ザレム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 15:06 UTC 版)
「銃夢 LastOrder」の記事における「ザレム」の解説
ルゥ・コリンズ ザレム「地上監察局」のオペレーター。 「TUNED」の工作員であるガリィにとって、ザレム人の数少ない理解者。ドジっ子な所があるが仕事には真面目で熱心、様々な支援を通してザレムの遣り口に疑問を抱き始め、自分自身の立場を危うくした。追放者イドを除いてガリィが唯一心を許したザレム人として友情すら抱いていたが、余りに地上人に肩入れし過ぎてしまい、地位を追われる結果となった。 「銃夢」版では無事救出されたが、LOでは脳チップまで分解解析されて死亡した。しかしイニシェーションで摘出された生身の脳がイェールに運ばれた事実が判明、ガリィがイェールに上がる動機となった。 ZOTT二回戦の最中インキュベーターへの潜入ミッションを敢行。辿り着いたインキュベーター内の「アルゴ・ネイヴィス」にダイブして発見される。S・ノヴァとの取引でPボックス内のガリィの脳とトレードされ100号が預かっていたがZOTT決勝後、ロボアジールの騒乱を経てインキュベータに収容されたザレム人やガリィ(生脳)に先んじて再生された。 ノヴァX(ノヴァテン) ノヴァ再生用のナノマシン「ステレオトミー」によって再生した「10番目のノヴァ」。再生後はプリン製造ナノマシン(どんなものからもプリンを製造することができる)を使った脅迫と地上との通信回線の確保、LADDERとの交渉を請け負うとした説得で独立国家になることを宣言するなど比較的穏便に活動している。 ポタ・ノヴァからの連絡を受けてガリィたちに協力するがトラブルメーカーなのは変わっていない。ザレムにやってきたケイオスたちを相手に殺人ゲームを仕掛けるが、デコイ・ノヴァ(再生する囮として能力を劣化させたノヴァ)に助けられたイドによって取り押さえられ、再生しない様に凍結保存された。デコイ・ノヴァ84号 「ステレオトミー」のデコイプログラムで量産された「劣化型のノヴァ」の一体。デコイたちはノヴァXの手頃な解剖実験体とされていたためか、オリジナルよりも良心的な人格を持つ。殺人ゲームに巻き込まれたイドを手助けした。 ジム・ロスコー ザレムに住む少年。天才的な頭脳の持ち主で、地上から帰還したノヴァの元で研究を手伝っていた。ノヴァが脳チップの秘密をザレム人に暴露して暴動が発生してからは、未成年のグループのリーダーとして活動し、ガリィにも味方になるようけしかけた。医療監察局の工場にて自らの出生の秘密を知り、怒りに任せて密かに製造していた巨大ロボット「サチュモド」を起動するが、その直後に敵の攻撃で死亡し、遺体はサチュモドの分子崩煙で分解破棄された。生前、サチュモドに自らの記憶情報を組み込んでおり、死亡後もサチュモドとして暴れた。その後、ガリィとの死闘の末に敗れ去るが、最終的には破壊される事なく眠りにつく。 ノーラ・ラファルグ ザレムに住む少女。ノヴァが脳チップの秘密をザレム人に暴露して暴動が発生した際に両親は発狂して自殺。他の狂人に襲われかけた所をジムたちに救われた。その際に脳をチップに交換された大人たちは「人間ではなくモノだ」と割り切ろうとしたができなかった。 暴動終息後はサチュモドの中で眠りに就いたジムに代わり未成年グループのリーダーを務める。極めて常識を重視するタイプでのんびり屋のパムや非常識の体現者ノヴァXとは相性が悪い。バレリーナ志望らしく、ZOTT決勝戦の結果如何で自分たちが「空手家」にされるというパムの予想を聞いた時は本気で嫌がっていた。 パム・マハン ザレムに住む少女。少々天然が入っているのんびり屋でルゥに似た面持ちを持つ。ルゥと同系のDNAモデルを持っている。 マージ・マハン ザレム人。パムのCCM(チャイルド・ケア・マネージャー。ザレム社会における親権者)でノヴァが脳チップの秘密をザレム人に暴露して暴動が発生してからも正気を保ち、同様な大人たちのリーダーとして指揮を取っていた。 ディビット・フランク ザレムに住む少年。ジムや仲間たちとM.I.B.メディカル・コアに向かうが同様にやって来た大人たちに殺される。ジムを頼りにしつつも「他者に対して利用価値しか見出さない」ジムを気味悪がっていた様子。 ケイシー・ロスコー ザレム人。ジムのCCMに当たる人物だが、天才肌でインナー的なジムとはそりの合わないスポ根オヤジ。本人は正気なつもりだが、現状を理解せずM.I.B.の機能を都合よく復旧し、欲望のまま殺戮を続けようとした。最期はサチュモドになぶり殺しにされる。
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「銃夢 LastOrder」の記事における「ザレム」の解説
物語序盤の主要な舞台で、作中時点では都市に住む大人全員を巻き込んだ暴動と、これを鎮圧しようとロボットで大量殺戮を行う医療監察局(M.I.B.)、更にこの両者の衝突に巻き込まれた子供たちの武装化によって混迷、M.I.B.の暴走がノヴァの助手であった少年のジム・ロスコーのハッキングによって食い止められたが、オフラインで殺戮モードのまま徘徊するM.I.B.のロボットは生き残りを殺し続ける無政府状態に陥っていた。ガリィの活躍とノヴァの介入によってジムの遺した巨人兵器「サテュモド」による破壊が食い止められた後に、「たとえ脳がチップに変えられていようとも人間は人間」として正気を取り戻した大人の一行と子供たちの集団との和解が成立、再建の道を歩むことになる。しかし後に現地に散布されたノヴァ再生用のナノマシン「ステレオトミー」がノヴァ・X(テン)を再生、プリン製造ナノマシン(どんなものからもプリンを製造することができる)を使った脅迫とLADDERとの交渉を請け負うとした説得で独立国家になることを宣言するなど、細かい混乱も引き続き発生している模様。LADDERとは断絶状態にある。
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ザレム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 05:35 UTC 版)
エステリア島に存在する職人。クレリアであらゆる物を作り、女神や神官たちとも交流を持っている。『I』で登場した銀のハーモニカを製造した人物。名前のみ登場。
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