遅延バインディングの例とは? わかりやすく解説

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遅延バインディングの例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 14:56 UTC 版)

ダイナミックバインディング」の記事における「遅延バインディングの例」の解説

VB.NETにおける遅延バインディングの例を示す。 Option Strict OffClass SomeClass1 Public Sub SomeMethod Console.WriteLine("SomeClass1.SomeMethod() is called.") End SubEnd ClassClass SomeClass2 Public Sub SomeMethod Console.WriteLine("SomeClass2.SomeMethod() is called.") End SubEnd ClassPublic Class LateBindingExample Shared Sub CallSomeMethod(obj As Object) ' Option Strict On を指定するコンパイルエラーになる。 obj.SomeMethod() End Sub Shared Function Main As Integer CallSomeMethod(New SomeClass1()) CallSomeMethod(New SomeClass2()) Return 0 End FunctionEnd Class VB.NETにおけるObject型は、.NET基本クラス型System.Objectであり、あらゆる型の最上位基底クラスであるが、Object自体には上記のSomeMethodという名前を持つメソッド定義されていない。しかし、Option Strict Off指定することで、コンパイル時にメソッド存在有無確認しなくなり実行時探索試みる。これが遅延バインディングである。もし該当メソッド見つからなかった場合実行時例外System.MissingMemberExceptionがスローされる。 なお、VB.NETコンパイラでは、デフォルトOption Strict Offとなっており、遅延バインディング許可されている。

※この「遅延バインディングの例」の解説は、「ダイナミックバインディング」の解説の一部です。
「遅延バインディングの例」を含む「ダイナミックバインディング」の記事については、「ダイナミックバインディング」の概要を参照ください。

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