手競います。1周111.12mのトラックで巾7mのコース高速競うため、接触によるトラブルでの失格救済レフェリーによって判定されます。


現在、世界では韓国中国カナダ米国等が上位国ですが、近年ロシアドイツ、フランスイタリアなど欧州各国実力をつけてきています。日本過去には数多く世界チャンピオン輩出し指導的立場ありましたが、ここ数年諸外国台頭目覚ましく苦戦しているのが現状です。

競技スポーツとしての楽しさとともにスピードスリル満ちたレース観戦するスポーツとしても面白く多くの人に楽しまれています。


ルール


用具/リンク


● 安全防具
氷上の格闘技といわれるショートトラックレースは、安全対策ルールを守ることを最重要課題としています。リンクの壁面は厚い防護マットカバーされ選手は安全防具として、ヘルメット手袋、ネックガード、膝当て肘当て等の着用義務づけられています。


スケート靴
1周400mスピードスケート違い、1周111.12m、半径8mのリンクで競うショートトラックカーブでの足首負担大きく、靴は足首までグラスファイバー固めたものを着用しブレードも氷の状態等に応じて調整のできるL字型カップ使用してます。

● リンク :
ショートトラックフィギュアスケートアイスホッケーと同じ30m×60mのリンクを使用します標準トラック(1周111.12m)についての詳細な規定こちらご参照ください






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