「鶴丸」とは? わかりやすく解説

「鶴丸」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 04:00 UTC 版)

日本航空の歴史」の記事における「「鶴丸」」の解説

鶴丸(新バージョン下記参照)と社名(英語)のロゴ(左)。なお、鶴丸鶴の丸)とはもともと家紋一種で、右のようなのである鶴丸とは、日本航空(JAL)所属旅客機などに描かれている、宮四郎原案、ヒサシ・タニ図による日の丸タンチョウ)をモチーフロゴJALあしらって作成された、日本航空シンボルマーク日本航空商標として1959年登録。旧社章。 飛行機描かれ初代鶴丸は、制定され翌年1959年7月日本航空ジェット旅客機時代幕開けに3機のDC-8-32型機、1機のDC-8-33型機(JA8001「富士」JA8002「日光」JA8003「箱根」JA8005「宮島」)で塗装採用された。当初尾翼ではなく機体前方操縦席ガラス前部ドア中間客席の窓の帯塗装とほぼ同じ直径描かれた(尾翼小さな日章旗と紺のストライプ)。このマーク機体塗装のみならず制服バッジ各種作物広告などにも使用され世界各国親しまれた。また、あまりにも象徴的であったため、日本航空自体を指す意味で使われることも多かったその後1970年ボーイング747の導入合わせて導入され第2代目塗においては、「鶴丸」マーク垂直尾翼大きく描かれるなど、さらにその扱い大きいものとなって使用された。 完全民営化後1989年行われた3代目塗装においてはランドーアソシエイツ社によるデザインの開発中に「鶴丸」マーク廃止検討されたが、結果として存続されることになったその際サイズそれまで90パーセント縮小され、「JALロゴ位置字体若干変更された。 「鶴丸」マークは、その後2度に渡る塗装の変更受けて継続して使用されたものの、日本航空日本エアシステム経営統合受けて2003年廃止決定された。 その後旧・日航空所属機重整備の際に順次塗装太陽アーク」に塗り替えられ国際線2008年5月30日のJL608便(厦門 - 成田)のボーイング767-300型機、国内線翌日5月31日のJL138便(伊丹 - 羽田をもって、約半世紀にわたる「鶴丸」マークは一旦消滅した社章鶴丸になった経緯は、当時の社長フランス人デザイナー依頼した際に、「日本にはこんなに優れたモチーフありながら、何故外国人の私に依頼するのですか」と日本の「紋帳」を示したことによる社長自家の家紋思い出し鶴丸決定した

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「鶴丸」(2011年以降)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 04:00 UTC 版)

日本航空の歴史」の記事における「「鶴丸」(2011年以降)」の解説

2011年1月19日再度「鶴丸」マーク採用する発表した同年4月より、原点からの再出発アピールとして、機体塗装順次塗り替えていく。 新たなマークは、従来の赤いタンチョウモチーフであることは同様であるが、スピード感を持たせるため翼の切れ込み深くなり、JAL字体初代鶴丸似た太い斜体となったまた、胴体部分白地に、太字斜体で『JAPAN AIRLINES 』のロゴ入れたシンプルなカラーリングになった実機としては、同社ボーイング767-300ER型機(機体番号:JA654J)に初め施された。同年2月28日羽田 - 釧路間のチャーター便投入された。釧路市は、「鶴丸」のモチーフでもある丹頂鶴故郷であることに掛けている。テレビCMポスターJALカードJALマイレージバンクでも、鶴丸マークが見る機会増えていており、公の場では1989年以来となる。

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「鶴丸」 (1959年 - 2002年、2011年 - 現在)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:25 UTC 版)

日本航空」の記事における「「鶴丸」 (1959年 - 2002年2011年 - 現在)」の解説

「鶴丸」の詳細については「日本航空の歴史」を参照 1959年登場してから旧日航空(株)尾翼マークとして長年用いられ同社シンボルとして知られたものの、2002年10月事業子会社となった(株)日本航空ロゴマーク「The Arc of the Sun」切り替えたため、名目上廃止された。鶴丸尾翼描かれ1989年からの旧塗装機は、機材塗装更新売却等により2008年まで消滅している。しかし、2010年1月経営破綻後原点回帰の意を込めて2011年4月1日改め採用されることになった新たな鶴丸初代似ているが、翼の切れ込み深くし、「JAL」の文字を太い斜体にしている。ブランドカラーは白、赤(金赤猩々緋))、黒(墨色)、シルバー構成した同時に日本航空ジャルパックJALカードJALマイレージバンクなど、グループ会社社名ロゴタイプ一新された。 新塗装初号機ボーイング767-300ER新造機JA654J)は、同年2月28日羽田 - 釧路間のチャーターフライトでお披露目され、同年3月2日より羽田 - 北京線で定期路線への就航開始している。 社章鶴丸になった経緯は、当時の社長フランス人デザイナー依頼した際に、「日本にはこんなに優れたモチーフありながら、何故外国人の私に依頼するのですか」と日本の「紋帳」を示したことによる社長自家の家紋思い出し鶴丸決定した

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