インプットメソッド
インプットメソッドとは、日本語や中国語などの2バイト言語を入力するためのソフトウェアのことである。
国内では、日本語入力システム(かな漢字変換ソフトウェア)を指す場合が多い。代表的なインプットメソッドとしては、マイクロソフトのMS-IME、アップルのことえり、ジャストシステムのATOKなどがある。
なお、インプットメソッドのことを、WindowsではIME(Input Method Editor)と呼んでいる。
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InputMethod クラス
アセンブリ: Microsoft.WindowsCE.Forms (microsoft.windowsce.forms.dll 内)



利用できる入力方式をリスト ボックスに設定するコード例を次に示します。このコード例は、InputPanel.InputMethodCollection クラスのトピックで取り上げているコード例の一部分です。

Microsoft.WindowsCE.Forms.InputMethod


Windows CE, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


InputMethod プロパティ
InputMethod メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

InputMethod メンバ
Pocket PC の InputPanel.InputMethodCollection クラスのメンバの名前およびクラス ID を提供します。このクラスは継承できません。
InputMethod データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

インプットメソッド
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2019年5月) |

インプットメソッド(英: Input Method、IM)とは、コンピュータに文字を入力するためのソフトウェアである。
オペレーティングシステム (OS) の一部として提供される場合もある。欧文のキーボードから直接入力できないCJKV文字などの入力に使用される。パーソナルコンピュータ(パソコン、PC)やワークステーションなどから、携帯情報端末、携帯電話などにおいても使用される。
概要
PCでは、一般に欧文の入力はキーボードでタイプライターと同様に直接入力すればよいが、日本語(仮名、漢字)や中国語(簡体字または繁体字)、朝鮮語(ハングル)など、使用文字数が数千を超える言語の文章を入力する際にはすべての文字に1つのキーを割り当てることは非現実的である。したがって、複数ストロークのキー操作で1文字を入力するなどの仕組みが必要となり、これがインプットメソッドである。携帯電話などでは英文入力にもキー数が不足するため、何らかの方法が必要となる。また、US/UKキーボードでASCII範囲外のヨーロッパ言語の文字(フランス語やドイツ語など)を入力したい場合にも、類似の仕組みでソフトウェアによって言語を切り替えて入力することができる。
実装形態
OSもしくはウィンドウシステム側で、文章入力を必要とするアプリケーションソフトウェアのためのフレームワークを提供し、それにのっとってインプットメソッドの機能が構築されている場合も多い。また、サードパーティが独自のインプットメソッドサービスを構築するためのフレームワークが提供されていることも多い。ただし、入力システムはユーザーによって入力された一連の文字列を記憶することができ、入力情報を無断で外部のサーバーに送信して個人情報を収集されてしまうこともあるため、使用にあたって提供元や利用規約などに十分留意して判断する必要がある[1]。
Windowsでは、インプットメソッドをインプット メソッド エディタ (Input Method Editor: IME) と呼んでいる。COMベースのフレームワークとしてText Services Framework (TSF) がある。マイクロソフトはWindowsに標準搭載する形で「Microsoft IME」(MS-IME) と呼ばれる入力サービスコンポーネントを公式に提供している。また、MS-IMEとは別に、かつてはMicrosoft Officeにバンドルされる形で「Office IME」と呼ばれるカスタム版も提供されていた。
Androidでもソフトウェアキーボード全般の意味でインプット メソッド エディタ (IME) という用語が使われる[2][3]。また、入力サービスを意味するInput Method Engineの略でIMEが使われることもある[4]。Androidではサードパーティ製のソフトウェアキーボードをアプリケーションソフトウェア(アプリ)の一種として自由にインストールすることができ、Google Playストアなどから入手できるほか、端末ベンダーが独自のソフトウェアキーボードを標準搭載(プリインストール)していることもある。入力サービスと通信するアプリケーション側のコンポーネントをエディタ(editor)と呼ぶが、通常はテキストボックスとして標準ウィジェットのandroid.widget.EditText
を使えば事足りるため、自前でエディタを実装する必要はない。
MacintoshのmacOS英語環境ではInput Method、日本語環境では入力プログラム[注釈 1]、UNIXのX Window SystemではX Input Method (XIM) というように、OSごとに異なる名称で呼ばれている。
日本語環境におけるインプットメソッド
日本語の文章は、漢字・ひらがな・カタカナ・半角英数・全角英数・各種記号など、複数の文字種が混在した複雑な文章となり、また同音異義語が多いため、特に入力システムにおける変換機能のアルゴリズムや学習データの良し悪しが入力のしやすさを左右する。
MS-DOSでは多くの場合、フロントエンドプロセッサ(FEP, 日本語入力フロントエンドプロセッサ)として、キー入力に割り込むかたちで実装されていた。
脚注
注釈
- ^ かつて[いつ?]は英語版と同じ「インプットメソッド」だった。
出典
関連項目
「Input method」の例文・使い方・用例・文例
- InputMethodのページへのリンク