「こどもたちの棟」の生き人形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:25 UTC 版)
「シャドーハウス」の記事における「「こどもたちの棟」の生き人形」の解説
ミア 声 - 大西沙織 所属 - ローズマリー班→エミリコ班 / 同期 - ダグ サラの生き人形。元気で明るく、おしゃべりな性格。お披露目は済んでいる。ケイトの部屋の真上に住んでおり、エミリコが屋敷で初めて見た自分以外の生き人形。 エミリコにも好意的に接して面倒を見ているが、サラからはそのことをあまりよく思われていない。生みだされた時から文字が読めるなど、優秀であると自負しているが、その分星つきを目指しているサラからプレッシャーを掛けられている。サラの顔としてふるまう際は主人の動きまで完璧に真似る。体にはサラからの折檻による多くの傷がある。 清掃班の再編成では自分達が班長になることを望んでいたが、エミリコが班長になったために辛辣な態度で接するようになる。 ローズマリー 声 - 中原麻衣 所属 - ローズマリー班の班長 / 同期 - バービー ローズ班の班長で、マリーローズの生き人形。あだ名は主人と同じく「ローズ」。ふんわりおっとりとした性格。お披露目は済んでいる。心優しいが、バービーからの評価は今一つで「ぼんくら」呼ばわりされている。主人のマリーローズとは相性が良いようで、舞台俳優の男役のような振る舞いをする主人に合わせて女性役のように振る舞ったり、女性パートのダンスを踊る。 こびりつきの掃除の際、エミリコを庇い憑りつかれるがエミリコの機転により助けられる。54話で再びすす病になり、服の中から大量のこびりつきが飛び出して広間をパニックに陥れた。 ルウ 声 - 佐倉綾音 所属 - ローズマリー班→エミリコ班 / 同期 - エミリコ、ショーン、リッキー、ラム ルイーズの生き人形。毛先がカールした赤毛のボブカットの少女。非常に可憐な顔立ちをしているが、口数が少なく無表情。 一から十までルイーズに従うことが役目だと信じているため、自分で何かを選ぶことが苦手。しかし、それが生き人形として模範的な振る舞いに繋がっている。優れた観察力を持ち、自分の主人が自分の顔も声も好きなことをよく理解している反面、それ以外の事には無頓着なところがある。お披露目ではリッキーと組み、ルイーズを救出した後、自分の意思でリッキーにハサミを渡した。リッキーに対し好意的な感情を抱いているような描写がある。お披露目後は同期や主人に笑顔を見せることも増えている。 ショーン 声 - 酒井広大 所属 - ビリー班 / 同期 - エミリコ、ルウ、ラム、リッキー ジョンの生き人形。黒髪の少年。冷静な性格だが売られた喧嘩は買う。リッキーとは犬猿の仲。非常に頑固なところもあり、本来は眼鏡が必要なほどの近眼だが、自らの意志でジョンに合わせて裸眼にしている。 知識が豊富で力も強く、聴覚や嗅覚にも優れている。また、エミリコを理不尽な理由で折檻しようとしたバービーの邪魔をするなど、正義感のある少年。バービーに逆らったためリッキーから「面汚し」と言われた。最近は自由奔放なジョンとエミリコに振り回され、ブレーキ役に回ることが多くなってきた。バービーからエミリコ、ラムと共に深夜の見回りを命じられた。 お披露目後は、すす入りコーヒーによって洗脳されていたが、ジョンとの殴り合いで正気に戻った。 ラム 声 - 下地紫野 所属 - ベル班 / 同期 - エミリコ、ルウ、ショーン、リッキー シャーリーの生き人形。黒い短髪の少女。自分に自信がなく、引っ込み思案で人見知りが激しい性格。その性格故に主人のシャーリーと会話をしたことが無く、おやすみのキスもしていなかった。また班のメンバーからは「無能」と呼ばれいじめを受けていたが、実は計算能力に優れ、一度見たものを忘れない記憶力を持つ。バービーからエミリコと共に深夜の見回りを命じられた。 