『逆転のトノサマン』
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「逆転裁判の登場人物の一覧」の記事における「『逆転のトノサマン』」の解説
荷星 三郎(にぼし さぶろう)[ニボシ] 被告人。「成歩堂法律事務所」の最初の依頼人で、通称は「ニボサブさん」。初登場時23歳。映画制作会社「英都撮影所」に所属し、人気ヒーロー「大江戸戦士トノサマン」(ゲーム中での架空のヒーロー)のトノサマン役を務めるアクションスターだが、着ぐるみで出演しているため素顔は世間に知られていない。ライオンのような強面と大柄で屈強な体格をしているが、実は非常に気が小さく優しい心の持ち主であり、レースのハンカチでよく涙を拭っている。「恐縮です」が口癖。名前の由来は、「荷星」は「煮干」(メジャーになれない「小さい魚」のイメージ)、「三郎」は「三男のようなイメージ」から。 衣袋 武志(いぶくろ たけし) 被害者。荷星の先輩に当たる二枚目顔のアクションスター。享年37。「大江戸戦士トノサマン」でライバルのアクダイカーン役を務めているが、かつては撮影所の絶頂期を築き上げた、押しも押されもせぬ大スターだった。仮設定段階での名前は「衣袋サケル(胃袋サケル)」だった。 大場 カオル(おおば カオル)[オバチャン] 声 - 井関佳子(『特別法廷』・ドラマCD) 目撃者。撮影所の警備員で一人称と通称は「オバチャン」。年齢不詳。ミーハーで押しの強い初老の女性。荷星によると「偉い人には弱いが、一度ナメられると一生頭が上がらない」という人物。語尾には「ヨ」を付けて話す。衣袋の大ファンであり、その情熱は誰にも負けない。かつては大道具担当のスタッフだった。法廷内で出会った御剣に一目惚れして「ミッちゃん」と呼び、彼の前では頬を赤らめて乙女の顔つきになるが、彼からは非常に嫌がられている。糸鋸から巧みに捜査情報を引き出したり、成歩堂への情報提供に交換条件を突きつけたりと抜け目がなく、時にプレイヤーが読めないほどの速度で一方的に話を進める「マシンガントーク」を繰り出す。そのマシンガントークの中で、「ムスコも三年も電話をよこさない」と発言していることと左手の指輪から、既婚者であることがわかる。 大滝 九太(おおたき きゅうた)[キュータ] 目撃者。撮影所に無断で忍び込む小学生で、トノサマンに関して知らないことはないほどの熱狂的なファン。7歳。子どもながらに頭も言葉も鋭く、真宵の装束を「狂ったファッションセンス」と称して泣かせるなど攻撃的な性格だが、真宵の霊媒で現れた千尋の前では非常に素直に振る舞う。買ってもらったばかりのデジタルカメラを肌身離さず持っている。 間宮 由美子(まみや ゆみこ)[スタッフ] 英都撮影所で大道具や小道具を担当するアルバイトスタッフ。茶色のシャツを着用、丸い眼鏡にポニーテールの髪型、顔に雀卵斑があるなど地味な外見。初登場時18歳。手先がかなり不器用らしく、撮影用の道具を懸命に修理しても却って状況を悪くしてしまう。トノサマンのトレーディングカードを熱心に集めている。 宇在 拓也(うざい たくや)[カントク] 「大江戸戦士トノサマン」の撮影監督。オタクを絵に描いたような人物で、語尾に(笑)や(怒)、(汗)などの感情記号を付ける。ちょんまげが付いたキャップ帽が特徴。初登場時32歳。以前はそれほど有名ではないB級映画の監督だったが、姫神の鶴の一声でトノサマンの撮影監督に抜擢されて以来、業界にその名を轟かせている。名前の由来は「宇在」は煩わしさを表す「うざい」で、「拓也」は「オタク」から。 姫神 サクラ(ひめがみ サクラ)[ヒメガミ] 「大江戸戦士トノサマン」のプロデューサー。キセルを吹かし、セピア色を強調したセクシーな服を着ている。髪型はショートヘアだが普段はフードに隠れている。34歳。撮影所が倒産寸前だった所に現れ、立て続けにヒット作を連発して撮影所の経営を立て直した「神様」とも称される敏腕プロデューサー。そのため、撮影所の関係者は彼女に頭が上がらない。名前はイメージで付けられた。
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