『新生聖衣編~Ω覚醒編』の登場人物
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小馬座(エクレウス)の昴 声 - 水島裕 技 - スーパーノヴァ・エクスプロージョン、プレアデステンペスト、スチールボルトアロー、プレアデスインパクト、スチールボルトキャノン、スチールハリケーン、クロノコンクルージョンエターナル(サターン) 『新生聖衣編』および『Ω覚醒編』の実質的もう一人の主人公。 12歳の少年。自信家で光牙にライバル心を燃やし「お前を倒して俺が神になる」と豪語し拳を向けるが全く相手にされず、直後に出現したパラサイトと交戦し光牙に助けられ以後成り行きで行動を共にする。実力は未だ十分でなく三級パラサイトにも歯が立たないが、鋼鉄聖闘士を統括する蛮には才能があると評されており鋼鉄聖闘士の中では上位の実力。戦いの最中に光牙は彼から闇の小宇宙にも似た攻撃的な小宇宙を感じ取っており、シャイナも彼の目の光を見て何かしらの違和感を覚えている。鋼鉄聖闘士は小宇宙は用いず戦うため何らかの秘密がある模様。素性は不明であり過去の記憶は全くなく、嵐の吹き荒れる日に鋼鉄聖闘士養成所に突如姿を現わし強くなるため一心不乱に修行をしていた。当初は鋼鉄聖衣を大切にせず教官である那智達に叱責されていたが、ハティがキャンプを襲撃してきた際にエルナが自分を護って死んだため彼の遺品である鋼鉄聖衣を纏い覚醒、ハティをして「これまで感じたことのない大きな小宇宙」を全身から溢れさせ撤退させるに至り、エルナの墓の前で彼の鋼鉄聖衣を大切にすると誓う。エウロパとの戦闘の際にエデンが「神の力は不要」と発言したことに衝撃を受けた時やケレリスから小馬座の青銅聖闘士の座を引き継いだ際に尋常ではない強大な小宇宙を発揮させており、エデンは彼の存在を注視し続けている。 ケレリスから小馬座の聖衣を受け継ぎ、自らの血により新生聖衣に進化させキュレーネ・グレイプを撃破する。その際、マスクの形状がキタルファやケレリスと異なっている。羅喜との出会いの際にはハリメデを倒す。前線基地では貴鬼から聖衣の修復を受け、刻の門では他の仲間と共に自らの小宇宙を光牙に送り門の破壊を援護する。パラスの背後にいる存在の動きを追ってきた一輝にはなぜか目を合わすことができない。【Ω覚醒編】 ニブルヘイムをエデン・栄斗・氷河と共に進み時貞を撃破する。その際、誰にも不可能だった自分の時間を止めている時貞に傷を負わせ「時間は人を成長させる」と意味深な笑いを浮かべ、無限回廊を脱出後はアテナや黄金聖闘士達を先へ進ませガリアと対峙、圧倒的な力の差に追い込まれるが立ち上がった彼の身に異変が起き、ガリアでさえ驚愕する圧倒的な小宇宙を放ち武神光臨剣にヒビを入れる。ハイペリオンとの戦いでは人間の想いの強さを見せつけるかのように異常なまでの小宇宙を放ち彼を圧倒、その際、体内から自らへ語りかける声に驚く。が、ハイペリオンにより石化させられ魂は精神世界で出会った謎の男から人間について質問を受ける。自身は人間は強いということを主張し自分を救出するため戦っている光牙達のため、元いた世界へ戻ろうと自ら石化を解きハイペリオンに拳を浴びせ撃破するが謎の男が自分自身と気づき驚愕する。エウロパが現れた時「人間は強い でもそれは一時の強さ 神の力は永遠 神の力はもっと強い」と述べつつ彼の元へ歩み寄る。 サターン 昴の正体。土星を司り、時空を支配する刻の神。全ての時空の覇者。永劫の時を生きてきた不滅の存在とされる。パラスの裏で暗躍していた黒幕でありエウロパやパラサイト四天王を部下に持つ。パラスの刻衣を作り四天王に聖剣を授け、時間の果てで死に瀕していた時貞に力と刻衣を与え部下へ引き込んだ。纏う刻衣のオブジェは砂時計型である。 幾多の神々を倒し忌々しい存在と捉える人間の力の謎を知るため、及び人間の価値を見極めるため、部下には告げず自らの記憶を封印し昴という少年に姿を変え人間として生きてきた。エウロパの計画で螺旋のリングから出で、アテナとパラスの小宇宙を吸い取った、「死と再生、破壊と創造を司る」二匹の蛇ウロボロスの作る円の内部でウロボロスから小宇宙を吸収し真の姿へと戻った後、改めて人間の愚かさを痛感したと人間の存在を否定、その抹殺を宣言し、地球全域を時間停止させる。 受けた傷や全壊した刻衣を即座に治癒・修復できる力や、Ωに覚醒した光牙達及び星矢の拳を小宇宙の防御壁のみで弾き返すほど途轍もない小宇宙を持つ。星矢や光牙達を別次元の力で下すも仲間の小宇宙を結集しΩ聖衣 第二形態を纏った光牙と再び対峙。互いの戦闘衣が全壊する激闘の中、神の身では味わうことのなかった高揚感を感じ光牙や人間達の力をある程度認めたようで、光牙から刻まれた傷を「お前という聖闘士と戦ったかけがえのない時を忘れぬために」永遠に残すことを決め、「お前達がΩを失ったら再び地球を奪いに来る」と言い残し、修復した小馬座の聖衣に自らの想いを託し宇宙の彼方へと去る。 真・永劫輪舞(しん・えいごうりんぶ)は本来サターンの剣であり、パラスが借り受けた聖剣・永劫輪舞に四天王の聖剣を吸収させることで本来の大鎌状に変化する。サターンを護るため移動するなど意志を持ち、自らの刻衣に纏わせる事ができる。
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