アンダーソン一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 18:28 UTC 版)
ウィルフレッド・アンダーソン 声 - 富山敬 アンダーソン家の大黒柱。37歳。愛称はフレディ。家族思いで、絵に描いたような優しいお父さん。どんな人であろうと、困っているのを放っておけないかなりのお人よし。学生時代にシェレンに一目惚れし、バックにマリアがいたにもかかわらず彼女をデートに誘い、さらには初デートでキスまでしてしまうという大胆な一面がある。なお、その事でマリアに本気で殺されそうになり、以後彼女がトラウマになった。ちなみに彼がシェレンの最初で最後の求婚者。 シェレン・アンダーソン 声 - 高木早苗 アンダーソン家のお母さん。35歳。旧名シェレン・ウィザビー。育ちが良かったためかとんでもない天然で、子供達からも呆れられている。クッキーモンスター(アニメではハッピーモンスター)が好きで、ほぼ1話着ぐるみを着てモンスターのふりをしていたことさえある。学生時代はかなりモテていたため、言い寄ってくる男は大勢いたが、全て姉のマリアに追っ払われていた。 フィー・アンダーソン 声 - 島本須美 活発なアンダーソン家の長女。15歳。この漫画の主人公。考えるより先に体が動く性格で、かなりのお節介焼き。時にそれがトラブルのもととなる。それでもお気楽一家の中ではまともな方。男子顔負けの運動神経の持ち主な上、ボーイッシュなルックスでたびたび男子と間違えられる。また、性格的にも思春期の女の子とは思えないような言動も見られる。しかし、レイフと出会ってからは、たびたび女の子らしい一面を見せるようになる。最初はレイフをただの男友達としか見ていなかったが、次第に彼を異性としての意識するようになる。成績はあまりよろしくなく、スペイン語のテストでD評価を採る場面が見られた。ジョナサンとは折が合わず、たびたび喧嘩をするものの、一家の中では彼と一番仲良し。 ケイ・アンダーソン 声 - 中原茂 アンダーソン家の長男。17歳。気が利く世話焼き役で、妹思いの優しいお兄ちゃん。特に危なっかしいフィーをいつも心配している様子。美人顔で、彼もまた女性と間違われることがある。ホモセクシャルの同性愛者で、ハンサムな男性に目がない。一家で一番恋多き人物で、恋人が毎回のように変わり、そのたびに涙をのむ。かつてレイフもその一人であったが、彼のフィーに対する気持ちを悟り、自分から潔く身を引いた。その後は二人の仲を温かい目で見守っている。 トレーシー・アンダーソン 声 - 松井菜桜子 アンダーソン家の次女。7歳。利発で世渡り上手な上、年の割りに大人顔負けの言い回しをするおませさん。そのせいで、映画監督から主役にスカウトされることもあったが、さすがにジェイには敵わないよう。その性格とは裏腹にお人形さんのような可愛らしい容姿で同級生達にモテる。しかし、トレーシー自身は同世代には興味が無く、どちらかと言えばうんと年上がタイプのよう(フィー曰く「メンクイオジン趣味」)。ケイ同様、無鉄砲な姉のフィーには苦労が絶えない模様。 ジョナサン・アレン 声 - 菅谷政子 眼鏡にそばかすが特徴の赤毛の少年。5歳(作中で6歳になる)。フレディが学生時代に付き合っていたアーニーの子供で、彼の隠し子のふりをして来た。元々はシカゴの大叔父さんの所にいたが、おじさんがアダムを殺そうとしたので、彼の居場所を求めて家を抜け出したが、行く当てもなく、お金も底を着いたので最終手段として隠し子を名乗り他人の家を渡り歩いていた。最初の頃は理屈を並べてばかりで子供らしさに欠けていたが、一家の一員になってからは本来の子供らしい一面を随所に見せるようになる。アーニーと住んでいた頃には、彼女が仕事で家にいることが少なかったようで、家事全般を見事にこなせる。また、留守番や買い物に困らないよう、計算力も身につけた。愛犬アダムのことを大切に思っており、彼を心配して大泣きすることもあった。 アダム 声 - 沢木郁也 ジョナサンの愛犬で無二の親友。毛深い大型犬。それゆえに子供なら背中に乗せられる。第1話ではトレーシーも乗せていた。ジョナサンとは生まれた時から一緒で、深い絆で結ばれている。よく食べるため肥満気味(医者からは飲まず食わずでもひと月もつと言われた)。なぜか人間の女性にばかり恋をする傾向があり、ローラに本気で恋していたこともある。
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