バインディングとは? わかりやすく解説

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binding

別表記:バインディング

「binding」とは、縛ること・束ねるもの・製本などのことを意味する英語表現である。

「binding」の基本的な意味

「binding」は、縛ることや束ねるもの、製本装丁などといった意味を持つ表現である。動詞である「bind」の現在分詞形であり、名詞形容詞として使われる

「binding」の語源

「binding」の語源ゲルマン祖語で「縛る」を意味するbindanaであるとされている。

「binding」の発音・読み方

「binding」は「バインディング」と読む。発音記号米国英語で「ˈbaɪndiŋ」であり、音節は「bínding」である。

「binding」を含む英熟語・英語表現

「binding protein」とは


binding protein」とは、「結合タンパク質」のことである。結合タンパク質とは、決まった分子結合するタンパク質のことである。主に生物学化学使われることが多い。例えば、DNA結合タンパク質DNA特異的に結合するタンパク質であり、結合することによって、DNAの修復複製転写調節などに関与している。配列特異的に結合するタイプと、どのような配列であっても結合できるタイプがあり、それぞれ関与している反応異なる。このように、各結合タンパク質にはそれぞれ特徴があり、結合先もDNAだけではなくRNAタンパク質脂質金属など様々である。

「Non-binding」とは


「Non-binding」とは、「法的拘束力のない」という意味である。英語で契約書作成する時などに使われる用語であり、「Legally Non-Binding」と呼ばれることもある。逆に、「binding」や「Legally binding」は「法的に拘束する」という意味になる。契約とは基本的に契約した当事者同士意思が最も尊重されることが多くお互い意思基づいて合意したであれば契約法的拘束力発生するとされている国が多い。このことによる不当な契約の解除ペナルティ避けるために、あえて「Non-binding」の一文契約書に付け加えことがある

「legally binding」とは


legally binding」とは、「法的に拘束する」という意味の表現である。「binding」だけでも同じ意味の表現として扱われるが、正確に法的に拘束する」と表現したい時は、「legally binding」を使う。英語での契約書作成する際に見られる表現である。基本的に契約書記載され内容は、その契約書締結されることによって、法的拘束力を持つものになる。つまり、改めて「法的に拘束する」と宣言しなくとも、契約書締結されたのであれば、それは法的拘束力を持つと見なされる場合が多い。だが、一般的に予備的合意段階では法的拘束力がないとされることが多く、これに法的拘束力持たせたい場合に、「legally binding」と表記することによって、正式な契約を交わす前の予備的合意であっても法的拘束力を持つものにすることができる。

「be binding」とは


bindingはbind現在分詞形であるため、bindingにbe動詞合わせる進行形になり、「~しているところ」というように訳すことができる。「be binding」は、bindingの持つ意味と照らし合わせて、「拘束力」や「拘束力がある」と表現されることが多い。

「BINDing (ネコぱら) 1/4 スケール」とは

「BINDing (ネコぱら) 1/4 スケール」とは、フィギュアメーカーである「BINDing」から発売されている「ネコぱら」というゲームキャラクター の1/4 スケールフィギュアのことである。ネコぱらとは、NEKO WORKs制作した同人ゲームであり、擬人化したヒロイン達との恋愛アドベンチャーゲームであり、2020年にはアニメ化もされている。フルボイスで、アニメーションのようにキャラクターが動くのが特徴である。2014年から配信されており、配信当初から日本語だけではなく、英語と中国語にも対応している

「binding」の使い方・例文

「binding」を使った例文として、
Create a legally non-binding contract.(法的拘束力のない契約書作成する
・She bought a carpet with a gold thread binding.(彼女は金糸縁取りがしてある絨毯購入した
Single-stranded DNA-binding proteins are a type of DNA-binding protein.(一本鎖DNA結合タンパク質は、DNA結合タンパク質一種である)
There are many types of binding proteins.(結合タンパク質には多く種類がある)
などが挙げられる

バインディング


バインディング【binding】

読み方:ばいんでぃんぐ

ラグビーで、スクラムラックモールなどで味方選手どうしががっちり組み合うこと。スクラム場合は、敵味方互いに組み合うこともいう。

スキースノーボードを靴に取り付けるための締め具ビンディング

コンピューター情報工学分野で、複数事柄どうしを結びつけたり対応づけたりすること。特定のコンピューターへのIPアドレス割り当てや、プログラミング言語における、APIライブラリー関数との対応づけのほか、アプリケーションソフトキー操作機能結びつけること(キーバインディング)など。


