コート‐し【コート紙】
コート紙
【英】coated paper
コート紙とは、印刷用紙のうち、原紙の表面をコーティングすることによって、普通紙よりもよい印刷品質を得ることができる用紙のことである。インクジェットプリンタなどで印刷用紙として利用されている。
コート紙は、上質紙あるいは中質紙の表面に特殊な薬品を塗布することによって、表面を滑らかにし、インクの乗りをよくしている。薬品を塗布する面は表裏両面の場合もあれば、片面のみの場合もある。塗布された面は少し光沢が出る。
コート紙と同様に表面処理を施した用紙としては、光沢紙がある。光沢用紙は一般的にコート紙よりも高価であるが高品質で、主に家庭のインクジェットプリンタで写真印刷のような高品質の印刷を行いたい場合に適している。
塗工紙
コート紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/24 04:07 UTC 版)
20g/m2 - 40g/m2程度の塗料を塗工した印刷用紙。塗工紙の主流を占める。上級印刷用紙を塗工した上質コート紙と、中質印刷用紙(中質紙、化学パルプ使用率70%以上の紙)を塗工した中質コート紙に分類される。上質コート紙は本の表紙やカラーページ、カタログ・ポスター・高級チラシなどに使用され、中質コート紙は雑誌の表紙やカラーページ、チラシなどに使われる。
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コート紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 21:13 UTC 版)
「インクジェットプリンター」の記事における「コート紙」の解説
普通紙の表面にインクを吸収し固着させることで、にじみの発生を抑えるコート層を形成した用紙。一般にインクジェットプリンターメーカーが発売している純正品で単に普通紙というとおおむねこの用紙のことを言うことが多い。インクジェットプリンター用のコート紙では主に高分子系か、多孔性微粒子系のコート層が使われる。
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「コート紙」の例文・使い方・用例・文例
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