「サンライズ出雲」の登場と「出雲」の終焉
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「サンライズ出雲」の記事における「「サンライズ出雲」の登場と「出雲」の終焉」の解説
1998年(平成10年)7月10日:285系電車の投入により、以下のように変更。「出雲」2・3号は285系電車投入の上で、山陽本線・伯備線経由の「サンライズ出雲」に変更。東京 - 岡山間は「サンライズ瀬戸」と併結。 「出雲」1・4号は出雲市 - 浜田間の運行を終了の上で号数表記を廃止。列車番号を初めて東京対九州寝台特急群と同じ下り出発順に番号を改めた。なお、この改正で、客車「出雲」のダイヤは旧3・4号の時間帯となり、特に下りは名古屋駅から山陰方面への直通利用ができなくなったため、名古屋の民放局で「サンライズの名古屋飛ばし」とニュース報道した局があった。また、日本レストランエンタプライズによる売店営業は同年@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}8月22日[要出典]から下りの営業時間が短い事などで中止され、連結されていた食堂車は「フリースペース」として使用された。ただし、その後も浜坂 → 鳥取間では車内販売員が乗り込む形で弁当類を販売したほか、2006年(平成18年)3月1日 - 3月17日の最終運転までの間は弁当とグッズ中心の売店営業を出雲市 - 鳥取間で行った。 「出雲2・3号」最終日編成 ← 出雲市 東京 → 3号編成(7月9日東京発)所属出雲運転区 号車1 2 3 4 5 6 7 8 客車形式スハネフ1423 オロネ14301 オハネ14301 オハネ145 オハネ1428 オハネ1438 オハネ1426 スハネフ1415 機関車東京 → 京都間:EF65 1101(田端) 京都 → 出雲市間:DD51(後藤) 2号編成(7月9日出雲市発)所属出雲運転区 号車1 2 3 4 5 6 7 8 客車形式スハネフ1444 オロネ14302 オハネ14303 オハネ1456 オハネ1437 オハネ1427 オハネ1431 スハネフ1414 機関車出雲市 → 京都間:DD51(後藤) 京都 → 東京間:EF65 1113(田端) 1999年(平成11年)12月4日:下りの停車駅に新見駅を追加。 2002年(平成14年)3月23日:上りも新見駅に停車。 2005年(平成17年)3月1日:ブルトレ便が廃止。 2006年(平成18年)3月18日:ダイヤ改正により次のように変更。客車寝台特急「出雲」が廃止。 停車駅に上郡駅を追加し、「スーパーいなば」91・92号(サンライズリレー号)と上郡駅で接続(特急券の乗り継ぎ料金制度はない)。 鳥取 - 米子間については「出雲」の時間帯に「スーパーまつかぜ」が1往復増発。 「出雲」最終日編成 ← 出雲市 東京 → 下り編成(3月17日東京発)編成基本編成:東京 → 出雲市間 付属編成:東京 → 米子間 所属尾久車両センター 号車電源車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 客車形式カニ24110 オロネ2510 オハネ25221 オハネ2535 オハネフ25122 オシ24701 オハネ25209 オハネ25150 オハネフ25203 オハネ25146 オハネ2536 オハネフ25123 機関車東京 → 京都間:EF65 1109(田端) 京都 → 出雲市間:DD51 1179 付属は到着後DD51-1121の牽引により回送 上り編成(3月17日出雲市発)編成基本編成:出雲市 → 東京間 付属編成:米子 → 東京間 所属尾久車両センター 号車電源車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 客車形式カニ24112 オロネ259 オハネ25224 オハネ25145 オハネフ25126 オシ24702 オハネ25226 オハネ25141 オハネフ25128 オハネ25144 オハネ25214 オハネフ25204 機関車出雲市 → 米子間:DD51 1186 米子 → 京都間:DD51 1179 京都 → 東京間:EF65 1100(田端) 2009年(平成21年)9月30日:岡山 - 新見間で行われていた車内販売の営業を終了。 2010年(平成22年)3月13日:上郡駅の停車を取り止め。 2014年(平成26年)12月28日 - :年末年始や夏休みの臨時列車が運転される。 2015年(平成27年)3月13日:東京発の下り列車をもってJR西日本米子車掌区の車掌による東京駅までの越境乗務が終了。 3月14日:備中高梁駅に新規停車を開始。「北斗星」が臨時列車になったため、併結相手の「サンライズ瀬戸」とともにJRで唯一の定期寝台特急であり、JR在来線の定期旅客列車としては最長走行距離列車となった。 2016年(平成28年)3月21日:臨時寝台特急「カシオペア」が運行を終了し、「サンライズ瀬戸」とともにJR線で最後の定期運行(臨時を含めて定期的な運転で移動を目的とする列車を含む)を行う寝台特急列車となった。 3月22日:急行「はまなす」の最終運行が終わり、「サンライズ瀬戸」とともにJR線で最後の定期運行を行う夜行列車となった。 2018年(平成30年)7月6日 - 31日:平成30年7月豪雨により、全区間で運休となる。8月1日:全区間で運転再開。これに伴い、岡山駅での「サンライズ瀬戸」との分割・併合も復活。 2021年 (令和3年)3月13日:同日のダイヤ改正で、東京駅の発時刻を「サンライズ出雲」運転開始時から続いてきた22時00分 から21時50分に繰り上げ。
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