『逆転、そしてサヨナラ』
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「逆転裁判の登場人物の一覧」の記事における「『逆転、そしてサヨナラ』」の解説
生倉 雪夫(なまくら ゆきお) 被害者。これまでの事件と異なり最初は身元不明だが、真宵が被害者を千尋が以前勤めた星影法律事務所の弁護士だと思い出し成歩堂は再び星影の元へ行く事になり、そこで身元不明の被害者が「生倉 雪夫」だと判明。「DL6号事件」を担当した弁護士。享年48。『123』で顔が若干変更された。名前は巧舟が以前から考えていた面白い名前の中から適当に選ばれた。 大沢木 ナツミ(おおさわぎ ナツミ)[ナツミ] 目撃者。自称「大学の研究生」。大阪弁と茶髪のアフロヘアーが特徴で、緑色のフリースを着用。初登場時22歳。流星群を撮影する為にひょうたん森でキャンプをしていた。その際に偶然殺人の瞬間を捉えた現場写真を撮り、それと同時に自分も殺人を目撃した事を思い出し、目撃者として証言台に立つ事になる。成人式を終えた妹がいる。名前の由来は、「大沢木」は「大騒ぎ」、「ナツミ」は夏のイメージから。 狩魔 豪(かるま ごう)[カルマ] 声 - 杉森雅和(BGM担当、ゲーム『1』『蘇る』『検事2』)・武虎(特別法廷)・小村哲生(『パチスロ 逆転裁判』) 検事。御剣の師匠。初登場時65歳。検事就任以来、40年の無敗記録を今なお更新し続ける検事局の生ける伝説。狩魔の掟「狩魔はカンペキをもってよしとする」の体現者。御剣曰く「私の10倍(直後に20倍に変更)タチが悪い」。その言葉の通り、御剣以上の証拠隠滅と証言操作、関係者への根回しなどで成歩堂に付け入る隙を与えない。裁判の進行も裁判長をねじ伏せてまで自分で行おうとする。名前の由来は、仏教用語の「カルマ」から。 ボート小屋の管理人(ボートごやのかんりにん)[オヤジ] 目撃者。本名及び年齢は不詳。ニット帽を被った白髭に白髪頭の初老男性。「サユリ」というオウムを飼い、「サユリさん」と呼ぶ。極度の認知症の模様で言動に曖昧な部分が多く、自分のことを老舗の蕎麦屋「長寿庵」の主人だと思い込んでいる上に自分の名前すら忘れている。それにもかかわらずひょうたん湖公園でボート小屋の管理人をしているのは「ボートに乗りたがる客の為に仕方なくボートを置いてある」との事。忘れっぽい事に自覚がある模様で、大事な事はサユリに記憶させている。常に体を左右に揺らし、ぼんやりした顔を浮かべ眠そうにしている。その為鼻提灯を膨らませて居眠りしていることが多い。自立して家を出て行った2人の子供がいるらしく成歩堂を息子の「ユキヒロ」、真宵を娘の「メグミ」と誤解して彼らに長寿庵の暖簾を継がせようとした。同じようにボート小屋に来た糸鋸を友達の「タミオくん」と誤解した。この曖昧な記憶から糸鋸もボート小屋の管理人の素性が分からず目撃者としての信憑性も薄いと判断された。 サユリ[オウム] ボート小屋の管理人が飼っているオウム。「オハヨー」など数種類の言葉を記憶している他に、極度の認知症で記憶が混乱しているボート小屋の管理人から大事な事を記憶されている。ボート小屋の管理人から「サユリさん」と呼ばれ、そう呼ばれないと返事しない。ところが「サユリさん」と呼ばれると誰に対しても反応してしまう為に、ボート小屋の管理人の大事な事もあっさり喋ってしまう。 灰根 高太郎(はいね こうたろう)[ハイネ] 法廷係官。事件当時37歳。「DL6号事件」の被告人で、裁判の末に無罪判決を受けたものの社会的地位を失いその後は行方不明となる。名前の由来は「灰根」は詩人の「ハインリヒ・ハイネ」、「高太郎」は彫刻家の「高村光太郎」から。 御剣 信(みつるぎ しん) 弁護士。「DL6号事件」の被害者で、怜侍の父。享年35。敏腕弁護士として名を馳せ、かつて法廷で狩魔と対峙した経験がある。名前は適当に付けられた。 綾里 舞子(あやさと まいこ) 倉院流霊媒道家元。「DL6号事件」の関係者で、千尋と真宵の母。46歳。千尋と真宵の父親にあたる夫を亡くしている。御剣信の霊を呼び出して灰根を告発したが、灰根が無罪となった後、失踪し行方不明となる。 星影 宇宙ノ介(ほしかげ そらのすけ)[ホシカゲ] 星影法律事務所所長。真宵が被害者を千尋が以前勤めた星影法律事務所の弁護士だと思い出し、成歩堂は再び星影の元へ行く事になる。若い人を見ると「“青春の日々はぁ・・・・青いレモンのカオリぃ・・・・”かァ」と呟く。呑気な性格で、起きるのが非常に遅く以前自分の法律事務所で勤務した生倉が御剣に射殺された事件の事も知らなかった。第2話で非常に大切にしていた大きな釣り人の絵をある被害で手放し、絵に対する未練こそ断ち切っていたものの掛けていた壁の色が非常に目立ち被害届を出したくても出せない状況になっている。 ミサイル[ミサイル] 所轄署で訓練中の警察犬。とても可愛く円らな瞳が売り。公園に連れて行くと、矢張のアルバイト先のまんじゅうを食べ尽くしてしまう。
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