第57回NHK紅白歌合戦
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メイン演奏
審査員
- 特別審査員(別記)
- デジタルTV審査員(デジタル総合・BShiデジタルの視聴者)
- ケータイ審査員(携帯電話で審査、15,000名)
- ワンセグ審査員(ワンセグ搭載型の携帯電話で審査、同上)
- ふるさと審査員(デジタルTV審査員・ケータイ審査員・ワンセグ審査員の応募者から抽選で会場に招待された30名)
- 会場審査員(ふるさと審査員を含めたNHKホールの観客全員)
- ※ なお、BShiデジタルの審査システムにエラーが発生し、中間審査ができなかった。
- ※ ワンセグ審査員は放送中まで飛び入り参加が可能であった。
出場歌手
初出場、 返り咲き。
※カッコ内は出場回数。12月27日に出演順が発表された。
「みんなのうた45年!キッズショー」の曲目・歌手は次の通り。
- 「南の島のハメハメハ大王」:松浦亜弥(GAM)、天童よしみ
- 「北風小僧の寒太郎」:北島三郎、氷川きよし
- 「コンピューターおばあちゃん」:アンジェラ・アキ、hiroko(mihimaru GT)、吉澤ひとみ・高橋愛・新垣里沙・藤本美貴・亀井絵里(モーニング娘。)
- 「山口さんちのツトム君」:和田アキ子、WaT
- 「グラスホッパー物語」:高見のっぽ
- 「ILE AIYE〜WAになっておどろう〜」:紅白出場歌手
選考を巡って
出場が有力視されながら本人が辞退または落選した歌手は次の通り。
- 倉木麻衣:前回まで初出場以来3年連続で出場していたが、カウントダウンライブが決定していた為、今回は早い時期に辞退した。
- 後藤真希:前回まで初出場以来(ただしこの以前モーニング娘。としての出場歴あり)3年連続で出場(ただし3年連続別名義[注 14])していたが、今回は落選(週刊誌報道)。
- 吉田拓郎:吉田にとって21年ぶりとなる大型野外ライブ「吉田拓郎 & かぐや姫 Concert in つま恋 2006」がNHKで放送されたため、出場が有力視されたが「つま恋はNHKさんの協力なしに成功はなかったが、つま恋は自分の中で通過点に過ぎないと思っているので」として辞退した。辞退に際してコメント発表は異例。
- 井上陽水:「今は出る気力がない、今後の紅白の出演を検討する」として辞退した。
- Gackt:翌年の大河ドラマ『風林火山』に上杉謙信役で出演するため、出場が有力視されるも不出場(翌年の第58回には出場)。
- 桜塚やっくん:「(本人の強い意向により)紅組での出場が決定」とメディアに報じられた[15]が、落選。応援ゲストとしての登場に留まった。ただし、ゲストとしての登場時に持ち歌「1000%SOざくね?」の一部を歌唱している。
- 上杉香緒里:荒川静香のそっくりさんとして注目され、「おんな酒」がヒットしたが、落選した。
- 岩崎宏美:紅白復帰待望論が根強く、一部スポーツ紙に「出場検討中」と報じられたが、「ヒット曲がない」と辞退した。
- 前回初出場したAI、一青窈、伊藤由奈、Def Techは不出場(落選・辞退)。また、Cocco、山本譲二と所ジョージによるテレビ東京系列『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』の企画で紅白出場を狙ったユニット・譲二さんと所さんや、木村カエラがゲストボーカルとして復活したサディスティック・ミカ・バンド、脚光を浴びた上木彩矢、OLIVIA inspi' REIRA (TRAPNEST)らの出場も実現しなかった。Coccoは一部スポーツ紙で出場内定が報道されたが、辞退したとされる。
- 前回「松任谷由実 with Friends Of Love The Earth」として初出場した松任谷由実にもソロ歌手として出演打診が行われていたが、辞退したと出場歌手発表翌日に報道された。
- 9年ぶりに再結成した米米CLUB(翌年出場)、同じく再結成しこの年の『思い出のメロディー』への出演も果たしたゴダイゴ、6年ぶりに活動を再開したシャ乱Qも再出場には至らなかった。
- 出場歌手発表前に『ZAKZAK』(2006年11月10日付)が「(先述した)松任谷や吉田、井上に加え中島みゆき、かぐや姫、松山千春、小田和正、長渕剛が出演を辞退した」とのNHK関係者の話を掲載した。
- 出場歌手発表後に『週刊文春』(2006年12月14日号)は「谷村新司[注 15]や忌野清志郎、泉谷しげるらが出演を辞退した」と報じた。
- 紅組司会の仲間由紀恵はこの年仲間由紀恵withダウンローズとして音楽活動を展開しており、司会発表の際に番組側が「CDも出してるようだし」と歌手としての出演も示唆していた[16]が、実現しなかった。
