き・える【消える】
読み方:きえる
㋐姿・形などが見えなくなる。「煙が空に—・える」「男は人ごみの中に—・えた」
㋒におい・味・痛みなどが感じられなくなる。「臭みが—・える」
2 それまであったものが、そこからなくなる。
㋐燃えていた火が絶える。また、発していた光がなくなる。「火が—・える」「街の明かりも—・えた」
㋑雪・霜・露などが、とけたり乾いたりして、なくなる。「日陰の雪も—・えた」
㋒世間の評判、人の感情などが薄れてなくなる。「やがてうわさも—・えるだろう」「憎しみが—・える」
㋓身に備わっていたものが、なくなる。「彼特有の辛辣(しんらつ)さが—・えた」「初出場の硬さが—・える」
㋔埋め合わせがついて、なかったものとなる。「帳簿上の赤字はこれで—・えた」
㋕当然存在するはずの物や人が、なくなったり、いなくなったりする。「宝石が金庫から—・えていた」「人影の—・えたスタジアム」
3
㋐正気を失う。
㋑死ぬ。
キエル
キエル・ハイム
(キエル から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/11 09:40 UTC 版)
キエル・ハイム(Kihel Heim)は、アニメ『∀ガンダム』に登場する架空の人物。担当声優は高橋理恵子。
人物
ソシエ・ハイムの姉。17歳。美しい金髪と碧眼の風貌から声に至るまでムーンレィスの女王ディアナ・ソレルと瓜二つであるが、両者の間に血縁関係はなく、瓜二つなのは「偶然」とされる。
ラインフォード家所領イングレッサ地方の田舎町ビシニティで、鉱山業を営むハイム家の長女として産まれる。裕福なブルジョワ階級の一員として育つものの、大学で代わり映えのしない勉強をするより、実社会に出ることを希望している。女性ながら家庭に収まらない自立した生き方に憧れの念を抱いており、そのためにノックスのような都会での暮らしを選んでいる。
ディアナ・カウンターの地球帰還作戦がはじまると、得意の速記を活かし、グエン・サード・ラインフォードの秘書官としてボストニア城に出仕した。父の死に際して精神を病んでしまった母親を抱えて苦悩している。
ディアナの戯れ心から、服装を取り替えて立場を入れ替わるが、戦乱が激化しもとに戻れなくなり、そのまま女王として振る舞うことを強いられる。戸惑いながらも、父の墓前で涙してキエル・ハイムの立場から父に謝罪してくれたディアナに尽くすべくディアナの心情を汲みとり、紛争の平和的解決に努力してゆく。
やがて、女王の親衛隊長でディアナとキエルの入れ替わりをすぐさま見破り、暗殺の危機や拉致に際して獅子奮迅に奮闘した忠実なナイトであるハリー・オードに心惹かれるようになる。また、ディアナと入れ替わり、その個人史をも知ったことで、統治者ディアナの言動や孤独な立場に理解を示すとともに、悲恋を経験した女性ディアナにも同情的になる。そして平和が訪れると、今度は自らディアナに入れ替わりを提案した。
その後、ディアナに代り、女王としてハリーに護衛されながら、月に向かい月を統治した。
ロラン・セアックからは初恋の女性として意識されているが、キエルの方はロランに対して特別な感情を持ち合わせておらず、ロランの片思いに過ぎない。
関連作品での描かれ方
小説『月に繭地には果実』では、地球に帰還し静かに暮らしていることになっている。
曽我篤士の漫画『∀ガンダム』では、ディアナは隠棲せず、女王のままでいるので、それを補佐するために互いの立場を入れ替わりつつ、地球と月を行き来している。
その他の話題
キエルは以下の商品で登場している。
- 株式会社バンダイ バンダイMSセレクション11 ∀ガンダム
- 株式会社バンダイ ガンダムヒロインヒストリー(ドレス編)
- 第2話のドレス姿で登場。他作品のガンダムヒロイン3人とのセットでボックスフィギュアとして登場した[2]。
- 株式会社バンダイ GANDAM HEROINS Half Age Girls
- ∀ガンダムWebのキャラクター紹介と同じ白地にブルーの装飾のワンピース(帽子あり)[1]姿で、他作品のガンダムヒロイン4人とのセットでボックスフィギュアとして登場した。これまで登場したフィギュアと比べて、かなりデフォルメされている。
評価
