イカ・ルとは? わかりやすく解説

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いか・る【埋かる】

読み方:いかる

[動ラ五(四)《「生かる」と同語源》うずめてある。「炭の—・った火鉢


いか・る【怒る】

読み方:いかる

[動ラ五(四)

腹を立てる。おこる。憤慨する。「烈火のごとく—・る」

激しく動く。荒れ狂う。「波が—・る」

角張ってごつごつしている。角立つ。「—・った肩」

→おこ(怒)る[用法]

[補説] 本来、「角立つ」のをいう語。感情角立てば、腹を立てる意にもなる。この意には、現在「おこる」が用いられるが、これは「起こる」と同源で、勢い盛んになる意から、気持ち高ぶるのをいうようになったものらしい。

[可能] いかれる


いかる【斑鳩/×鵤】

読み方:いかる

アトリ科全長23センチくらい。体は灰色で、頭・風切り羽尾羽紺色くちばし太く黄色木の実食べる。さえずりは「お菊二十四」などと聞きなされ、「月日星(つきひほし)」とも聞こえるところから三光鳥ともいう。東アジア分布まめまわしいかるが。《 夏》「—来て起きよ佳き日ぞと鳴きにけり/秋桜子

[補説] 「」は国字


いか・る【生かる/活かる】

読み方:いかる

[動ラ五(四)花などがいけてある。

「瓶(かめ)に—・ったチューリップ」〈秋声縮図


斑鳩

読み方:イカルガikaruga), イカル(ikaru)

イカルの古名


斑鳩

読み方:イカル(ikaru), イカルガikaruga

燕雀目の

別名 三光鳥


イカル

イカル
イカル

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桑〓

読み方:イカル(ikaru)

アトリ科

学名 Eophona personata


桑扈

読み方:イカル(ikaru)

アトリ科翼長センチ

季節 夏、秋

分類 動物


藺刈る

読み方:イカル(ikaru)

イグサ刈りとること

季節

分類 人事


読み方:イカル(ikaru)

アトリ科

季節

分類 動物


イカル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/28 15:20 UTC 版)

イカル
イカル Eophona personata
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: アトリ科 Fringillidae
: イカル属 Eophona
: イカル E. personata
学名
Eophona personata
Temminck & Schlegel, 1848
英名
Japanese Grosbeak

イカル桑鳲、学名:Eophona personata)とはスズメ目アトリ科鳥類である。

名称

木の実を嘴(くちばし)で廻したり転がしたりするため古くは「マメマワシ」や「マメコロガシ」、木の実を好んで食べるため「まめうまし」、「豆割り」などと呼ばれた。イカルという名の由来は奈良県斑鳩とも鳴き声が「イカルコキー」と聞こえるからとも言われるが、定かではない。また古来より「イカルガ(鵤、斑鳩)」とも呼ばれる。なお、前者「鵤」については「角のように丈夫な嘴」を持つ当鳥に由来しているが、後者「斑鳩」の字を充てることは厳密には誤用であり、首に模様があるジュズカケバトを指していたという説もある。清少納言枕草子」(第四十一段「鳥は」)には好ましい鳥の一つとして「頭赤きいかるがの雄鳥、たくみ鳥[1]」と記されている。

学名は Eophona がギリシア語で「暁の声」、personata がラテン語で「仮面をかぶった」を意味する[2]

分布

イカル分布図

ロシア東部の沿海州方面と日本で繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬する。

日本では北海道本州四国九州の山林で繁殖するが北日本(北海道や東北北部)の個体は冬季は本州以南の暖地に移動する。

形態

全長は約23cm。太くて大きい黄色いを持つ。額から頭頂、顔前部、風切羽の一部が光沢のある濃い紺色で体の上面と腹は灰褐色で下腹から下尾筒は白い。大雨覆と尾羽に紺色の金属光沢があり、初列風切羽に白斑がある。雌雄同色。[3]

生態

主に樹上で生活するが、非繁殖期には地上で採食している姿もよく見かける。木の実や草の種子を採食する。時には、昆虫類も食べている。冬季にはジュズダマの実や刈田に残ったを食べたりする。ムクノキの実や木のなどの柔らかいものを好んで食べるが、硬い木の実も食べる。[3]

Eophona personata personata

繁殖期はつがいで生活するがの周囲の狭い範囲しか縄張りとせず、数つがいが隣接してコロニー状に営巣することが多い。木の枝の上に、枯れ枝や草のを組み合わせて状の巣を作る。産卵期は5-7月で、3-4個のを産む。抱卵期間は約14日。雛は孵化してから14日程で巣立つ。

非繁殖期は数羽から数十羽の群れを形成して生活する。

波状に上下に揺れるように飛翔し、群れで飛ぶ場合は群れ全体も波状に動く。

聞きなし

各地に様々な聞きなしが伝わる。

  • 比志利古木利(ひしりこきり)
  • 月日星(つきひほし)

月・日・星と囀ることから三光鳥とも呼ばれている。

また、「蓑笠着い」と聞きなす地方もある。これは、繁殖期が梅雨に当たるため、この鳴き声を聞いたら、雨具である蓑と笠を用意した方がよいとするものである。 一般的には日本においては、「お菊二十四」「オキクニジュウシ」との聴きなしをすることが多い。

参考文献

脚注

  1. ^ ミソサザイのこと
  2. ^ 『鳥類図鑑』、134頁。
  3. ^ a b 『山渓ハンディ図鑑7 新版 日本の野鳥』、623頁。

関連項目


イカル(声:鈴村健一)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 09:17 UTC 版)

神無ノ鳥」の記事における「イカル(声:鈴村健一)」の解説

本編の主人公神無ノ鳥としては有り得ない人間味満ちた心の持ち主また、神無ノ鳥にもかかわらず、人が死ぬのを見るのが苦手で、人の死を受け入れる事が出来ないそれ故に、生まれてから、人間時間では気の遠くなるような年月存在してきたにもかかわらずこれまで一度も魂の回収成功していない。そのため、あの方から『最後の任務』として、交通事故で約1ヶ月後に死亡する予定の琉宇という少年の魂の回収命じられる考えている事がすぐに表に出るわかりやすい性格をしており、何事にも積極的で、どんな相手にも臆することなく接する。また、イカルの辞書に『遠慮』の文字はなく、琉宇の家に入り浸り毎日のように食事ご馳走になっているまた、3杯以上おかわりをしたこともあるなど食欲旺盛でな様子また、以前スイカを3玉食べてお腹を壊さなかった程に丈夫なお腹をしている。イカルの事をからかってくるハッカンの事を鬱陶しがっているかのような態度とっているが、頼りにしている。イカルは、琉宇たちと知り合った当初本当のこと言えないため『隣のクラス神無かんなぎ)イカル』と嘘をつく神無ノ鳥には魂はないが、イカルには魂がある。そのため、人間の魂に惹きつけられ、人と引き合う

※この「イカル(声:鈴村健一)」の解説は、「神無ノ鳥」の解説の一部です。
「イカル(声:鈴村健一)」を含む「神無ノ鳥」の記事については、「神無ノ鳥」の概要を参照ください。

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