ゲームにおけるライトガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/26 04:49 UTC 版)
「ライトガン」の記事における「ゲームにおけるライトガン」の解説
ゲーム機用ライトガンは銃(とくに拳銃)の形態でディスプレイ上の物体を狙うのに使われる。フィードバック機構によって、火薬式の拳銃の発射時の跳ね上がり(反動)を再現したものもあるほか、引き金以外のボタンを備えるものもみられるが、この辺りの事情に関しては、ガンシューティングゲームの項を参照。 ライトガンはアーケードゲームでは一般的だが、家庭用ゲーム機では、やや表示機材(ディスプレイ)を選ぶ。小型のテレビでは使いにくい、プロジェクターや液晶ディスプレイ・プラズマディスプレイではライトガンが使えないという問題もあったが、プレイステーション3用ゲームタイムクライシス4に同梱される「ガンコン3」で、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイに業界初対応した。 コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム機)では追加のコントローラを購入する必要があったり、ライトガンが汎用的でなく通常のコントローラの代わりにはならない点など、普及しにくい要素も見られる。ただコンシューマーゲームのオプション機器扱いという部分に関しては、任天堂のWiiにおいて標準コントローラーがトリガーボタンを備えるなど、2006年よりやや状況が変化している。 以下に主なライトガンを挙げる: 任天堂ファミリーコンピュータの光線銃シリーズ セガ・マスターシステムの Light Phaser スーパーファミコンのスーパースコープ。バズーカ風の形状。 メガドライブの Menacer セガサターンのバーチャガン コナミ(後のコナミデジタルエンタテインメント)のハイパーブラスター(プレイステーションシリーズ向け)。 ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)のガンコンシリーズ。プレイステーションシリーズ向け。 ドリームキャストのドリームキャストガン その他の家庭用ゲーム機にもライトガンは存在した。ライトガンを使用するゲームとして、タイムクライシスシリーズ、バーチャコップシリーズ、ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズ等がある。 Wiiリモコンは、この技術の後継と見ることもできる。Wiiリモコンはブラウン管以外のディスプレイでも問題なく使用でき、標準のコントローラとなっている。通常のコントローラとしても、ライトガン的なコントローラとしても使用可能である。また、Wiiリモコンとヌンチャクを組み合わせ、ライトガンとして使用するアタッチメント『Wiiザッパー』が2007年10月より発売されている。
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