諸刃の剣
諸刃の剣とは
諸刃の剣とは、大きな利益や効果が期待できる一方で、大きな危険や不利益もあわせ持つものをたとえる言葉である。よい面と悪い面が同時にある場合に使われる。 単に危険という意味ではなく、役に立つからこそ扱いをまちがえると怖い、というニュアンスがある。そのため、便利さと危うさがセットになっている場面で使われることが多い。諸刃の剣の使い方
諸刃の剣は、良い結果と悪い結果の両方が考えられる場面で使う。たとえば、新しい制度は効率を上げる一方で、トラブルも起こしやすい、というような場合に使える。 使い方としては、「便利だが諸刃の剣でもある」「この方法は諸刃の剣だ」のような形が自然である。成功の可能性だけでなく、失敗したときの重さも強調したいときに向いている。諸刃の剣の例
たとえば、SNSは情報をすばやく広められるため便利であるが、誤った情報も一気に拡散しやすい。このようなものは諸刃の剣の例といえる。 また、強い効果を持つ薬も、病気の治療に役立つ一方で副作用の心配がある。便利で力が大きいほど、諸刃の剣と表現されやすい。諸刃の剣の由来
この言葉の由来は、文字どおり両側に刃がある剣にある。攻撃力が高い反面、扱いを誤れば自分にも危険が及ぶため、その特徴がたとえとして使われるようになった。 つまり、諸刃の剣とは、強さと危うさをあわせ持つものをわかりやすく表した言葉である。難しい由来を知らなくても、役に立つが危険もある、という意味で覚えると理解しやすい。諸刃の剣を使うときの注意
諸刃の剣という言葉は、ただ悪いものを言うときにはあまり使わない。良い面があるからこそ、悪い面も無視できないというときに使うのが正しい。 そのため、単なる失敗や危険を表す言葉として使うと、少しずれることがある。利益とリスクの両方がある場面で使うと、意味が伝わりやすい。諸刃の剣
「諸刃の剣」とは、役に立つ反面リスクもあるということわざのことを意味する表現である。
「諸刃の剣」とは・「諸刃の剣」の意味
「諸刃の剣」とは、刀身の両方に刃が付いている刀剣のことを指す言葉だ。主に西洋の戦で使用されていた刀剣であり、日本では装飾用の刀として用いられたものが多い。諸刃の剣は、相手に振り下ろした後、すぐに振り上げることで、2回目の攻撃をしやすいという特徴がある。また、相手に突く攻撃をしやすい点も強みである。ただ、日本刀のように、切れ味をよくするために研磨をすると、折れやすくなってしまう。そのため、切れ味によって相手をきれいに切るというよりも、腕力を用いて叩き切る攻撃に使用されることがほとんどであった。諸刃の剣は、日本のことわざとして使用されることが多い。自らの役に立つが、危害を加える恐れがあることを指すことわざだ。利益と不利益の両方をもたらす可能性がある、という意味で使用されることも多い。
諸刃の剣は、両刃の剣という表現をすることもあるが、両刃というのは、諸刃ではなく片刃の刀に分類される。切断した際の断面を見て、左右両方に刃がついている刀剣が、両刃の剣である。そのため、両辺に刃が付いている刀剣を、両刃の剣と呼ぶのは、厳密には間違いである。しかし、慣用的な表現として、両刃の剣が使用されることは珍しくない。また、両刃の刃という間違いも多いが、こちらは日本語の表現として正しくないため、使用しないことが望ましい。
「諸刃の剣」の読み方
「諸刃の剣」の読み方は、「もろはのつるぎ」である。「もろはのけん」と読むのは間違いだ。「諸刃の剣」の語源・由来
「諸刃の剣」は、シルエットが左右対称である刀を表した言葉だ。「諸」という漢字には、「両方」という意味がある。そして、両方に刃がある剣という意味で、「諸刃の剣」と呼ばれるようになった。ことわざとしての諸刃の剣は、刀剣である諸刃の剣が元になっている。諸刃の剣は、振りかぶった際に自らに傷を付ける恐れがある。また、鍔迫り合いで相手に押された際、自らに傷が付く可能性もある。そのような、攻撃に使えるが、自らに傷を付けかねないという性質から、役に立つが、自らに危害を加える恐れがあることを表すことわざとして、諸刃の剣が使用されるようになった。「諸刃の剣」の熟語・言い回し
