インド副王兼総督
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1858年11月にヴィクトリア女王(女王陛下の政府)の直接統治下へ移行(イギリス領インド帝国)。任命者は国王(女王)であり、以降、副王の称号も使用。 代写真在任中の爵位氏名(生没年)在任期間事績・特筆事項14 初代カニング伯爵チャールズ・カニング(1812–1862) - 1862年3月21日 女王直接統治への移行 15 第8代エルギン伯爵ジェイムズ・ブルース(1811–1863) 1862年3月21日-1863年11月20日 在職中インドで病死 臨時 サー・ロバート・ネイピア(英語版)(1810–1890) 1863年11月21日-1863年12月2日 臨時 サー・ウィリアム・デニソン(英語版) (1804–1871) 1863年12月2日- 1864年1月12日 16 初代准男爵サー・ジョン・ローレンス(1811–1879) 1864年1月12日- 1869年1月12日 ブータン保護国化 17 第6代メイヨー伯爵リチャード・ボーク(1822–1872) 1869年1月12日- 1872年2月8日 暗殺された唯一の総督 臨時 サー・ジョン・ストレイチー(1823–1907) 1872年2月9日- 1872年2月23日 臨時 第10代ネイピア卿フランシス・ネイピア(1819–1898) 1872年2月24日- 1872年5月3日 18 第2代ノースブルック男爵トマス・ベアリング(1826–1904) 1872年5月3日- 1876年4月12日 インド担当相ソールズベリー侯と対立し辞職 19 第2代リットン男爵ロバート・ブルワー=リットン(1831–1891) 1876年4月12日- 1880年6月8日 ダルバール(英語版)挙行第二次アフガン戦争 20 初代リポン侯爵ジョージ・ロビンソン(1827–1909) 1880年6月8日- 1884年12月13日 唯一のカトリック総督フリーメイソンのグランドマスター 21 初代ダファリン伯爵フレデリック・ハミルトン=テンプル=ブラックウッド(1826–1902) 1884年12月13日 - 1888年12月10日 第三次英緬戦争で上ビルマ併合シッキムからチベット人追放シムラーに総督官邸建設 22 第5代ランズダウン侯爵ヘンリー・ペティ=フィッツモーリス(1845–1927) 1888年12月10日- 1894年10月11日 シッキム保護国化 23 第9代エルギン伯爵ヴィクター・ブルース(1849–1917) 1894年10月11日- 1899年1月6日 チトラル遠征(英語版) 24 初代カーゾン男爵ジョージ・カーゾン(1859–1925) 1899年1月6日- 1905年11月18日 北西辺境州(英語版)新設ベンガル分割計画推進チベット遠征 25 第4代ミントー伯爵 ギルバート・エリオット=マーレイ=キニンマウンド (1845–1914) 1905年11月18日- 1910年11月23日 1909年インド政府法制定 26 初代ペンズハーストのハーディング男爵チャールズ・ハーディング(1858–1944) 1910年11月23日- 1916年4月4日 カルカッタからデリーへ遷都第一次世界大戦開戦 27 第3代チェルムスフォード男爵フレデリック・セシジャー(1868–1933) 1916年4月4日- 1921年4月2日 1919年インド政府法ローラット法やアムリットサル事件など強圧統治第三次アフガン戦争 28 初代レディング伯爵ルーファス・アイザックス(1860–1935) 1921年4月2日- 1926年4月3日 唯一のユダヤ人総督ローラット法廃止ヒンズーとイスラムの抵抗運動を分断 29 初代アーウィン男爵エドワード・ウッド(1881–1959) 1926年4月3日- 1931年4月18日 ガンディーが塩の行進反英運動を弾圧円卓会議開催決定 30 初代ウィリングドン伯爵フリーマン・フリーマン=トーマス(1866–1941) 1931年4月18日- 1936年4月18日 円卓会議決裂第二次不服従運動を弾圧 31 第2代リンリスゴー侯爵ヴィクター・ホープ(1887–1952) 1936年4月18日- 1943年10月1日 独断でインドを第二次世界大戦に参戦させる「インドから出て行け運動(英語版)」を弾圧 32 初代ウェーヴェル子爵アーチボルド・ウェーヴェル(1883–1950) 1943年10月1日- 1947年2月21日 戦時体制の強化戦後にはインド自治政府を発足させる 33 初代ビルマのマウントバッテン子爵ルイス・マウントバッテン(1900–1979) 1947年2月21日- 唯一の王族総督インド連邦創設
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