ゲームにおける描写
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 10:20 UTC 版)
「ラクス・クライン」の記事における「ゲームにおける描写」の解説
ゲーム作品に登場するラクス・クラインはその作品独自の設定付けが非常に多い。これは角川小説版や漫画『ジ・エッジ』、『コミックボンボン』版やファンディスクなどのメディアミックス作品でも見られる現象である。 第3次スーパーロボット大戦α 立場や行動は原作と同じだが、アニメの設定のみが用いられており、ジャンク屋・クライン派などとの協力関係といった部分はこのゲームでは省略されている。また、エターナル、フリーダムの強奪はバルトフェルド他ごくわずかの仲間と共に起こした行動とされている。 アニメでは存在しなかった、「SEED」能力の発動カットインシーンが見られる。 「歌の力で戦争を止める」という点で、『マクロス7』の熱気バサラ、ミレーヌ・ジーナスらに敬意を覚えており、バサラの影響で戦争を終わらせるために戦う事を決めたと語るシーンがある。また、『超時空要塞マクロス』のリン・ミンメイの姿を見て「自分の進む道を見つけた」とも発言するシーンがある。 スーパーロボット大戦J 天真爛漫な性格がより強調されており、味方と合流した際にはナデシコの名前を「可愛らしい」と評し、ミスマル・ユリカとも意気投合している。 スーパーロボット大戦W 今回は火星の後継者に付け狙われており、第二部後半で、フレイ・アルスターを守るために、ラウ・ル・クルーゼの攻撃からエターナルで庇い、その際の混乱で火星の後継者に誘拐されてしまう。演算ユニットに接続されたミスマル・ユリカを安定させるためにその歌を利用されそうになり、当初は拒否していたもののテレサ・テスタロッサ(以下テッサ)の勧めで最終的には歌う事になる。テッサの狙いはラクスの歌で火星の後継者達の戦意を揺さぶり、彼らの部隊の一部を投降させる事であり、それに成功する。その後、ノイ・ヴェルターに合流してエターナルで戦う。 スーパーロボット大戦Z ブレイク・ザ・ワールド後から登場。デュランダルに暗殺されかけたことでアークエンジェルのクルーとして多元世界を巡っている。その道中で『∀ガンダム』のキエル・ハイムに扮したディアナ・ソレルと出会っている。その後は原作通りに宇宙に上がり、エターナルの艦長となり連邦に引き渡されそうなディアナを救出しようとした。物語中盤まではアニメと相違ないが、中盤以降は他者との交流を通じることで、武力介入による自身の行動を反省し、新たな道を模索するというアニメと大幅に異なる展開となっている。 また、デスティニー・プランに対してはアニメと異なり、遺伝子で全てが決まれば人が夢や希望が持てなくなる世界になると明確に言葉に表し否定した。 スーパーロボット大戦K、スーパーロボット大戦L 前者はシナリオ中盤以降より、後者はシナリオ後半以降よりエターナルで参戦。後者では、エンジェルダウン作戦時にアークエンジェルにいたため、ミネルバ隊に自らの存在を明示し、プラントにいるラクスがデュランダルが仕立て上げた影武者である事、オーブでザフトらしき部隊に暗殺されかかった事を伝えた。 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II インフィニットジャスティスでの降下時に着ていたスーツでMSパイロットとして登場する。覚醒時にはキラ、アスラン、カガリ、シン同様「SEED」発動のカットインシーンが存在する。 ガンダム無双2 エターナル搭乗時の陣羽織姿のまま、MSパイロットとして参戦。ハイパーSP攻撃発動時のカットインは、キラ、アスラン、シンと同じく「SEED」発動状態のものとなっている。ゲーム自体がパロディ作品であるため、このゲームにおけるラクスは、「他者に言葉で平和を説きつつ同時に、従わない者は問答無用で武力制圧する」「プレイヤーへのご褒美と称し、敵味方問わず攻撃を加える」「自分に疑いを持ったキラを粛清する」「無断出撃をランバ・ラルにおねだりする」「プレイヤーへの作戦参加要請に対する返答の選択肢がラクス様…である」など、ギャグキャラとなっている。 機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E. C.E.73-Extraステージからエターナルに乗艦し戦闘に参加する。その結末は物語の進行によって大きく変化する。ただ、ラクス視点から見るとシナリオのほとんどがバッドエンドというシビアなものとなっている。Extra3c「歌姫達の声」 自分が本物と名乗るが叶わず。ミーアの護衛任務中のミネルバ隊の艦長タリア・グラディスの判断ではなくFAITHシン・アスカの判断により戦闘を仕掛けられ乗艦を撃破され死亡した。シン・アスカとの戦闘ではキラ・ヤマトの仇を討とうとする。 Extra4a「蘇える光」 最終局面において、ジブリール亡き後のロゴス残党と、月面プトレマイオス基地に向けてネオジェネシスを撃とうとするデュランダル率いるザフトの争いを止めるために、オーブ軍と連合し、戦場に乱入する。しかし、乗艦を撃破されてしまい死亡した。 Extra4b「重なる明日」 ほぼアニメのストーリー通りに行動し、ミネルバと何度も交戦する。最終的に連合・ザフト両軍を止めるためオーブ軍と連合し、戦場に乱入する。このシナリオでは乗艦を撃破されても死亡せず、撤退する。ジブリール艦を撃沈した場合のみ、オーブと共に両軍を調停する。
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