FAIRY TAIL ZERØ
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「FAIRY TAILの登場人物」の記事における「FAIRY TAIL ZERØ」の解説
ユーリ・ドレアー 声 - 小西克幸 「妖精の尻尾」創設期のメンバー。「風精の迷宮」に所属するトレジャーハンター。マカロフの父。 ひ孫のラクサスに似た容姿をした金髪で細身の青年。本人曰く「年齢は10代」。明るくテンションが高い性格だが、何かと面倒を起こすトラブルメーカーな一面もある。狙った宝を必ず手に入れるトレジャーハンターとしての矜持を持ち合わせている。ギルドではプレヒトとウォーロッド以外に心から信じる者はいなかった。 トレジャーハンターの道具や武器として、「ウソ」を言えない空間を発生させ「ウソ」をついた者をゲームの敗者と判断するA級秘宝である魔法アイテム「ジャッジメント・フィールド」や一個5000Jはするという爆弾「結晶爆弾」を使う。 X686年にプレヒト、ウォーロッドと共に天狼玉を手に入れるため天狼島に訪れる。そこでメイビスと出逢い彼女から天狼玉の情報を引き出すために「互いの真実を当てるゲーム」を持ちかけるが、「自分がゲームが始まってから57回まばたきをした」 と自分でも答えられないことを言われ敗北する。さらに、既に「青い髑髏」に奪われていたことを知り、同行を頼んだメイビス達と共にハルジオンに向かう。マグノリアの「青い髑髏」との戦いで重傷を負い、逃走後にメイビスが連れてきたゼレフから雷の魔法を学んだ。マグノリアの解放作戦には消極的だったが、メイビスがマスター・ジョフリーを誘い出した隙にカルディア大聖堂で天狼玉の奪取に成功する。しかし、その正体を知ったメイビスの警告も聞かずに触れたことで天狼玉に取り込まれ、「青い髑髏」の骨の竜の石像に宿って暴走してしまうが、メイビスの発動した「ロウ」で元に戻った。戦いの後、成長できない体になってまで自分を救い出したメイビスに恩義と責任を感じ、彼女の夢のために生きることを決め、同時にメイビスに前を進んでほしいがためにゼーラが幻であることを告げた。その後「妖精の尻尾」を結成するためにプレヒト、ウォーロッドと共に「風精の迷宮」を脱退。結成後、X690年5月にはリタと結婚、X696年3月にはマカロフを儲けるが、同時に妻を喪い、その真相を知らぬままX700年に死去した。 ゼーラ 声 - 花澤香菜 ジーセルフの娘で、ツインテールにした黒髪(カラーイラストやアニメ版では茶髪)の少女。 頭が良く父に溺愛されて育ったことから他者を見下しており、父やギルドメンバー同様にメイビスにも辛くあたっていた。アニメ版では女生徒達のリーダー格で、友人達はギルドマスターの娘であるゼーラに逆らえずにいたことも描かれた。 X679年に「青い髑髏」の襲撃で父を喪う。自身はメイビスに助けられ、彼女の心の強さを知ったことで自身のこれまでの行いを恥じて改心しメイビスと親友になる。「赤い蜥蜴」が全滅してからは2人で天狼島に暮らしていたが、7年後のX686年にユーリ一行が島を訪れた際、天狼玉が7年前に「青い髑髏」に奪われていたことに気付き、天狼玉を取り戻すことにしたメイビスとユーリ一行と共に旅に出る。7年前に改心したことから他者を見下すことはなくなったが内向的で人見知りにもなり、ユーリ一行には警戒心を抱く。マグノリアでの「青い髑髏」との戦いにおいてゼレフから魔法を学び、父と同じ炎の魔法を使えるようになった。 実は7年前の「青い髑髏」襲撃の際既に死亡しており、現在のゼーラはメイビスが類い稀な幻魔法を開花させ、無意識に生み出した幻 であった。メイビス本人が幻と気付いていないのでユーリ達にも見えていなかったが、「青い髑髏」との戦いの後にユーリがメイビスに自身が幻であることを告げたことで彼女が意識し体が消え始める。悲しむメイビスに対し「私はメイビスの中に帰る」と言い残し、彼女が全てを受け入れたことで消滅した。なお、ゼーラの最後の声と姿はユーリ達にも認識され、消える直前に彼らにメイビスのことを託した。 後に本編にも登場し、アルバレス帝国との戦いで「妖精の心臓」から目覚めたメイビスの魔力や思考が一瞬リセットされ、一時的に彼女の中で自分の存在が無意識下となり復活した。アイリーンが発動した「ユニバースワン」の影響で陸続きになった天狼島に飛ばされたガジルと出会い、「妖精の尻尾」を守るために散り散りになったナツ達にギルドの方角を伝える。メイビスが意識を取り戻してきたことで身体が消え始め、メイビスが自分のことを思い出した際に彼女と「妖精の尻尾」に声援を送り、再びメイビスの中に帰っていった。 最終回においては、ラストシーンで妖精の姿で登場し、読者に向けて、「またね」と告げた。 モデルは『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ。 ジーセルフ 声 - 田村真 「赤い蜥蜴」マスター。ゼーラの父。 ギルドに所属していたメイビスの両親亡き後、借金のカタとしてメイビスを引き取り、彼女を使用人として働かせながら虐待していた。その一方、一人娘のゼーラを溺愛している。炎系の魔法を使う。 X679年、「青い髑髏」の襲撃により死亡した。 ジョフリー 声 - 松山鷹志 「青い髑髏」マスター。ジョゼの祖先。 ゴーグルをかけ、髑髏模様のマントを羽織った老人で、顔の影が濃いのが特徴。当時のメイビスに「どう計算しても戦闘では勝てない」と言わしめ、彼女の魔法を幻だと見抜く高い魔法の技能・知識を持つ。 X679年に天狼島の「赤い蜥蜴」を襲撃し、天狼玉を奪った。X686年にはマグノリアを支配しており、天狼玉を取り返しに来たメイビス達を返り討ちにした。その後、北の山に狩りに出かけていた時にゼレフから魔法を学んだメイビスの燃える街全体を再現した幻に嵌り、牢に閉じ込められる。しかし、鍵をかけたのが幻であるゼーラだったため、脱出に成功。ギルド壊滅後はメイビス達が結成した「妖精の尻尾」と対立するために「幽鬼の支配者」を立ち上げる。
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FAIRY TAIL ZERØ(英語版)(フェアリーテイル ゼロ)
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『月刊 FAIRY TAIL マガジン』2014年1号(創刊号)から2015年13号まで連載された。全13話。原作者の真島が本編と並行して執筆。メイビスが主人公を務めており、幼少時代の彼女が成長し後に「妖精の尻尾」を創設するまでを描いた外伝。2016年1月〜3月に本編の枠でテレビアニメ化されている。
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