インクジェット‐プリンター【ink-jet printer】
インクジェットプリンタ
【英】inkjet printer
インクジェットプリンタとは、インクを粒子状にして吹きつけることで印刷を行うプリンタのことである。
インクジェットプリンタは、家庭用のプリンタとして広く普及している方式であり、構造が単純である上、印刷コストも抑えられるという特徴がある。
インクジェットプリンタ方式には、コンティニュアス型とオンデマンド型があり、家庭で用いられているものの多くはオンデマンド型である。また、オンデマンド型には、発熱体によって気泡を発生させ、圧力でインクを発射するサーマルインクジェット方式と、電圧をかけることで変形したピエゾ素子を押し出すピエゾ方式の2つの形式がある。前者はキヤノン、後者はセイコーエプソンが採用している。
インクジェットプリンタでは、色空間としてCMYKを用いており、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)、イエロー(Yellow)の3色のインクを用いて各色を表現している。理論上では、この3色ですべての色が表現できるが、ブラックについては完全な黒として表現することが難しいため、ブラック(Black)のインクを併用する。
参照リンク
プリンター大百科 - (リコー)
インクジェットプリンター
画像データからの印刷方式のひとつ。ほかにレーザーや昇華型などもあるが、製造コストが低く普及率が高い。ノズルからインクを噴射し、荷電したインク粒子を電極などで偏向して必要な位置に定着させる機構をもつ。カラープリントは複数ノズルを同時利用したものを使う。
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