- この年デビュー15周年を迎えたZARDにも出演交渉がされ、出場に前向きだったが、坂井泉水が癌との闘病中であったため、辞退したという[17](坂井は翌年5月に入院先の慶應義塾大学病院で非常階段スロープから転落し不慮の死を遂げた)。
- デビュー年の第26回(1975年)で初出場してから今回まで32年連続出場を果たした細川たかしは翌2007年、出資法違反の疑いがかけられたエル・アンド・ジーの広告塔として同社が開催したコンサートに出演していたことから第58回への出演を辞退することとなり、今回で連続出場が一旦ストップした。さらに2008年は暴力団組長のゴルフコンペに参加したためNHKへの出演自体を差し止められ、第59回へも出場できず、再出場はその次年の第60回(2009年)まで待つこととなった。
- 同じくいずれも初出場以来連続出場した藤あや子(15年連続出場)、ゴスペラーズ(6年連続出場)、夏川りみ(5年連続出場)も翌年落選し、今回で連続出場がストップ。また、第39回(1988年)の初出場以来アリスとして出場した第51回(2000年)と前回も含めて今回まで連続出場した堀内孝雄も今回で出場が途絶えている(堀内はソロでは今回が最後の出場である)。ゴスペラーズは今回を最後に出場していないが、藤は第59回および第62回(2011年) - 第66回(2015年)、夏川は第62回、堀内もアリスとして第60回で再出場を果たしている。
ゲスト出演者
特別審査員
- 渡辺謙(俳優):映画『明日の記憶』『硫黄島からの手紙』主演。
- 阿木燿子(作詞家):映画『TANNKA 短歌』を初監督、紫綬褒章受章。
- リリー・フランキー(イラストレーター):小説『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』が第3回本屋大賞を受賞し200万部を超すベストセラー。アニメ『おでんくん』の原作者。
- 藤山直美(女優):この年下期の連続テレビ小説『芋たこなんきん』のヒロイン・花岡町子役。
- 内野聖陽(俳優):翌年の大河ドラマ『風林火山』の主人公・山本勘助役。
- 横峯さくら(プロゴルファー):LPGAツアーチャンピオンシップで国内メジャー初優勝。
- 田口壮(セントルイス・カージナルス外野手):ワールドシリーズ優勝。
- 吉田都(バレリーナ):世界最高峰のイギリスロイヤル・バレエ団で長く活躍。
- 鎌田實(医師・諏訪中央病院名誉院長):『鎌田實のいのちの対話』(NHKラジオ第1)パーソナリティー。
- 瀬戸内寂聴(作家・僧侶):この年文化勲章を受章。
スペシャルゲスト
演奏ゲスト
- 上妻宏光(津軽三味線奏者):藤あや子の伴奏。
- ジェイク・シマブクロ(ウクレレ奏者):夏川りみの伴奏。
- 島健(作曲家・ピアニスト):ゴスペラーズの伴奏。
- 布袋寅泰(ミュージシャン・ギタリスト):妻である今井美樹の伴奏。
- 平尾昌晃(作曲家):エンディング「蛍の光」の指揮担当。
応援ゲストなど
- ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンメビウス:『ウルトラシリーズ』のキャラクター。鳥羽一郎の応援でバックで旗を振っていた。
- 鈴木奈穂子(松山放送局):坂本冬美の曲紹介で愛媛県旧・温泉郡中島町(現・松山市)より登場し進行役を務めた。
- Berryz工房:ハロー!プロジェクト勢のGAM&モーニング娘。でバックダンサーを務めた。
- ℃-ute:同上。
- どーもくん、うさじい、たーちゃん:NHKマスコットキャラクター。同上。
- ななみちゃん:NHK BSマスコットキャラクター。同上。
- おでんくん、たまごちゃん、ジャガー:『おでんくん』のキャラクター。同上。
- カントリー娘。:同上および香西かおりのバックダンサーを務めた。
- ベッキー:「みんなのうた45年!キッズメドレー」の司会を務めた。
- 岡村隆史(ナインティナイン):「みんなのうた45年!キッズメドレー」にサプライズゲストとして登場[注 16]。得意のブレイクダンスを披露した。
- 『めちゃ×2イケてるッ!』「日本一周、10周年 健康の旅スペシャル」(フジテレビ、2007年1月6日・3月10日放送)の一部として出場。2001年-2005年に放送されていた『ナイナイの夢と笑いが丸い地球を救うのだ!!』(日本テレビ)が放送されないことから実現した。
- 高見のっぽ(ノッポさん):『みんなのうた』から「グラスホッパー物語」を発売した。また、「みんなのうた45年!キッズメドレー」に出演した。
- コロッケ:美川憲一の曲紹介で登場した。
- 真島茂樹:美川憲一が歌った「さそり座の女 2006」の振り付けを行うと共に、自身も応援で曲終盤に登場した(翌第58回の美川の出番にも登場)。