『愛と戦いのロボット 完全保存版』で発表されたアンケート「みんなで選ぶロボットアニメーションベスト100」では、「一番お気に入りのヒロインは?」で第81位にランクインした[3]。
脚注
- ^ a b ∀ガンダムWeb「キエル・ハイム」
- ^ 他は ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハ、リリーナ・ドーリアン。
- ^ 『愛と戦いのロボット 完全保存版』ぴあ、2006年、97頁。ISBN 4-8356-1010-5。
キエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:58 UTC 版)
「イナズマイレブンGOの登場人物」の記事における「キエル」の解説
かつてカトラたちが住んでいた惑星で、環境が地球によく似ていた。ブラックホールによって滅亡している。 カトラ・ペイジ 声 - 上田麗奈 滅亡した惑星キエルの王女。サンドリアスとの戦いの後、他の惑星の人々に対する思いやりの心を見せた天馬を見出し、天馬ならば宇宙を救えるかもしれないと考え天馬の夢に現れる。その後も度々天馬の前に姿を現すし、銀河を救うために各惑星にある光る石を集めるように天馬に伝えた。 惑星崩壊と共に死んだと思われていたが直前にオズロックに救出されており、彼の野望の為コズミック粒子砲の製作の為捕らわれるも、オズロックは野望の前にブラックホールを破壊する事を約束してくれたので、多くの命を助ける為彼に協力していた。そしてオズロックによりミスリルストーンと共に拉致されてきたポトムリに対して、例え誰かに支配されることになろうとも宇宙を救えるならば構わないと協力を拒む彼を説得する。そしてグランドセレスタ・ギャラクシー決勝において天馬たちの戦いを見届け、試合終了後に宇宙を救う手筈が整ったことを公表する。ブラックホールを消滅させた後ならば世界が誰に支配されようと幾多の人々が住む惑星を失わなくて済むならば仕方ないとは考えていたが、コズミックプラズマ粒子砲を兵器として保持し、ファラム・オービアスをそのままブラックホールに消滅させようとするオズロックに対して約束が違うと抗議するが、オズロックに白を切られ苦悶する事になってしまう。 白いピクシー 声 - 北原沙弥香 天馬の夢の中に現れた謎の生物だったが、目を覚ました天馬の目の前に現れる。皆帆によって名付けられた。 偽の剣城によってみのりが攫われた際に共にテレポートでオズロック達の宇宙船であるスティンガーウィングに潜り込み、以後カトラと行動を共にし、グランドセレスタ・ギャラクシー決勝前に再び天馬の前に姿を現し本来の姿で天馬にカトラの願いを告げた。イクサルフリートとの戦いではベルセルクレイからアースイレブンを助けるべく、黒いピクシー(アクロウス)と共にフィールドに現れ力を使いベルセルクレイを消滅させた。サージェス・ルーグ 声 - 小西克幸 金髪碧眼の青年騎士で、ピクシーの本来の姿であり惑星キエルの住人でもある。気さくな熱血漢で求心力がある人柄。既に故人だが、強い魂を持ったためにピクシーという実体の姿を得るに至ったのだという。カトラの願いを叶えるために天馬に協力していた。 生前は農民の出身で、騎士団の入団試験を兼ねた剣術大会にて角のある甲冑を付けていたため《ウシ頭のサージェス》の名で呼ばれていた。大会の決勝において劣勢に追い込まれ、勝利を諦めかけた時に幼少のカトラに励まされ、その人柄に惚れ込み逆転勝利して騎士団に入団する。騎士団に入団してからは、農民出身という事もあり最初は疎まれていたが、その人柄や実力で周囲と打ち解け、数年のうちに騎士団長に上り詰め《1000人斬りのサージェス》の異名を持つようになる。しかし、ある時に敵国の罠にはまり、味方殺しの汚名を着せられ、カトラの弁護も空しく国外追放されてしまう。それから数年後、その敵国の残党による内乱が勃発しカトラの命が狙われ、カトラの自分を呼ぶ声を聴き王宮に舞い戻る。そして敵軍を言葉によって説得し、無用な血を流すことなく戦いを収めた事で自らの汚名をそそぐ。しかし、カトラを庇った際に受けた傷が致命傷となり、自らを讃える歓声の中その場に倒れ伏し息絶えた。 ゲーム版ではソウル「グリフバーン」の使い手となっている。
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