言葉は諸刃の剣とは
「言葉は諸刃の剣」は、言葉というものは有用であるが、時に自らを傷つけることになるという意味の表現である。主に、言葉を使用して人を傷つけてはいけないという、戒めとして用いられることが多い表現だ。
諸刃の剣のような人とは
「諸刃の剣のような人」は、役に立つが、自らに危害を加える恐れもある人を指す言葉である。自身と敵対者の両方にとって、リスクとなり得る人を指すために用いられることが多い。
「諸刃の剣」の使い方・例文
刀剣を指す「諸刃の剣」を使用して例文を作ると、以下の表現となる。「彼は、西洋でなぜ諸刃の剣が多用されたのかを論文のテーマにしている」
「このキーホルダーは、諸刃の剣をモチーフにしてある」
「私はゲームにおいて、諸刃の剣を積極的に使用している」
「彼らは、諸刃の剣と半月刀のどちらが強いのかを議論しているところだ」
ことわざとして使用するのであれば、以下のような使い方となる。
「新しい軍事システムは強力だが、自国にも被害を及ぼしかねない諸刃の剣だ」
「この市販薬は効果が強いが、使い方次第では体調が悪化しかねない諸刃の剣である」
「純粋な彼は、我が社にとって利用価値があるが、ライバル社にも騙されてしまう恐れがある諸刃の剣だ」
「討論においてはったりを言うことは、相手を黙らせられる可能性があるが、指摘されるリスクもある諸刃の剣だ」
「この作戦は諸刃の剣であるため、そう何度も使えるものではない」
「新しいサービスは、大きな利益を見込めたが、わが社の評判を落としかねない諸刃の剣であったため、企画段階で頓挫した」
諸刃の剣
諸刃の剣とは、諸刃の剣の意味
諸刃の剣とは、一方では非常に役に立つものの、他方では大きな害を与える危険性もあるという意味のこと。諸刃の剣の語源由来は、刀や武器刃物の両方のふちに刃がついているものを指す言葉の「諸刃」と、諸刃の武器や大刀を指す「剣」である。諸刃の剣を英語で表現すると double-edged sword となる。諸刃の剣の類語、対義語
諸刃の剣の類語は、諸刃の剣と全く同じ意味の「諸刃の刃」や「ハイリスク・ハイリターン」が挙げられる。「諸刃の刃」は日本には元々刀があり、剣という武器を使用した歴史や文化がないため、諸刃の剣ではなく諸刃の刃と表現している。諸刃の剣の対義語は、「ローリスク・ローリターン」や「毒にも薬にもならない」などが挙げられる。諸刃の剣を使った例文、使い方
諸刃の剣を使った例文は、「SNSで写真などを簡単にアップロードできるのは便利だが、悪用されたり晒されたりする可能性もあり諸刃の剣だ」や、「この薬は効果も高いが重大な副作用の可能性もある諸刃の剣だ」などが挙げられる。諸刃の剣は、メリットとデメリットが同程度のものを表現する時に使う言葉である。
諸刃(もろは)の剣(つるぎ)
諸刃の剣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/16 09:24 UTC 版)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:31 UTC 版)
「エヴァンゲリオン (架空の兵器)」の記事における「諸刃の剣」の解説
量産機が持つ大型の両刃剣で、柄の両端に長い刃と短い刃がついている。ロンギヌスの槍を基に造られたレプリカで、投擲の際にロンギヌスの槍の形に変化して弐号機を貫いていた。オリジナル同様にA.T.フィールドの無効化が可能である。
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