バイオリンとは? わかりやすく解説

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violin

別表記:バイオリン

「violin」の意味

「violin」とは、弦楽器一種であり、4本の弦を持ち、弓で弦を擦って音を出す楽器である。ヴァイオリンは、オーケストラ室内楽団主要な楽器であり、ソロ演奏アンサンブル演奏にも使用されるまた、クラシック音楽だけでなく、ジャズポピュラー音楽にも取り入れられている。

「violin」の発音・読み方

「violin」のIPA表記は /ˌvaɪəˈlɪn/ であり、IPAカタカナ読みは「ヴァイアリン」である。日本人発音するカタカナ英語では、「バイオリン」と読むことが一般的である。

「violin」の定義を英語で解説

A violin is a stringed musical instrument with four strings, played by drawing a bow across the strings. It is a prominent instrument in orchestras and chamber music ensembles, and is used for both solo and ensemble performances. The violin is also incorporated into various music genres, such as classical, jazz, and popular music.

「violin」の類語

「violin」と同じような意味を持つ類語には、「fiddle」という言葉がある。ただし、「fiddle」は、主にフォーク音楽カントリー音楽使用されるヴァイオリンを指す場合が多い。

「violin」に関連する用語・表現

「violin」と関連する用語表現には、「violist」(ヴァイオリニスト)、「violin bow」(ヴァイオリンの弓)、「violin concerto」(ヴァイオリン協奏曲)、「violin sonata」(ヴァイオリンソナタ)などがある。

「violin」の例文

1. She plays the violin beautifully.(彼女は美しくヴァイオリン演奏する。) 2. He is a professional violinist.(彼はプロヴァイオリニストである。) 3. The sound of the violin is very soothing.(ヴァイオリンの音はとても心地よい。) 4. The violin is one of the most popular string instruments.(ヴァイオリンは最も人気のある弦楽器一つである。) 5. She is practicing a violin concerto for her recital.(彼女はリサイタルのためにヴァイオリン協奏曲練習している。) 6. The violinist played a beautiful sonata.(ヴァイオリニスト美しソナタ演奏した。) 7. The violin is often used in orchestras.(ヴァイオリンオーケストラでよく使用される。) 8. The violin is made of wood and has four strings.(ヴァイオリン木製で、4本の弦がある。) 9. The violin has a long history and has evolved over time.(ヴァイオリン長い歴史があり、時代とともに進化してきた。) 10. The fiddle is a type of violin used in folk and country music.(フィドルは、フォーク音楽カントリー音楽使用されるヴァイオリン一種である。)

バイオリン【violin】

読み方:ばいおりん

擦弦楽器の一。全長60センチで、4本の弦を張り5度間隔調弦して、馬の尾毛を張った弓でこすって奏する提琴ビオロン

バイオリンの画像

バイオリン[violin]

バイオリン属の擦弦楽器。弦は4本あり、1弦からE/A/D/Gに調弦する。記譜実音張られた弦を弓でこすって演奏するが、弦をはじくピチカート奏法もある。フレットはなく、左手の指の微妙な位置音程決める。右手での弓使いボウイング)は譜面指示される一般的に小節スタートはダウン・ボウイング(下げ弓)から弾き始める。バイオリンには駒(ブリッジ)をはさむ形のミュート弱音器)があり、装着Con Sord.、はずす時はSenza sord.と記される

ヴァイオリン

( バイオリン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 01:53 UTC 版)

ヴァイオリンまたはバイオリンは、弦楽器の一種。ヴァイオリン属の高音楽器である[1]。ヴァイオリン属に属する4つの楽器の中で最も小さく、最も高音域を出す楽器である。完全五度に調弦されたで擦って音を出す。基本的には4弦であるが、低音域に弦を足した5弦、6弦以上の楽器も存在する。擦弦楽器に属する。「Vn」「Vl」と略記されることもある。


注釈

  1. ^ 特に新品の弦は初期伸びにより簡単にチューニングが狂ってしまう
  2. ^ 当然各奏者はステージに上がる前にチューニングを済ませているので、実態としてはステージパフォーマンスの一つである。

