キセン

デジタル大辞泉

きせん【喜撰】

読み方：きせん

平安初期の歌人。六歌仙の一人。山城の人。古今集に「わが庵(いほ)は都のたつみしかぞ住む世を宇治山と人は言ふなり」の一首がある。歌学書「喜撰式」の著者と伝えられる。生没年未詳。

歌舞伎舞踊。清元・長唄。松本幸二作詞、清元斎兵衛・10世杵屋六左衛門作曲、2世藤間勘十郎振り付け。五変化「六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)」の一つで、天保2年（1831）江戸中村座で初演された。

画・菱川師宣 国立国会図書館蔵

き‐せん【基線】

読み方：きせん

１ 三角測量の基準になる三角形の一辺。これをもとにして三角網を広げていく。

２ ⇒界線2

３ 領海および接続水域・排他的経済水域・大陸棚の範囲を測定するための基準となる線。通常は海岸の低潮線を用いるが、地理的条件によって直線基線や湾口や湾内に引かれる直線を用いることができる。領海基線。

き‐せん【帰泉】

読み方：きせん

黄泉(こうせん)におもむくこと。死ぬこと。

「—の霊魂は九夜の夢に迷ひにき」〈海道記〉

き‐せん【帰線】

読み方：きせん

１ 電気回路を構成する導線のうち、アースに帰るほうの線。

２ テレビの画面で、走査が1回の終点から次の始点まで戻るときに描く線。実際には見えないよう工夫されている。

き‐せん【帰船】

読み方：きせん

［名］(スル)

１ 下船していた船員や乗客がもとの船に帰ること。

２ 港に帰ってくる船。

き‐せん【木銭】

読み方：きせん

「木賃(きちん)」に同じ。

き‐せん【棋戦】

読み方：きせん

囲碁または将棋の勝負。

き‐せん【機先】

読み方：きせん

物事が起ころうとする、また、事を行おうとするその直前。

き‐せん【機船】

読み方：きせん

発動機を動力とする船。発動機船。

き‐せん【汽船】

読み方：きせん

蒸気の力を動力として動く船。蒸気船。船舶法では、機械力を利用して推進する船をいう。

き‐せん【貴^×賤】

読み方：きせん

貴いことと、卑しいこと。また、身分の高い人と低い人。「職業に—なし」「—貧富」

き‐せん【^×饋線】

読み方：きせん

《多く「き線」と書く》通信事業者の最寄りの基地局から利用者の建物近くの分岐点（饋線点）までを結ぶ、地下管路に敷設されたケーブル。利用者宅とは、饋線点から分岐された配線ケーブルで結ばれる。

き‐せん【騎戦】

読み方：きせん

馬に乗って行う戦闘。

歴史民俗用語辞典

木銭

読み方：キセン（ｋｉｓｅｎ）

（１）江戸時代の美濃郡上郡の高掛物の七色の役銀のうちの一。
（２）木賃。

邦楽古典作品一覧

喜撰

作曲者	作曲者不詳
曲名	喜撰
曲名カナ	キセン
作曲年
楽器構成	歌、三弦
楽曲編成
演奏時間	5分57秒
楽譜
音源
委嘱
演奏日	昭和４６年５月発売
演奏者	歌・三弦　上原真佐喜
備考	作詞・作曲者不詳
作曲者カナ	サッキョクシャフショウ
曲名コード	52-b2
サウンド
イメージ	準備中
∴	◎

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

喜撰

読み方：キセン（ｋｉｓｅｎ）

初演 天保2.3(江戸・中村座)

音曲 長唄

地名辞典

基線

読み方：キセン（ｋｉｓｅｎ）

所在 北海道石狩郡新篠津村

基線

読み方：キセン（ｋｉｓｅｎ）

所在 北海道上川郡東神楽町

基線

読み方：キセン（ｋｉｓｅｎ）

所在 北海道上川郡比布町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

Weblio日本語例文用例辞書

「キセン」の例文・使い方・用例・文例

• ナプロキセンの化学式
• 私はエキセントリックな人が苦手です。
• 今日のアイツは、エキセントリックすぎてついていけない。
• キクザキセンダングサの種子
• 米国の東部と北部、カナダのキクザキセンダングサで、ぬれた牧草と草地においてよく見られる
• ムラサキセンダイハギ属のいくつかの植物の総称
• 青い花の総状花序を持つ米国東部のムラサキセンダイハギ