その他のギガロマニアックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 08:59 UTC 版)
「CHAOS;HEAD」の記事における「その他のギガロマニアックス」の解説
将軍 / ニシジョウタクミ 声:代永翼 誕生日:6月21日。 本編のキーパーソンにして本当の西條拓巳。「将軍」というハンドルネームで拓巳とグリムが参加していたチャットに突然現れ、ニュージェネの関連画像のURLと「fun10×int40=Ir2」「その目だれの目」のメッセージを書き込み拓巳を戦慄させた。名前の由来は本人曰く「東郷将軍が好きだから」。車椅子に座り、皮膚は老化しているが、これは遺伝子に関わる不治の病によるもので、10歳の頃から成長が止まり声変わりも起きていない。実は彼の幼少時代に妄想した「あるもの」が物語の発端となっており、言うなれば全ての元凶である。自身はその妄想により「現実とのズレ」を起こし、年齢と肉体の不一致という存在の自己崩壊を招いた。また、能力に覚醒した自覚が無いまま幼少期より無意識にリアルブートを行なってきており、自分が行けなかった遠足のバスを事故に遭わせ、担任の教師を殺害してしまった。 希テクノロジーの追っ手から身を逃れるため、AH東京総合病院で入室している個室を隠している。拓巳をニュージェネの世界に招いたのは自分が原因で混乱した世界の修正を彼に託すつもりであり、そのために1年半の眠りと引き替えに現在の西條拓巳を作り上げた。「最強のギガロマニアックス」と呼ばれており、渋谷中から人が消えたかのような幻覚を見せる、他人の記憶を操作する、広範囲に及ぶ思考盗撮、他人のディソードの召喚など余命いくばくも無くなった現在でもその力は健在。 渋谷崩壊後、その存在は彼を知る全ての人々から完全に消去された。拓巳と梨深、そして七海だけがその後も存在を認識し、関連する記憶や出来事を全て受け継いでいる。セナ達他のギガロマニアックスも事実だけは認識している模様。 ディソードのモチーフは不明だが『CHAOS;HEAD Audio Complete』付属のプレリュード小説では茨に似たディソードだと語られている。平時はコンパクトに腕に巻き付いているが、強い妄想を行使する際は部屋一杯に広がるほどになり、全てのディソードの中で最も剣から離れた姿をしている。 野呂瀬 玄一(のろせ げんいち) 声:三宅健太 政府の重要人物で、自身が強大なギガロマニアックスでもある希テクノロジーの社長。後述の倉持、猪鼻と供にノアIIを用いて暗躍する。ノアIIによる世界の改革を企てようとした男。そのために梨深を始めとし、社会的に既に死亡した扱いとなっている人間やギガロマニアックスの素養を持つ者などを拉致・監禁し拷問を加えていた。過去にセカンドメルトと呼ばれる人為的な地震で200人以上の死傷者を出し、最終実験のサードメルトでは関東大震災レベルの大地震を起こし渋谷の崩壊を招いた。拷問の為に七海の右手を切断し、妄想攻撃でギガロマニアックスに覚醒させたのも彼である。ギガロマニアックスとなったからには必ず一度壊れる必要があるが、彼がそうなった理由は不明。倫理や常識と言った一切を私利私欲の為に無視しついには渋谷を崩壊させるという事態を招く。拓巳との最終決戦では、存在理由を否定する妄想攻撃を用いた圧倒的な力で彼を追い詰めるものの、最後は化物として覚醒した拓巳にノアIIの結界を突破する楔として利用され、反粒子の波動を受けて消滅した。 ディソードのモデルの花は「リンドウ」。黄色い眼球を持ち、黒く禍々しい形状をしている。人一人を磔に出来るほど巨大で、手元で操作すれば鋏のように可変する機構も持つ、他のディソードとはあらゆる面で一線を画す剣。
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