バインディング[binding]

ギターなどのネックボディの縁を飾る装飾のことを指す。

バインディング


バインディング


バインディング

名前 Binding

バインディング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:44 UTC 版)

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バインディング

  • 束縛 (コンピュータ): binding) - コンピュータにおいて、主に「対応付け」や「関連付け」などの意味で用いられる。
  • データバインディング: data binding) - データベースなどとソフトウェア上の対象オブジェクトを結びつける技術。
  • スノーボードでブーツをボードに取り付けるための器具。
  • スキーでブーツを板に取り付けるための部品。ビンドング(: Bindung)の英語読み。ビンディングを参照。
  • スポーツ自転車用のペダルのうち、トークリップとストラップによらずに靴をペダルに固定する機構を有するもの。
  • ギターなどのボディやネック、ヘッドストックの縁に施される装飾部品のこと。角を衝撃から保護する役目を果たす。

関連項目



バインディング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/16 08:27 UTC 版)

ストリートボード」の記事における「バインディング」の解説

スノーボードのように、足をストリートボード固定するもの。

※この「バインディング」の解説は、「ストリートボード」の解説の一部です。
「バインディング」を含む「ストリートボード」の記事については、「ストリートボード」の概要を参照ください。


バインディング(ビンディング)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:19 UTC 版)

スノーボード」の記事における「バインディング(ビンディング)」の解説

バインディングはボードブーツ固定する器具で、ボード直接取り付ける。 バインディングは、ビンディングとも日本語表記される。日本では日本スノーボード協会表記を英語発音に近い「バインディング」に統一以来スノーボードだけを販売するメーカーは、たいていバインディングの表記用いる。一方スキーではドイツ語発音に近い「ビンディング」の表記使用していたため、スキー製造するメーカーや、全日本スキー連盟登録選手しか出場できない冬季オリンピックでは、スキーと同じビンディングの名称が用いられる二つ呼称に意味の差はないが、ビンディングの方が比較古くから使われている。 フリースタイルバインディングは板の進行方向対し、より横向きセットされる前足1521前後後ろ足が0~10度前後一般的だが、後ろ足をマイナス角に取り付けるダックスタンスや、両足とも0度にセットするフラットなどもある。もっとも一般的操作性が高いストラップインタイプ、踏み込むだけのステップインタイプ、その両者利点併せ持つリアエントリータイプがある。ベースブーツ固定するストラップふくらはぎサポートするハイバック構成されるアングル角度調節がより細かく容易にできるようにベース押さえディスク別にあったり、踵部分がヒールカップとして別になっていたり、ベース衝撃吸収パッドついているものもある。ステップインタイプは登場当時話題集め各社開発盛んだった時期もあるが、ストラップインタイプよりレスポンスが悪い、詰まりやすいなどの問題点未だ完全に解決されているとは言えず、最近ではほとんど販売されていない。リアエントリータイプは、ハイバック後方倒れ構造持ち、足を入れてからハイバック起こして固定する仕組みになっている以前ブーツ底とデッキ密着するベースプレート(ディスク)レスバインディング、ブーツ上方3本目のストラップをつけてレスポンス良くした三点タイプ、足の可動範囲がより広くなるようハイバックを非常に低くしたローバック、フリースタイル用のカントなどもあった。 アルパインバインディングは、板の進行方向対し、より前向きにセットされる4560度弱が一般的だが、70前後という場合もある。従来の手締めるクリップタイプと、踏み込むだけのステップインタイプがある。リフトカント入れて角度をつけるのが一般的

※この「バインディング(ビンディング)」の解説は、「スノーボード」の解説の一部です。
「バインディング(ビンディング)」を含む「スノーボード」の記事については、「スノーボード」の概要を参照ください。


バインディング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 06:15 UTC 版)

cairo」の記事における「バインディング」の解説

C言語基本APIだが、AdaC++Common LispFactorHaskellJavaLuaMono.NETPerlPHPPythonRubySchemeSmalltalkなどのバインディングが存在する

※この「バインディング」の解説は、「cairo」の解説の一部です。
「バインディング」を含む「cairo」の記事については、「cairo」の概要を参照ください。

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