イギリス・アメリカ
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英米においては実名報道には積極的である。イギリスでは、法廷侮辱法によって陪審に予見を与える報道は禁じられているものの、実名報道自体は認められ、実例として売春婦を狙った連続殺人事件では被害者はもちろん、遺族や友人らも全て実名で報じられるほか、少年事件でも実名報道がなされることがある。逮捕された後で容疑が否定され、起訴されなかった人物でも、その後も実名報道が基本となる。「話が人間(ヒューマン)のことになる」ことが重視されるほか、ある人が容疑者となったことや犯罪歴についての「知る権利」はある一方で、そういう人を差別する権利はないと区別されている。 アメリカでは憲法修正1条で言論の自由が強く保障されており、実名報道が原則である。 こうした考えは権力が行使される過程を明らかにすることによって市民による監視が可能になるとする理念(Open Justice)から来ている。逮捕や勾留に関して情報が隠されること自体が人権侵害であるとも考えられている。 ただ、一般に逮捕時の報道よりも裁判記事が重視される傾向にある。また逮捕後の有罪率が高い日本では「被疑者 = 犯人」とすぐ決めつけられるのに対し、逮捕後の有罪率がそれほど高くなく逮捕された容疑者を必ずしも犯人と同視しないことから基礎事情が異なる。 また、個人による損害賠償請求も盛んであり、明らかな報道被害であれば、マスメディア側も賠償の責任を負わされたり、許認可権を持つ機関から罰を与えられたりするなどそれなりの責任も負っている(アメリカの場合、懲罰的損害賠償制度が存在し、実損害をはるかに超えた巨額の賠償を命じられることがありうる)。 少年事件における報道はそれぞれ制限があり、イギリスでは原則18歳未満の少年が審理される場合は匿名、アメリカは各州によって異なる。ただし、大きな事件の場合、世論の後押しもあって実名が掲載される場合も多い。 近年では両国とも犯罪報道の過熱化が進んでおり、タブロイド紙によるセンセーショナルな報道は議論を呼ぶこともある。 犯罪に関連した報道に限らず、アメリカでは大統領、一般有権者、上場企業社長、一般社員など区別せず同じように実名で報じ、高校生など未成年であっても徹底して実名である。匿名や仮名は記事の信憑性を損なうため、よほどのことがない限り匿名は使えない。 2010年代のアメリカでは、銃乱射事件の容疑者の実名を報道することで、模倣犯の出現や犯人への賛美を招く可能性が指摘されるようになった。2019年に発生したミッドランド銃乱射事件では、地元警察署長が記者会見の場で犯人の氏名を発表することを拒否する事例も見られた。
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イギリス・アメリカ
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ロシアとドイツはイギリスにも共同行動を提案したが、世論を理由に干渉を拒否し、アメリカもまた、日本に好意的だったが局外中立を崩さなかった。
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イギリス・アメリカ
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「きかんしゃトーマス」の記事における「イギリス・アメリカ」の解説
本国イギリス及びアメリカでは過去に幾度かチャンネルや枠を変更しながら本作の放映が続いている。下の表はその変遷である。 イギリス 放送局ITV・CITV カートゥーン ネットワーク チャンネル5 Nick Jr. Cartoonito 本作放映年1984年 - 1992年2003年 - 2006年 1995年 - 2001年 2006年 - 1999年 - 2017年 2017年 - 主な放映シリーズ第1 - 3シリーズ第6 - 8シリーズ 第4 - 5シリーズ 第9シリーズ以降 第1 - 19シリーズ 第19シリーズ以降 備考 教育番組ゾーン「Milkshake!」にて放送。 シリーズの本放送はITV、カートゥーンネットワーク、チャンネル5で行われ、Nick.jrとCartoonitoは本放送終了後に再放送としてシリーズを放送。但し、Cartoonitoにて初放送されたエピソードも複数存在する。一部のエピソードはいずれの放送局でも放送されずビデオスルーとなった。 アメリカ 放送局PBS FOX Family PBS KIDS ニコロデオン 本作放映年1989年 - 1996年 1999年 - 2000年 2004年 - 2017年 2018年 - 主な放映シリーズ第1 - 4シリーズ 第5シリーズ 第6 - 20シリーズ 第20シリーズ以降 備考「シャイニング・タイム・ステーション」及びその派生番組「Mr. Conductor's Thomas Tales」にて放送。 番組「Storytime with Thomas」の中でブリット・オールクロフト原案のセルアニメ「マンフィーのふしぎなぼうけん」のエピソードと混合で放送。
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