THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 06:09 UTC 版)
バンドの特徴
音楽性
1960年代から1970年代のパンク・ロックやパブロック、ガレージロックを彷彿とさせ、ブルースロック、ロカビリーなどの要素も多く取り入れられたサウンドが特徴。
楽曲制作の際は基本的にチバが作詞し、曲はメンバーのセッションの中で練り上げられていくことが多い。曲のきっかけに明確な決まりは無く、チバが1コーラスだけ作ってメンバーに披露して作り始めることもあれば、アベやウエノが何気なく弾いたリフ、クハラのフィルなどからセッションが始まることもある。以降、メンバーが在籍する別バンドでも同様の楽曲制作手順が貫かれている。インディーズ時代に参加したアルバム「SPIRITS OF 1993 下北沢屋根裏7th ANNIVERSARY」では、楽曲の作詞・作曲が千葉ユウスケ名義になっている。
解散までに総計してシングルを16作、オリジナル・アルバムを8作リリースした。
ライブ
主にライブでの活動に重点を置き、1回のツアーで全国40〜60か所のライブハウスやホールを回っていた。ライブ活動が多いことについて、ウエノは「レコード作ってその後もうやることが無いので、ツアーやるのが仕事」と「ミュージックステーション」で発言していた。ライジング・サン・ロックフェスティバルやフジロックフェスティバルなどのロック・フェスティバルにもメイン・アクトとして幾度か出演。
キャリア前期の登場SEは、「ルパン三世のテーマ」、「荒野の1ドル銀貨」。後期には、「ゴッドファーザー 愛のテーマ」「 ラヴ・ミー・テンダー」など。
ルックス
都内にある「洋服の並木」という洋品店でオーダーメイドされた細身のモッズスーツを衣装とし、ライブにおいてはほぼ欠かさず着用していた[5]。テレビ等のインタビューでは、革ジャンや黒を基調とした服装も多かった。ライブの終盤等では暑さもあり、背広を脱いだワイシャツ姿やTシャツ姿で演奏することも多い。
『カサノバ・スネイク』から『ロデオ・タンデム・ビート・スペクター』をリリースするまで、チバが髪型をオールバックにしてメディアに登場することがあり、その姿はアルバムのジャケット等で確認することが出来る。DVD『GOD JAZZ TIME』に収録されたWORLD RODEO TANDEM BEAT SPECTER TOURでは、ギヤ・ブルーズ期までの髪型へ戻っている。
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thee michelle gun elephant
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THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)は、日本のロックバンド。俗称として『ミッシェル』や『TMGE』が用いられる。1960年代から1970年代のパンク・ロックやパブロック、ガレージロックからの影響を濃く見受けられるサウンドが特徴。1991年に結成され、2003年に解散した。
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- ^ 1997年5月6日放送「ミュージックスクエア (NHK-FM)」ゲスト出演時におけるウエノの発言より。
- ^ チバユウスケ『ROCKIN'ON JAPAN』1998年2月号、ロッキング・オン、1998年2月。
- ^ a b c rockin' blues.com. “rockin' blues.com” (日本語). THEE MICHELLE GUN ELEPHANT公式ウェブサイト. 2008年2月1日閲覧。
- ^ a b J-ROCKmagazine編集部「Web版バックナンバー・アーカイブ」『J-ROCKmagazine』1997年12月号、株式会社ジェイロックマガジン社、1997年。
- ^ 渋谷陽一 (2001年6月16日). “風格とクールな自覚 ミッシェル・ガン・エレファント公演” (日本語). 渋谷陽一の部屋. ロッキング・オン. 2003年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月11日閲覧。
横浜アリーナライブの模様はライブビデオ『WORLD PSYCHO BLUES』にて鑑賞することが可能である。 - ^ BARKS (2003年10月14日). “ミッシェルガンエレファント、幕張で解散ライヴ” (日本語). BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
- ^ プロジェクト特設サイト
- ^ [1]2009年9月2日付の日記より
- ^ 後藤正文 『ゴッチ語録 GOTCH GO ROCK』 ぴあ、2006年3月17日。ISBN 978-4835616131。
- ^ 椎名宗之、9mm Parabellum Bullet「Web版バックナンバー」『Rooftop』2007年5月号、有限会社ルーフトップ、2007年5月、2010年10月11日閲覧。
- ^ 梶原有紀子; the pillows (2004年11月4日). “勢いとポップセンスが同居!『GOOD DREAMS』特集【インタヴュー】” (日本語). BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
- ^ [2]ランクヘッドBLOG 2010年10月25日
- ^ [3]公式サイトのプロフィール欄より
- ^ [4]9mm Parabellum Bulletブログ 2009年7月22日
- ^ [5]
- ^ [6] 公式サイトの「DIARY」より 2003年10月14日
- ^ マキシマムザホルモン. “マキシマムザ亮君”. マキシマムザホルモン公式ウェブサイト. 2010年10月11日閲覧。
- ^ Base Ball Bear; 湯浅将平. “メンバー詳細プロフィール”. Base Ball Bear公式ウェブサイト. 2007年12月15日閲覧。
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