ヴァイオリンソナタとは? わかりやすく解説

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コルンゴルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調

英語表記/番号出版情報
コルンゴルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調Sonate für Violine und Klavier G-Dur Op.6作曲年1913年  献呈先: Artur Schnabel und Carl Flesch

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Ben moderato, ma con passioneNo Data No Image
2 第2楽章 Mov.2 Scherzo: Allegro molto (con fuoco)No Data No Image
3 第3楽章 Mov.3 Adagio. Mit tiefer EmpfindungNo Data No Image
4 第4楽章 Mov.4 Finale: Allegretto quasi Andante - con grazieNo Data No Image

シュトラウス, リヒャルト:ヴァイオリン・ソナタ

英語表記/番号出版情報
シュトラウス, リヒャルト:ヴァイオリン・ソナタSonate für Klavier und Violine op.18作曲年1888年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Satz1130秒 No Image
2 第2楽章 SatzNo Data No Image
3 第3楽章 SatzNo Data No Image

作品解説

執筆者: PTNA編集部

オーケストラ作品オペラ楽劇など、編成音楽的に大規模な作品知られるリヒャルト・シュトラウス(1864~1949)だが、若年のころにはピアノ作品室内楽も手がけている。このヴァイオリンソナタはそれら初期作品最後を飾るもので、1888年書かれた。後期ロマン派爛熟した語法と、若者らしい伸びやかさが同居する佳作


ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ

英語表記/番号出版情報
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタSonate pour violon et piano作曲年: 1916-17年  献呈先: Emma Debussy

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Allegro vivoNo Data No Image
2 第2楽章 Intermède: fantasque et légerNo Data No Image
3 第3楽章 Finale: très animéNo Data No Image

フランク:ヴァイオリン・ソナタ

英語表記/番号出版情報
フランク:ヴァイオリン・ソナタViolin Sonata M.8作曲年1886年  献呈先: Eugène Ysaÿe

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1No Data No Image
2 第2楽章 Mov.2No Data No Image
3 第3楽章 Mov.3No Data No Image
4 第4楽章 Mov.4No Data No Image

シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ

英語表記/番号出版情報
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタViolin Sonata D.574 Op.162

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Allegro moderatoNo Data No Image
2 第2楽章 Scherzo and TrioNo Data No Image
3 第3楽章 AndantinoNo Data No Image
4 第4楽章 Allegro vivaceNo Data No Image

ヴァイオリン・ソナタ

英語表記/番号出版情報
ユン:ヴァイオリン・ソナタViolin Sonata作曲年1991年 
小森 俊明:ヴァイオリン・ソナタSonate pour Violon et Piano作曲年2005, revised 2007年 

ヴァイオリンソナタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/15 05:10 UTC 版)

ヴァイオリンソナタ: violin sonata)は、通常ヴァイオリンを独奏楽器とする小編成の楽曲のことを指す。バロック期に2つのヴァイオリンと通奏低音の伴奏を持つトリオ・ソナタとして形式が確立され、その後ソロ・ヴァイオリンのためのソナタが主流となり、古典派期にはピアノとの二重奏の演奏形態によるソナタに発展した。ヴァイオリンのみによるソナタは「無伴奏ヴァイオリンソナタ」と呼ばれる(ピアノのみのソナタは無伴奏とは呼ばれない)。ソナタの形態としては「ピアノソナタ」に次いで一般的な形態である。

概要

バロックの時代のヴァイオリンソナタはコレッリが確立したトリオ・ソナタが主流であったが、コレッリの作品5『ヴァイオリン・ソナタ集』がヨーロッパのベストセラーとなったことにより、独奏ヴァイオリンによるソナタが主流となっていった。独奏ヴァイオリンにはしだいに高度な演奏技巧が用いられるようになった。バロック後期にはこのコレッリ形式のヴァイオリンソナタが全盛を極め、ヴィヴァルディタルティーニジェミニアーニといったヴァイオリンのヴィルトゥオーソ達によって非常に多数作曲された。それに対して18世紀後半になると、貴族や富裕市民の子女がチェンバロオルガンクラヴィコードの演奏を習う習慣が広がり、通奏低音として扱われてきた鍵盤楽器が主体となるヴァイオリン助奏つきの鍵盤楽器のためのソナタが作曲されはじめる。モーツアルトのヴァイオリン・ソナタと呼ばれる作品はすべてこのような鍵盤楽器のためのソナタである[1]古典派の時代になると鍵盤楽器がピアノへと発展したこともあってヴァイオリン助奏つきのピアノソナタも作曲されるようになった。しかしこの時代にもヴァイオリンが華麗に活躍するヴァイオリン独奏ソナタは作曲され続けた。ロマン派の時代になるとヴァイオリンとピアノを対等に扱った曲が主流になり、ヴァイオリンとピアノの対比と調和の妙が聴かせどころとなるようになった。

代表的な作品

バロック

古典派

  • ハイドン - 1曲
    「ヴァイオリンソナタ ト長調」(ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ)Hob.XV:32、1794年
    他に「通奏低音とのソナタ」「チェンバロとのソナタ」が複数あるが、偽作および自身のチェンバロ三重奏曲からチェロパートを除いた編曲である[2]
  • モーツァルト - 45曲
    初期の作品であるK.10〜K.15は「クラヴィーア(チェンバロ)と任意でヴァイオリンまたはフルートかチェロのために」と指定される。ヴァイオリンがピアノと対等になるのは概ねK.296以降の10数曲である。第24番K.296、第28番K.304(300c)、第34番K.378(317d)第40番K.454、第42番K.526などが比較的よく演奏される。
  • ベートーヴェン - 10曲 : 第5番 Op.24「春」第9番 Op.47「クロイツェル」が有名。
  • ニコロ・パガニーニ - ヴァイオリンとギターのためのソナタ集など。

ロマン派

近代

現代

類似の形式を持つ楽曲

脚注

  1. ^ 『モーツァルト・ベスト101』石井 宏(編)、2004年、新書館p198-199
  2. ^ 輸入盤CD「ハイドン ヴァイオリンソナタ ト長調」同梱解説(Henle)

関連項目



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