あくまのトリル【悪魔のトリル】
悪魔のトリル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 10:10 UTC 版)
ヴァイオリンソナタ ト短調『悪魔のトリル』(あくまのトリル、伊: Il trillo del diavolo 英: Devil's Trill Sonata)は、ジュゼッペ・タルティーニが作曲したヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ[1]で、彼の作品の中で最も有名な傑作である。タルティーニの夢の中で悪魔が出てきてヴァイオリンを弾き、その美しさに目が覚めてからすぐ書き取ったという伝説があることから「悪魔のトリル」と呼ばれるようになった[2]。
- ^ アンドルー・マンゼやマイケル・バレンボイムなどは無伴奏に編曲して録音を行っている。別作品だがタルティーニは「小さなソナタ」"piccole sonate"について、低音の伴奏なしで演奏するのが本来の想定だと語ったことがあった。da Cruz Ribeiro e Rodrigues, Christiano (2019), Giuseppe Tartini’s "Devil’s Trill" Sonata: An Arrangement and Recording for Solo Violin, Arizona State University, p. 15
- ^ 吉田秀和著『音楽家の世界』創元文庫、1953年、32p。
- ^ 吉田秀和著『音楽家の世界』創元文庫、1953年、32p。
- ^ 吉田秀和著『音楽家の世界』創元文庫、1953年、33p。
- 1 悪魔のトリルとは
- 2 悪魔のトリルの概要
- 3 関連作品
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