- 釈由美子、パトリック・ハーラン(パックンマックン)、松本和也(東京アナウンス室):『英語でしゃべらナイト』出演者。BONNIE PINKの曲紹介を務めた。
- キャイ〜ン、ほしのあき:「2006スーパーレビュー」の進行役を務めた。
- ダイノジ:「2006スーパーレビュー」に登場した。
- 桜塚やっくん:小林幸子の曲紹介。仲間に「ヤスオさん」と本名をバラされてしまっている。
- ザ・たっち:DJ OZMAの曲紹介。『ドラえもんSP』(テレビ朝日)の生放送の出演後に急いで駆けつけた。
- 半井小絵(気象予報士):『NHKニュース7』のお天気キャスター。途中、気象情報を会場から伝えた。また、WaT、w-inds.とも共演した。
注釈
- ^ 前年まではレコ大各賞ノミネート歌手は過酷な移動を強いられていた。
- ^ 北島の大トリ起用はかねてより有力視されていた。
- ^ フラフープ状の輪に紅白幕柄のカーテンを垂らしたもの。
- ^ なお、綾小路(DJ OZMA)はNHKから事実上の出入り禁止となり、約18年後の2024年3月にNHK盛岡放送局製作の夕方ニュース番組『おばんですいわて』に出演するまで、この状態が続いた[6][7]。
- ^ その後、『ゲンダイネット』がみのの司会続投が濃厚であると報じていた。
- ^ 紅組司会は仲間、総合司会は三宅の起用が濃厚というNHK関係者の談話も掲載した。
- ^ 翌年の紅組司会は中居に交代(白組司会は笑福亭鶴瓶に交代)。なお、第58回においても当初は仲間に紅組司会の打診が行われていたが、仲間が辞退したとの報道もある。ちなみに、仲間・中居の両組司会も第59回、第60回で復活している。
- ^ 仲間・中居は2008年11月22日公開のTBS制作の映画『私は貝になりたい』で夫婦役に起用され、このこともきっかけとして第59回での両組司会コンビ復活に繋がっている。
- ^ 『スポーツ報知』2010年12月25日付には「第57回(今回) - 第60回は中居が(組)司会だったためSMAPの白組トリ(大トリ)がなかった」と書かれている。並びに中居が組司会兼任の回ではSMAPが白組トリを務めることができないとも取れる内容の見解も示されている。
- ^ 「ルパン・ザ・ファイヤー」「マタアイマショウ」を順に披露。
- ^ 「Ambitious! 野心的でいいじゃん」「Thanks!」「歩いてる」を順に披露。
- ^ 「LOVE LOVE LOVE」「何度でも」を順に披露。
- ^ 上記に記載しているが、前年のトップバッターがトリを飾るのは、57年の歴史で史上初となる。
- ^ 後藤真希→後藤真希&松浦亜弥→DEF.DIVA。
- ^ 前回はアリスとして出場。なお前回アリスとして出場した堀内孝雄は2年ぶりにソロで出場。
- ^ しかし、中居だけは岡村が出演する事を知っていなかった。
出典
- ^ 『夕刊フジ』より
- ^ 作詞は鈴木紀代。
- ^ “モーニング娘。吉澤ひとみ卒業でミキティに苦言”. ORICON NEWS (オリコン). (2007年5月6日) 2019年8月7日閲覧。
- ^ “吉澤ひとみ被告が電撃引退、今後は「母として恥ずかしくないよう…」”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社). (2018年9月29日) 2019年8月7日閲覧。
- ^ クール・ファイブの紅白出場は、第33回以来24年ぶり。
- ^ “綾小路翔「約18年振りにNHK出演してしまう」盛岡の番組出演報告 出禁解除?にファン歓喜”. 日刊スポーツ (2024年3月26日). 2024年3月26日閲覧。
- ^ “NHK盛岡放送局@nhk_moriokaのポスト”. X(旧・Twitter) (2024年3月26日). 2024年3月26日閲覧。
- ^ “綾小路翔、DJ OZMAとしての紅白歌合戦全裸騒動を反省「国民的番組でやるのは間違っていた」”. スポーツ報知. (2017年8月5日) 2019年8月7日閲覧。
- ^ a b 詳細は「第56回NHK紅白歌合戦」の項を参照。
- ^ 『ZAKZAK』2006年10月20日
- ^ 『スポーツニッポン』2006年10月20日付
- ^ 『サンケイスポーツ』2006年12月2日付
- ^ 『スポーツ報知』2006年11月18日付
- ^ 『ZAKZAK』2006年11月10日
- ^ 『日刊スポーツ』2006年11月26日付
- ^ 『日刊スポーツ』2006年11月18日付
- ^ 『東京スポーツ』2007年5月29日付
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