電気回路 大学等での授業科目としての電気回路

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電気回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/08 00:52 UTC 版)

大学等での授業科目としての電気回路

大学等における授業科目としての電気回路は、抵抗インダクタコンデンサ等の受動素子が電源に接続された回路で、電気回路の基本的性質を題材とする[4][2]

  • 電気回路の主な法則
  • 線型回路 - RC回路 - LC回路 - RLC回路
    抵抗、インダクタ(=コイル)、キャパシタ(=コンデンサ)の受動素子のみを構成要素とする電気回路で、回路方程式から解析的な解が得られる[5]
    • 直流回路
      回路に直流電圧・電流が加えられた場合の動作に関する項目である。
    • 交流回路
      回路に交流電圧・電流が加えられた場合の動作に関する項目である。
      ここでいう交流とはある特定の周波数の場合を取扱い、複数の周波数成分を含むものではない。
  • 二端子対回路
    入力側二端子、出力側二端子の端子を持つ構成の回路である。
    電気回路を機能ブロックに分けて取り扱う場合に用いるモデルである。
  • 電力回路
    電気回路のうち電力分野で用いられる回路に関する項目である。
    • 三相交流回路
      電力分野で用いられる三相交流に用いられる回路である。
  • 過渡応答、パルス応答
    電気回路に、周波数成分が特定の値ではなく広がりを持った時間変化をする電圧・電流が与えられた場合の挙動に関する項目である。
    電圧値0から電圧値V(またはその逆)に変化する電圧のステップ応答、
    電圧値Vがごく短い時間加えられ、その他の時間では電圧値0のパルス応答が代表的である。

脚注・出典

関連項目


  1. ^ 柴田尚志「電気回路I」コロナ社刊、2006年
  2. ^ a b 岩田聡『電子回路 新インターユニバーシティ』2008年、1頁
  3. ^ 雨宮好文『現代 電子回路学(I)』 オーム社、1994年、p.1
  4. ^ 電気学会 『電気回路論 改訂版』 1978年
  5. ^ 岩田聡『電子回路 新インターユニバーシティ』2008年、1-2頁


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