出典

  1. ^ 下中直也 編『音楽大事典』全6巻 平凡社 1981年
  2. ^ 「一冊まるごとヴァイオリン」p127 アルバート・チョンピン・チュワン著 田中良司訳 芸術現代社 2013年11月15日初版発行
  3. ^ 「カラー図解 楽器の歴史」p110-111 佐伯茂樹 河出書房新社 2008年9月30日初版発行
  4. ^ 「一冊まるごとヴァイオリン」p139 アルバート・チョンピン・チュワン著 田中良司訳 芸術現代社 2013年11月15日初版発行
  5. ^ H. F. オルソン(著)、平岡正徳(訳) 『音楽工学』 誠文堂新光社、1969年
  6. ^ 「一冊まるごとヴァイオリン」p125 アルバート・チョンピン・チュワン著 田中良司訳 芸術現代社 2013年11月15日初版発行
  7. ^ 自由ヶ丘ヴァイオリン「6. スクロール 左後頭部 。」 アーカイブ 2016年6月28日 - ウェイバックマシン
  8. ^ 「一冊まるごとヴァイオリン」p138 アルバート・チョンピン・チュワン著 田中良司訳 芸術現代社 2013年11月15日初版発行
  9. ^ 「カラー図解 楽器の歴史」p110 佐伯茂樹 河出書房新社 2008年9月30日初版発行
  10. ^ 安藤由典 『新版 楽器の音響学』 音楽之友社、1996年 ISBN 4-276-12311-9
  11. ^ 「カラー図解 楽器の歴史」p71 佐伯茂樹 河出書房新社 2008年9月30日初版発行
  12. ^ 杉山真樹、松永正弘、湊和也、則元京「バイオリンの弓に用いられるペルナンブコ材の物理的・力学的特性」木材学会誌、40(9)、905-910 (1994)。
  13. ^ 報道発表資料-ワシントン条約第14回締約国会議の結果概要について 日本国環境省 平成19年6月18日 2016年8月28日閲覧
  14. ^ マックスプランク研究所の研究発表: Materials for Violin Bows Archived 2014年1月3日, at the Wayback Machine.
  15. ^ 「一冊まるごとヴァイオリン」p21 アルバート・チョンピン・チュワン著 田中良司訳 芸術現代社 2013年11月15日初版発行
  16. ^ 中澤宗幸『ストラディバリウスの真実と嘘』世界文化社、2011年、103ページ
  17. ^ 「一冊まるごとヴァイオリン」p41 アルバート・チョンピン・チュワン著 田中良司訳 芸術現代社 2013年11月15日初版発行
  18. ^ 大木裕子,古賀広志、「クレモナにおけるヴァイオリン製作の現状と課題」『京都マネジメント・レビュー』 2006年 9巻 p.19-36, 京都産業大学マネジメント研究会
  19. ^ 「一冊まるごとヴァイオリン」p195 アルバート・チョンピン・チュワン著 田中良司訳 芸術現代社 2013年11月15日初版発行
  20. ^ a b Auer, Leopold., Violin Playing As I Teach It, Dover Pubns;New edition, 1980, ISBN 0-486-23917-9
  21. ^ 年表 鈴木バイオリンについて”. 鈴木バイオリン製造株式会社. 2022年3月20日閲覧。
  22. ^ Menuhin, Yehudi., Six Lessons With Yehudi Menuhin, W W Norton & Co Inc., 1981, ISBN 0-393-00080-X
  23. ^ Fischer, Carl., Art of Violin Playing, Carl Fischer Music Dist, 1924, ISBN 0-8258-0135-4


「ヴァイオリン」の続きの解説一覧

バイオリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/20 03:04 UTC 版)

アルバニアの民俗舞踊」の記事における「バイオリン」の解説

バイオリン(アルバニア語: Violina)は、19世紀以降北部でも南部でも普通に使われるようになったかつてはチェロラフタ英語版)の様に縦に持って演奏していたが、今では現実的ではない。

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バイオリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:21 UTC 版)

芸能人格付けチェック」の記事における「バイオリン」の解説

高級バイオリンと安物中古品もしくは初心者用)のバイオリンを聴き比べる

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バイオリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:21 UTC 版)

芸能人格付けチェック」の記事における「バイオリン」の解説

MUSIC版チェック同じく、高級バイオリンと初心者用バイオリンを聴き比べる

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バイオリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 04:44 UTC 版)

イースター社」の記事における「バイオリン」の解説

イクトがよく持ち歩いているバイオリンで、かつてイクト実父月詠或斗愛用品であった物。或斗が失踪した後、海外でこのバイオリンのみ発見された。その後イクトの母・奏子から司を通してイクト手渡される

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バイオリン

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 09:15 UTC 版)

異表記・別形

発音(?)

名詞

バイオリン

  1. (楽器) ヨーロッパ起源の、音域たか弦楽器。4本の5度調弦し、かた楽器をはさみ、左手で弦を抑えながら、主として右手持った使って弦を擦ることによって音を出す。オーケストラ弦楽では最高音部を担当し、その音域はGから4オクターヴ程度大きさ60cm程度。しばしばVl, Vln, Vni, Vn略記する。
バイオリンの音色

漢字表記

  • 堤琴

語源

英語 violin からの借用語。 < イタリア語 violino

翻訳

関連語


「 バイオリン」の例文・使い方・用例・文例

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