リボンをつけた左手の人指し指をラミーと名付けて、自問自答をする癖があり、自分の「ラム」という名前も、喋ることの無いシャーリーに代わりラミーが名付けたものだと発言している。 お披露目ではエミリコ・ショーンと途中まで共に行動し、シャーリーとも初めて会話することが出来た。しかし、シャーリーが消失した為、結果的に不合格となる。その後、顔の見えない人形にされることが決まった。 その後はモーフに戻り能力が開花したシャーリーと一緒に裏からエミリコ達を助ける。顔の見えない人形にされた後、毎日特別な珈琲を飲まされる事となったが、事前に口の中に潜んだシャーリーが代わりに珈琲を飲んでいる為、洗脳はされていない。 リッキー 声 - 川島零士 所属 - ビリー班 / 同期 - エミリコ、ルウ、ショーン、ラム パトリックの生き人形。金髪をオールバックにした少年。強気な自信家。ショーンと同じ班だがショーンとは犬猿の仲。 パトリックに献身的に仕えているが、リッキーの方が賢いため、結果的にパトリックを先導していることが多い。バービーに対しては主人の出世のために忠実にふるまっており、彼女から「新人の中では見込みがある」と評された。ショーン等の他の生き人形に対しては口が悪いが、お影様達には敬意を払っている。 お披露目では途中までルウと行動を共にした。ジョンがすす能力に覚醒する場面を目撃したが、エドワードにより口止めされている。ルウに対し好意的な感情を抱いているような描写がある。自身が命の危機に陥った時には、パトリックの事を「繊細な方」と語り、ショーンにその後を託そうとした。 双子のベル 声 - 大久保瑠美 所属 - ベル班の班長→エミリコ班の班員 / 同期 - 自分たち イザベル&ミラベルの生き人形。瓜二つの姿をした双子の少女。ゆるくウェーブした金褐色のロングヘアを二つに結っている。 二人とも同じ名前で、どちらも冷淡で意地の悪い性格。二人で一つとみなされており、一人分の仕事しか与えられていないため、その分の空き時間で星つきに媚を売っていた。 緊急時にスージーから珈琲の保護を任されるなど、それなりの信用は得ていたが、亡霊騒ぎが収まりかけた時、何者かに操られて突如珈琲の瓶を割るという行動に出る。自分たちの意思ではないと抗弁するが認められず、主人のイザベル・ミラベルと共にすす管の清掃という罰を命じられてしまう。その結果、すす病を発症しては過酷な治療を受ける、という繰り返しにより次第に衰弱。すす管清掃の終了を言い渡された日に、片方のベルが息を引き取った。 その後は一体でイザベル・ミラベル両方の顔を務めることになったが、互いに身勝手な二人の主人に振り回されることになり、情緒不安定な様子が続いている。 ダグ 声 - 田丸篤志 所属 - ダグ班の班長 / 同期 - ミア ダグラスの生き人形。星つきを目指している。切り揃えられた前髪が特徴の少年。飛んできたこびりつきをミアを盾にすることで防ぐなど、自己中心的な性格。2度目の亡霊騒ぎの際、スージーとバービーの指示通りに動いたことで評価を得た模様。 ヴィクター 所属 - ヴィクター班の班長 / 同期 - ビリー、ハンク ケヴィンの生き人形。黒髪のくせ毛と浅黒い肌が特徴の少年。2度目の亡霊騒ぎが起きた際、こびりつきに襲われ重症のすす病になる。 マギー 所属 - ベル班→リズ班 / 同期 - ピーターの生き人形 マーガレットの生き人形。カチューシャで前髪を上げ額を出した髪型が特徴。双子のベルが班長だった際はベルが1人分の仕事しかしなかったため、2人から仕事を押し付けられていた。根に持つ性格。 リズ 所属 - ロレッタの生き人形班→リズ班の班長 / 同期 - 男子が2人 エリザベスの生き人形。ウェーブが掛かった黒髪が特徴。2度目の亡霊騒ぎですす病になっていた。亡霊騒ぎの後、ベルがエミリコ班に移動したため別の班から新しい班長に選ばれた。生き人形の数が足りない班でもきちんと班活動をこなしている様子。
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