ヴァイオリンソナタへの改作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 16:18 UTC 版)
「ヴァイオリンソナタ第2番 (プロコフィエフ)」の記事における「ヴァイオリンソナタへの改作」の解説
フルートソナタの初演を聴いたヴァイオリン奏者ダヴィッド・オイストラフは、プロコフィエフにヴァイオリンソナタへの改作を熱心に勧めた。フルート奏者がこれを取り上げないということもあって、プロコフィエフもその提案を受け入れた。そして、1944年にオイストラフの助言を受けながら、戦時下のモスクワで改作を行った。その際、ピアノのパートは原曲のままとし、元のフルートのパートには音形や音域の変更を加えてヴァイオリンのパートとした。 初演は1944年6月17日、オイストラフのヴァイオリン、オボーリンのピアノで行われた。この改作版は原曲以上に好評を博し、演奏の機会にも恵まれることになった。 なお、ヴァイオリンソナタ第2番としては、ヨーゼフ・シゲティに献呈されている。
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