コピーライター時代とは? わかりやすく解説

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コピーライター時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 21:32 UTC 版)

中島らも」の記事における「コピーライター時代」の解説

1981年3月、らもは藤島克彦の紹介広告代理店株式会社日広エージェンシー再就職社長宮前賢一は、藤島関西学院大学時代1年先輩に当たる人物で、卒業後も親交があった。宮前はらもの灘中高卒業という経歴惹かれ、「カバン持ちにして連れ回した優越感にひたれる」という理由採用決めた日広エージェンシーはその年に設立されたばかりで、宮前をふくめ、経理女性とらもの3人しかいない会社であった宮前はらもをほぼ毎日、夜の繁華街に連れ出して飲み歩かせ、業務に関しては「なんぼ失敗してもええぞ。全部責任はわしがとったる」と告げ放任した。らもはそんな宮前から「仁義切り方」を学んだという。らもは当初得意先を回る営業担当したが、やがて自発的に広告テレビCM新製品制作企画兼務するようになり、のちに「企画課長」の肩書与えられた。 あまりにも仕事が暇だった(自分営業かけない限り仕事がなかった)ため、電柱から次の電柱まで歩く気力無くなり「これはうつ病だ」と直感最寄精神科飛び込み渋る医師説得してリタリン処方してもらうことで一旦寛解したものの、依存断ち切るために断薬し症状再発させているまた、在籍末期には離人症気味になり、東京月島にあった支所アパート一室)にこもって仕事おこなった灘高校時代同級生村上健常務務めていた(のちに代表取締役社長)、かねてつ食品(のちのカネテツデリカフーズ)をスポンサー1982年雑誌宝島』に同社広告シリーズとして『啓蒙かまぼこ新聞』を企画制作広告不信感を持つ層をあえてターゲットとして、広告構成としては異例だった投稿コーナー漫画通じスポンサー企業読者消費者一緒になって広告上で遊ぶことを通じて消費者商品対す関心持たせるという独特の方法で、翌1983年開始同社広告シリーズ微笑家族』(『プレイガイドジャーナル』→『ぴあ』掲載とともに注目を浴びる。らもは『啓蒙かまぼこ新聞』でTCC新人賞受賞した同年テレビのあまりの下らなさに激怒したらもは、広告・CMプレゼンとして書き溜めていた台本を「成仏させるため」にコント用に書き直した。このコント原稿テレビ番組どんぶり5656』として結実した1984年から朝日新聞大阪本社日曜版若い広場」で、独特のユーモア交えた人生相談コーナー明る悩み相談室連載が始まる。 焼きじゃがいも事件連載において「祖母から焼きじゃがいも味噌をつけて食べると死ぬと言われたが事実か?」との投書に「焼きじゃがいも味噌をつけて食べた大多数の者が高確率でいずれ死に至る」とこの投書事実であると回答。「人間なのだから、焼きじゃがいも味噌付けたものを食べよう食べまいがいずれ死ぬのは当たり前」という意図での回答だったが、それを理解出来なかった読者から「好物なのに死ぬのか」「怖い」「冗談に決まっている」と不安と疑問の声が寄せられる。これらの投書にらもは「じゃがいも味噌をつけて食べると確実に死ぬ。誰も避けられない(但しその時期には「個人差」がある)。」と火に油を注ぐ朝日新聞社側が事態収束のため焼きじゃがいも味噌をつけて食べるようらもに迫り折れたらもが実際に食して騒動沈静化する。 1986年6月には、知人関係する舞台のあまりの下らなさに激怒して、「笑殺軍団リリパットアーミー」を、キッチュ(現・松尾貴史)、鮫肌文殊若木え芙(現・わかぎゑふ)、ガンジー石原ひさうちみちお桂吉朝らと結成脚本執筆のほか、自ら出演こなした

※この「コピーライター時代」の解説は、「中島らも」の解説の一部です。
「コピーライター時代」を含む「中島らも」の記事については、「中島らも」の概要を参照ください。

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