しお‐の‐こうしん〔しほ‐カウシン〕【塩の行進】
塩の行進
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 06:02 UTC 版)
塩の行進(しおのこうしん、Salt March / Dandi Satyagraha)とは、1930年にマハトマ・ガンディー並びに彼の支持者がイギリス植民地政府による塩の専売に反対し、製塩の為にグジャラート州アフマダーバードから同州南部ダーンディー海岸までの約386kmを行進した抗議行動のことである。この行進は3月12日から4月6日まで続き、インドのイギリスからの独立運動における重要な転換点となった。
- ^ 長崎[2004] p.403 1925-26年度の塩税による収入は6300万ルピーであり、これは当時のインド政府(中央・地方合計)の歳入の2.93%に相当した。またインド中央政府のみの歳入で考えると1位関税4億7800万ルピー、2位所得税1億6200万ルピーに次ぐものであった。
- ^ ラーホールでプールナ・スワラージを提唱したガンディーやネルーは国民会議左派
- ^ 長崎[2004] p.396 (1)塩税の廃止、(2)軍事費の削減、(3)地租の減額、(4)ルピーの対スターリング換算比率の切り下げ(1ルピーを1シリング4ペンスに切り下げ)、(5)高級官僚の給与減額、(6)外国布への保護関税などの11項目であった。
「塩の行進」の例文・使い方・用例・文例
- 塩の行進
- 塩の行進のページへのリンク